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内耳の機能が低下しても、人間には小脳が有るから、何も、、、
内耳の機能が低下しても、人間には小脳が有るから、何も問題は無い(代償として働くから、、)なんて聞いたことがあるんですが、本当なんでしょうか? 小脳代償が働き出すと、弱い内耳が更に、働かなくなるのではないか?なんて、気になるんですが?
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今までに何度かメニエール病の発作を起こされたことがおありなんでしょうか?それでもなかなか理解は難しいですが、めまいはよく理解することで不安は軽くなるので、少しNo1さんの補足をしたいと思います。 片方の内耳の働きが落ちると内耳からの情報は「おーい、傾いてるよー」と脳に送られます。でも脳では眼や体からの情報と総合して「耳からの情報は微妙にずれているから、今の少し傾いた状態を水平と判断しよう」と修正します。この状態で安定していればめまいは感じないですし、内耳(バランスを感じる部分)は(低下した状態ながら)きちんと機能します。 ただメニエール病などでたびたび内耳の状態に変化があるとそのたびに脳は混乱し、めまいを感じるようになります。そういうめまい発作が頻発し、治りにくいときは内耳破壊と言って片方の内耳の平衡機能をなくしてしまう方法もあります。そうなれば正常なもう片方の耳からの情報だけで脳は判断しますのでその状態でバランスが取れるようになります。 そういう脳が低下した機能を補う働きを代償といいます。代償が働いたからといって内耳の機能がさらに落ちることはありません。
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- juns777
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平衡感覚は簡単にお話しするのが難しい領域ですね。 めまいとは、自分が感じている位置感覚と実際の位置がずれることによって起こる感覚です。では、自分が感じる感覚とはなんでしょう? 一つはご存知のように内耳による平衡感覚です。次に目による視覚です。最後に目をつぶっていてもひじやひざをどのくらい曲げているかわかるような位置感覚(固有知覚といいます)の3つです。 これらの情報を統合するのが小脳です。入力の感覚が一つへっても理論上は大丈夫です。小脳がうまくやってくれます。ただ「うまくやる」には時間が必要です。通常は数日から数週間かかります。 内耳は方向を示すオートジャイロの役目です。小脳はパイロットです。普通はパイロットが調整を始めても(小脳の代償が働いても)オートジャイロは頑張って働いてます。 ご参考になりましたら幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 内耳は方向を示すオートジャイロ、、とありますが、すいません、読み取り能力が無くて、、 結論的に、両方の小脳が無くても、大丈夫ということでしょうか? 特に、メニエール病では、最終的に内耳破壊術なども、あるようで、、、 どうも、わからないのです。
お礼
回答ありがとうございました。 大変詳しい回答ありがとうございました。 代償について、どうしても、知りたかったので、、、 いい勉強をさせていただきました。