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銀河の赤方偏移観測値を教えてください。

goleoponの回答

  • goleopon
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回答No.9

ハッブル定数は2003年のWMAPから 71+-4km/s/Mpc(誤差5%)と精度よくだされました。 なお2001年のHSTプロジェクトチームは 72+-8km/s/Mpc(誤差14%)でした。 H0 = 67 (km/s/Mpc)は少なすぎると思います。 また、赤方偏移の原因は3つ 1.運動学的赤方偏移 局所的な運動 2.重力赤方偏移   重力場による 3.宇宙論的赤方偏移 宇宙膨張の遠方 Z=0.1程度では、v=czの関係式で大丈夫です。 ですからお尋ねの銀河では、問題になりません。 データはNo.8の方のもので、いいと思います。 遠方の銀河、Z=1以上ですと、相対論的関係式が必要です。 1+Z=a0/a aは宇宙の大きさです。 また銀河系とアンドロメダ銀河の衝突は 以前は約50億年後に衝突とされていましたが、 (30億年後という数字は、10年以上前のデータ) 現在はスーパーコンピューターでシミュレーションされ、 100~150億年後に衝突から合体をし、 ひとつの大きな銀河になる。最終的に局所銀河群は ひとつの巨大な銀河になると、計算されているようです。 300億年後、1000億年後のこともシミュレーション されているようです。 詳しくはクエーサーのところでも紹介した 『宇宙を見る新しい目』日本物理学会編 日本評論社 を参照してください。ハッブル定数の値も載っています。

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