不確定性原理について教えてください
量子力学の不確定性原理について教えてください。
「電子を観測するために光をあてると、運動量が変化してしまう。
観測という行為自体が対象に影響を与えるので、
観測前の状態を知ることは不可能である」
ここまでは理解できました。
しかし、なぜこれが「不確定」であるのかが理解できません。
観測する前にも、何らかの状態であったと考えるのが普通だと思います。
ただし、観測しようとすると状態が変化してしまうので「知ること」は不可能。
ですが量子力学上は観測以前の状態は不確定であるとされますよね?
それどころが予測される状態が確率的に同時に存在しているとされるそうで。
「シュレディンガーの猫」に至ってはさらに理解に苦しみます。
猫は死んでいるか生きているかのどちらかで、
箱を開ける前はそれを知ることができないだけだと普通は考えると思います。
それが、生きている状態と死んでいる状態が重なり合って存在するとは・・・?
量子力学を揶揄するセリフで「見上げるまでは月は存在しないのか?」
というような言葉があったと思いますが、
観測(=認識)していない事象は存在しないことと同義であるとまで考えていくと、
これはもう唯心論vs唯物論のような展開に。
世の中には本当に「不確定(まだ決まっていないこと)」が存在するのでしょうか?
それとも「未認知(決まっているけど知らないだけ)」
(そして認知してしまうと事象は変化するので、結局は永遠に見認知)なだけなのでしょうか?
物理・量子力学は素人なのですが、どうぞよろしくお願いします。
お礼
どうもご教示有難うございました。積分すれば確定的なものになるのかと思っていました。