中古一戸建物件の新築時書類もろもろ

質問

築２年半の中古住宅の購入を検討中です。
新築時の建設会社が判明したことから、
新築時に住宅保証機構の10年住宅性能保証を受けていることが分かり、
仲介業者を通して、売主にその保証書などの提示を求めているところです。
合わせて建築確認書の提示も求めているのですが、
住宅性能保証書もろとも、探してもみつからないとのことで、建設会社や市役所などで書類を揃えるということでした。
本当のことを言えば、その他の設備（システムキッチン、ユニットバス、洗面台、浴室乾燥機など）の取扱説明書なども欲しいと思っています。
これらのものはすべて通常、頂いていいものですよね？
賃貸の場合でしたら、設備の取説は入居時にひと揃え受取り、退去時に返却しますよね。
それと同じように考えて良いのでしょうか。

わたしは住宅の購入は初めてで、売る側のことは分からないのですが
そもそも、住宅を売りに出すときに、その土地や建物に関わる書類はすべて揃えておくべき（または仲介業者が揃えるよう売主に勧めるべき）ではないのでしょうか？
驚いたのですが、保証書を見せて欲しいとお願いしたら、基礎工事の施工状況書のようなものが出てきました。
２年半前に新築分譲住宅を購入していらっしゃるというのに、
売主さんは書類の内容がよく分かっていらっしゃらないように思えます。
保証書や建築確認書って、すごく大切なものだと思うのですが見つからないなんて・・・。

物件に関わる書類について、
１）保証書
２）建築確認書
３）設備の取説
の他に見ておく（受け取っておく）べきものがあるか、詳しい方がいらっしゃったら教えて頂けませんでしょうか。
よろしくお願いします。

回答No.1

jyamamoto · ベストアンサー

土地・建物の登記に関する書類は売買に必ずくっついているでしょうから、引継ぎが必要なものは書かれている書類で概ね結構かと思います。

１）「建設住宅性能評価書」は、瑕疵等に関する「保証書」ではありません。住宅性能表示制度に則って創られた建物であることを証明する書類であって、建物が完成した後は、「何かトラブルがあれば専門の紛争処理機関で早期解決が図れる」という意味合いのものです。
従って、最悪「評価書」がなくなっている場合は、取り扱った「評価機関」を明確にしてもらっておくことです。（評価機関の方に資料が残っているはずですから、残っていれば致命傷にはならないと思います。）

２）「確認申請書」については、建物の増改築をするときに必要になります。もしなくしていても、増改築の際の手続きの代替案を確認しておけば、これも致命傷にはなりません。

３）その他、
＊建物を建築したときの「請負契約書の写し」、建物また、取り付け設備等の「保証書」等で、今後の建物および設備のメンテナンスや瑕疵に関して、有償か無償かを判断するために必要な書類は、できるだけ「写し」をもらうか、内容を確認されておく方が、良いでしょう。

いずれも、本来は建築主が建物と一緒に保管して、引き継ぐべきものですが、一生の買い物として手に入れた人は「転売」を考えていないでしょうから、あまり意識して保管していない場合はあろうかと思います。（逆にいえばそれだけ想いが深かった建物として、安全？なのかも知れませんが・・・）
最悪、書類が無くても大丈夫なようにだけして置かれことです。

お礼

詳しいご説明、ありがとうございます。
住宅性能保証については、今回は保証を引き継げないという返事をもらいました。評価機関は分かりましたが、「新築時に評価を受けている」という意味合いしかないようで、売主さん（新築時の購入者）も保証書自体はもらっていないということなので、見せてもらうのは諦めました。（本当に評価を受けているのか実際には分からないことになりますけれど・・・仕方ありません)
建築確認については、市の「確認済証」と建築確認申請書の写しを頂くことができました。
設備関係の保証書については、見つかり次第いただく、ということで本日売買契約を済ませました。

やはり中古物件は、現状を目視で確認することが大前提で、新築物件ではすっきりしそうなことがすっきりしない（精神的に）ものなのですね。
それでも築浅なので、建築会社からもある程度の書類をいただくことができたのは、良かったと思います。
「本当にこれだけで良いのだろうか」という不安が軽くなりました。ありがとうございました。