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清少納言や紫式部の歯磨き方法
彼女達がどうやって歯を磨いていたとか歯痛に悩まされたというようなことがわかるものが残っているのでしょうか?
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「源氏物語」の「賢木」の巻に「御歯の少し朽ちて、口の中の黒みて笑み給へる、かをりうつくしきは、女にて見奉らまほしう清らなり」(与謝野晶子訳「お歯が少し朽ちて黒ばんで見えるお口に笑みをお見せになる美しさは、女の顔にしてみたいほどである」)と書いてあります。虫歯も美しいものと考えられていたようですね。 「枕草子」の中にも、歯の痛みのために18、9歳の女が顔を赤くして涙を流しながら口を押さえているようすを「をかし」と言っている章段を読んだことがあります。
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- o24hi
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回答No.1
こんにちは。 日本では仏教伝来と共に、楊枝が伝わりました。 平安時代の古文書に一般人の歯磨きのことが記載されているそうです。ですから道具としては、楊枝が使われたみたいですね。 日本で歯磨剤が使用されたのは、応神天皇、仁徳天皇の頃(4世紀)と言われています。それも塩歯磨きで磨いたようです。 中国の唐の時代に、歯は「楊枝」で磨き、歯磨剤として塩を使う風習があった事実を、奈良時代や平安時代の遣唐使・遣隋使が日本国内に伝え帰ったと言うことみたいです。 歯痛に悩まされたかどうかは?ですが、今の食生活に比べれば、虫歯になりにくかったでしょうし、歯がどんどん傷んでくる年齢まで生きられなかったでしょうね。
お礼
早速ご丁寧に教えてくださってありがとうございました。