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三竦み
ヘビはナメクジを、ナメクジはカエルを、カエルはヘビをと互いに恐れる所から〕 三つのものが互いに牽制(ケンセイ)し合って、積極的に行動出来ないこと。〔三者の勢力が一線に並び甲乙がつけ難い意にも、また、一種の均衡がとれる意にも用いられる〕 Shin Meikai Kokugo Dictionary, 5th edition (C) Sanseido Co., Ltd. 1972,1974,1981,1989,1997 三竦みには上記の意味がありますが、 実際にヘビがナメクジをおそれるのでしょうか? ナメクジはカエルをおそれるのですか?
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恐れませんね、ナメクジにそんな感情は無いですし(わからんだけかなー?) さて、日本では奈良時代からこの「三すくみ」があったようで、石川英輔著「大江戸番付づくし」に「虫拳(じゃんけん)」なる遊びがあったようです。 人差し指が蛇、親指が蛙、小指がナメクジだそうで、しかし、この頃にもなぜナメクジかは謎だったようです。 そこで、その起源を調べてみると。 中国の周時代、『関尹子』の「三極篇」の中に『螂蛆食蛇、蛇食蛙、蛙食螂蛆、互相食也』という件があり、これが起源のようです。 ただ、この原典では「螂蛆→ムカデ」の事で、そもそもがナメクジではないとの事です。 とある説によると、室町時代にはゲジゲジを指す「蚰蜒」を訓読みで「ナメクジ」とも呼んだ文献があるようで、どうやらムカデの類とナメクジは同一視されてしまった可能性があるそうですね。 ですから・・、そもそも「三すくみ」の解釈からして日本には間違って伝わった可能性があり、実際の生き物の逸話や理由は後付けされた理由と思われます。 その他にもいろいろと面白い解釈がありますが・・。 興味があったらお調べ下さい。
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- siteuma
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私が昔聞いたのは、 ・ヘビはナメクジが通ったあとはヌメヌメして通れない(ホントかな?) ・ナメクジはカエルに食べられる ・カエルはヘビに食べられる ヘビがナメクジを怖れる、というよりは 単に近づきたくない、という感じなのかも。
お礼
私もナメクジに近づきたくないですもんね。ヘビさんの気持ちも判ります。
- marlborough
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永六輔さんの解説があります。 ナメクジ=ナメクジラの訛化であり、現実のナメクジというよりはなにか大きくて不気味なものという意味で使われているようですね。 カエルはナメクジを食うと思います。
お礼
カエルさんがナメクジを食べるとは知りませんでした。ありがとうございます。
お礼
その様な起源があったとは知りませんでした。 ゲジゲジもムカデも足がたくさんあるのに、ナメクジと同一視していたなんて不思議ですね。 ありがとうございました。