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宇宙の膨張速度は光速で一定?
現在の宇宙の膨張速度は光速超えと考えられていますが、光速未満のやや遅い時代もあったのですよね。 宇宙の膨張がやや遅かった時代、宇宙の膨張よりも電磁波の伝播の方が速かったですか。 そうであれば、今でも宇宙の膨張は電磁波の伝播に追い付いていない可能性がありますよね。 電磁波の伝播が宇宙の膨張と定義すれば、宇宙の膨張は光速で一定なのでは?
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以下のとおりお答えします。 お書きのように、《宇宙の膨張速度が電磁波の伝播速度より遅かった》時代があったことはまず間違いないでしょうね。しかしそのことは、ここでのテーマとさほど深い関係はなく、両者は切り離して考えられる問題ですね。 電磁波は伝播しますが、その過程で減衰していき、ある時点で消滅しますね。粒子としてのフォトンも動きません。ところで、確かに宇宙は加速膨張しているとされますね。膨張といっても、銀河や星や質量粒子が《移動する速度でなく、ボイドが拡大する速度》です。 ですから、そもそも、その速度と電磁波の伝播速度とを比べることはできません。仮に比べることができても、しょせんそれは無意味です。なぜなら、ボイドは容器のようなもので、電磁波はその中で動く波動と粒子ですから。なお、ボイドが拡大する速度が光速以上らしいことはほぼ確からしいですが、電磁波は最大でも光速(約30万km/s)と等値です。
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- Nakay702
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せっかくくださったお礼を今まで見落としていました。今さらお礼のお礼というのも変ですが、その節はお礼コメントをありがとうございました。遅れたお詫びとお礼のお礼ついでに、《いつも楽しい話題をご提供くださりありがとうございます》。 >ビッグバン直前の超高温超高圧を維持するには容器、ブッダ様の手?神様の手?が必要だった訳ですね。現在もこの容器が存在していて意図的に膨張しているのか、この容器はエネルギーを透過するのか、興味深いです。ありがとうございます。 ⇒いかに巨大なものでもそれを俯瞰して見ることができるような存在(神の神?)がおわすと仮定しましょう。我々の住むこの大宇宙は、超巨大な〔半径138億光年+そう(半径138億光年だと)言われた時から現在までに膨張で拡大した分〕の、ビッグビッグブラックホールみたいな世界です。 何を言いたいのかと申しますと、この大宇宙からは、いかなる物質も電磁波も飛び出すことはできない、ということです。言ってみれば、我々のこの宇宙は、いかに巨大でいかに高速で膨張しつつあろうと、《有限な閉鎖空間である》ということです。我々はこの宇宙が、永遠にビッグリブを続けて、分子から原子へ超粒子へと分解されようが、ある時点で膨張が止まって、収縮に転じてビッグクランチに向かおうが、常に我々を包含する《この宇宙と運命を一つにする以外の関係性はあり得ない》ということは、ほぼ確かなことだと思います。 ということで、相変わらず、《お遊び風返信》で失礼いたします。
お礼
ビッグバン直前の超高温超高圧を維持するには容器、ブッダ様の手?神様の手?が必要だった訳ですね。現在もこの容器が存在していて意図的に膨張しているのか、この容器はエネルギーを透過するのか、興味深いです。ありがとうございます。