ケネディ家は、貴族のような存在?

質問

ケネディ家は、アメリカの貴族のような存在ですか?アメリカ人は、王や貴族に憧れているというのは本当ですか?英王室や日本の皇室が大好きなのは、そのためですか?

回答No.2

jack-a3 · ベストアンサー

アメリカにはケネディ家以外にもロックフェラーとかヒルトンなど名家と呼ばれる一族がいくつかありますが、彼らを貴族のような存在と呼ぶかどうかは、貴族の定義によるでしょう。

原理主義的な貴族の定義は、「大規模な土地を持ち、生活のための労働から解放される代わりに政治的、軍事的に指導者を担う責任と権限を持つ身分であり、またその身分が世襲により継承される一族」みたいな感じになるかと思います。
ケネディ家がその定義を完全に満たしているかというとちょっと違います。そもそもアメリカはイギリスの貴族社会、階級社会の否定から建国された国なので、貴族的身分を認めるような政治体制にはなりません。

名家の一員であることで尊敬を集め、指導者的立場になりやすい一方で、存続のためには(暗黙的に)果たすべき社会貢献が必要であるという意味では貴族のような存在と言えなくもないです。ですがアメリカで名家と呼ばれる中には比較的最近成り上がってきた家も多いです。つまりビジネスで成功して大きな財を成した人や一族が福祉的な活動や社会貢献を行うことで尊敬を集め、やがて名家と呼ばれるようになっていくようなルートがあるということです。これは誰でもその立場になることができるチャンスがあるという意味で非常にアメリカ的です。

ただ、アメリカの名家が名家のまま存在し貴族とならないのは、単に国として若いからだという側面もあるでしょう。欧州の貴族だってその成り立ちは今のアメリカの名家のような立場だったはずです。ですから500年後にアメリカにも貴族階級が存在してても不思議じゃないかも知れません。
王家好きな人がいるのもそういった歴史ある国に対するコンプレックスの裏返しなんだと思います。

お礼

ご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。目からウロコが落ちました。

Powered by GRATICA

回答No.6

pri_tama

大統領に成ったジョン・F・ケネディの母「ローズ・エリザベス・フィッツジェラルド・ケネディ」は、伯爵位を持っているガチの貴族だったりしますが...。
(まあ、"アメリカ"の貴族ではないのですが)

ケネディ家は大統領選挙にまで影響が出るほどの資産を持っているのでアメリカンロイヤルファミリーなんて言われますが、逆に言えば資産が無くなったら...。

福澤諭吉がアメリカの民主主義を説明する際に初代大統領のジョージ・ワシントンの子孫がどうなったかをアメリカ人は誰も気にしていないと説明した様に、アメリカ人は血族の繋がりには冷淡です。

イギリスだと子孫が財産を食いつぶして破産したり、自宅が小さなマンションの賃貸(一般人より貧しい)でサラリーマンやってる公爵だっていますが、公式な場では身位に即した待遇を受けます。

日本でも、皇籍離脱した元皇族は、財産をほぼ全て没収(戦後の復旧に使うため)されましたが、財団等の名誉職に就くことも多いですし、政府が皇族復帰案を検討するくらい重要視されています。

アメリカって誰かの子孫だから丁重に扱うと言う概念が薄いですから、貴族とは相反する社会だと思います。

回答No.5

AlexJenifer

「貴族」にはちゃんとした「定義（言葉の意味）」があるので、ケネディ家は貴族ではありません。

単語で表すなら「名家」ですね。19世紀半ばにアイルランドから移民し、米国Jで生まれた最初の人物が事業に成功して政治家となり、第三世代で大統領を筆頭とする３人の著名政治家を輩出した「名家」です。

「アメリカ人は、王や貴族に憧れているというのは本当ですか?」
いいえ、それは真っ赤な嘘ですよ。
憧れている人はいます。実際、東南アジアやアラブの王族と友達付き合いするのを自慢にする人、子弟をわざわざ彼らと同じ学校に入れるために億単位のお金を使う人がいます。ですが、そんなのは今のアメリカ国民全体からすればごく少数の人達ですね。

回答No.4

DESTROY11

貴族は土地に付属する階級であるので、ケネディ家は貴族ではありません。

商売で稼ぎ、社会的影響力を得るようになったので、どっちかというと「ジェントリ(紳士階級)」ですね。

回答No.3

薫子（@kao-ruko）

そのとおりですが、
日本の皇室を大好きではありません。

嫉妬しています。

回答No.1

gunsin

ケネディ家はアイルランドから移民で米国に来ました。
卑下した言葉で、アイリッシュと呼ばれてます人達で、ビートルズの
４人と同じです。
今の流行り？の言葉では、欧州の負け組に成ります。
王や貴族に憧れているとの話を私は知りません。
王や貴族には、誰でも成ってみたいと思うのでは・・・