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ラバートラックの進路選択における重要性とは?
- 中3の息子が志望校選びの理由にラバートラックの有無を挙げた。
- それについて父親は学校の校風や進学実績といった他の要素も重要と考えている。
- ラバートラックが高校選びにおいて本当に重要かを疑問に思っている。
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中学時代帰宅部、高校時代陸上部でした。 元々運動が苦手で、ずっと逃げてきた、もちろんケンカも弱い、だけど勉強はそこそこ出来る、当時いわゆるもやしっ子でした。 中三の頃、さすがにこれではいかん、何か運動をしなきゃ、でも野球もサッカーも何も出来ないし、と思っていた矢先に、学区に唯一「自転車部」があった、かなり偏差値は低い私立高校を見つけ、父親に「この高校に行きたい、自転車部があるから」と言ったところ、さすがに一笑に付されましたね。「お前バカか、自転車がやりたいとかいう理由でわざわざそんな偏差値の低い高校に行くのか?」と言われましたね。 結局公立の普通高校(進学校)に進学し、国立大学の工学部に進学できました。今、それなりの企業で、設計の仕事をして家族を養っています。 今は本当に、あの時一笑に付してくれた父親に、感謝しています。 「運動をしなければ」という思いは、結局高校で陸上部に入部して、長距離チームのドンケツではありました(私より遅い3名がみな途中で辞めてしまったので)が3年間続け、色々と体力的な自信もつき、大学では格闘技の部活に入りました。今は全然運動も苦手ではありません。 ラバートラック、 はっきり言って、何の意味もありません。確かにラバートラックってすごく速く気持ちよく走れますが、大会では結局皆同じ条件ですので、ラバートラックだろうが何だろうが、速い人は速いし、遅い人は遅いままです。 息子さんはおそらく「自分が中学陸上部でぱっとしなかったのはラバートラックで日常的に練習しなかったからだ」と思いこんでいるのだと思います。 言葉悪いですが、 「結局他人のせい」 「自分は悪くない、ラバートラックさえあればうまく行ったんだ」と、自分以外に責任を転嫁させているだけです。 そんな息子さんですから、ラバートラックに目がくらんで進学して、最終的に大学進学でぱっとしない結果になったときに、 「なぜお父さんはあの時僕を止めてくれなかったのか、僕は悪くない」 と、また他人のせいにしてしまうと思います。何かもう、色々ダメですよね。 時として、毅然として、息子の言葉を一笑に付すのも、親の役目です。だって、トータルでダメになってしまうのが、親からは見えているのですから。親として気づいていて逃げるのは、ダメです。 子供の自主性を重んじる、とか言いながら、結局甘やかして、親として逃げてしまっていたら、それは愛情でも何でもないですよね。
お礼