• 締切済み

お答えいただけましたら幸いです。

本多勝一の親和度について、どなたか詳しく説明いただけましたら幸いです。

みんなの回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.7

補足にお答えします。 >『 「わかち書き」のために読点(物理的なテン)を打つと、論理としての読点(テン)を侵略して、統辞の上で重大な破綻をもたらすことになりかねない 』 は結局は、 論理としてのテンと物理的なテンを同じ文章などの中で混合しないでどちらかに振って使った方が、読みやすいよね、ということなのでしょうか? ⇒そうですね。次のようにも言えますね。 「英語などにある分かち書き用の符号はカンマ(,)とセミコロン(;)とがありますが、日本語では原則として読点(、)しかありません。そこで、語句だけの小区分を表す時は中黒(・)を援用すると、文意が明快になり、理路整然とする。」

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.6

補足にお答えします。 「統辞の上で重大な破綻をもたらす」は、やや大げさな表現かも知れませんが、本多氏の言わんとすることも分からないではありません。実は、私もこの読点問題で迷っていたことがあります。 例えば、 「息子と仲の良い秋元君、内藤君、篠田君も、何かと内藤君をいじめている藤本君も、いつも3人だけで連るんでいる小川君、長田君、富沢君も来たので、どんな誕生日会になるのやら、気がもめて仕方がありませんでしたよ。」 と言うと、並列関係の語を区切る場合も節を区切る場合も同じ読点を使っていますね。 そこで、もしも、節を区切る場合は読点のままとし、語を区切る場合に中黒を用いれば、いくらか明快な表現になるかと思います。 「息子と仲の良い秋元君・内藤君・篠田君も、何かと内藤君をいじめている藤本君も、いつも3人だけで連るんでいる小川君・長田君・富沢君も来たので、どんな誕生日会になるのやら、気がもめて仕方がありませんでしたよ。」 あなたがお書きの文で言えば、 「これからは運動、睡眠、食事に気をつけようと思う。」 という単文の場合は、確かに何ら違和感はありませんね。 しかし、 「これからは運動、睡眠、食事に気をつけて、1日30分以上ウォーキングかジョギングをし、7時間以上の睡眠をとり、3度の食事以外の間食を避けようと思う。」 のように節が加わって、いわば重文のような形になると、上記と同じ伝で、 「これからは運動・睡眠・食事に気をつけて、1日30分以上ウォーキングかジョギングをし、7時間以上の睡眠をとり、3度の食事以外の間食を避けようと思う。」 のように読点と中黒を使い分ければ、幾分明快な表現になると思います。

shinleo1918
質問者

補足

お答えいただきありがとうございます。 『 「わかち書き」のために読点(物理的なテン)を打つと、論理としての読点(テン)を侵略して、統辞の上で重大な破綻をもたらすことになりかねない 』 は結局は、 論理としてのテンと物理的なテンを同じ文章などの中で混合しないでどちらかに振って使った方が、読みやすいよね、ということなのでしょうか?

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.5

再度の補足にお答えします。 >この人の言っていることをいちいち考えていたら、逆に文章書きづらいとさえ感じます。 回答者様は如何お考えになりますか? ⇒私の場合は、さほど抵抗感なく「ふむ、ふむ」と納得しながら読んでいたように思います。ただ、本多勝一氏は、新聞記者としてたくさんの文章(記事)を書き、講演や執筆のためにたくさんの論文やエッセーを読んで、「まずい」文章に出会うことがよくあったようで、そのたびにある種憤りにも似た感情が心に巣くい、高姿勢のスタンスが身についてしまったのかも知れませんね。

shinleo1918
質問者

補足

お答えいただきありがとうございます。 まあ、職業柄文章と密接に関わってきた人ならでは、ということなのでしょうね。 ただ更に言えば、この人の読点(もっぱら論理として(統辞論として)の原則で)に関する考えで、 『「わかち書き」のために読点(物理的なテン)を打つと、論理としての読点(テン)を侵略して、統辞の上で重大な破綻をもたらすことになりかねない』、 というようなことを言っています。 自分で考えた例文(最初の一文はこの方の著書に乗っていた読点を打つ場合の原則の例文で、最後の一文は私が付け加えました)ですが、 「病名が心筋梗そくだと、自分自身そんな生活をしながらも、元気にまかせて過労死を重ねたのではないかと思う。これからは運動、睡眠、食事に気をつけようと思う。」 などという文章を書いたりなどする場合、 最初の一文はこの方の言う読点の打ち方の原則である、「長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ」を元にテンが打たれており、これは論理としてのテンなのだと思います。しかし次の一文内のテンはすべて並列としてのテンであり、この方の言う物理的なテンであり、論理のテンを侵略したりなどするテンなのでしょう。 ですがどうでしょうか。 これなどを見て、同じ文章内でこの方の言う異なるテンの打たれ方をしている箇所があるからと言って、読み難いと感じたり、誤解などをする人がどれ程いるのかと思ってしまいます。 この方は、並列などでは読点ではなく、ナカテンや「わかち書き」をしろと言っていますが、そもそも物理的なテンと論理としてのテンを同じ文章内などでうったからと言い、前者が後者を侵略して、統辞の上で重大な破綻をもたらすことになりかねない、とい意見には理解に苦しみます。 このことについて、回答者様はどうお考えになりますか? 物理的なテンが論理としてのテンを侵略して、統辞の上で重大な破綻をもたらすことになりかねない、とは一体どういことなのかも分かる範囲でご説明いただけましたら幸いです。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.4

補足にお答えします。 >取り敢えずは、理解できました。ちなみに、回答者様は本多勝一の「日本語の作文技術」という著書をお読みになられたことはありますか? ⇒はい、かなり昔ですが、私が定期購読していた「言語」で読んだ記憶があります。ただ、単行本になったものは読んでいませんでしたので、今回は別途「松尾信一郎の雑記帳」などを参照させていただきました。 なお、今回お尋ねのようなご質問は個人的に大好きで、いろいろ(ぼけた)頭の体操をさせていただいてます。ありがとうございます。(その意味では、「単語」、「品詞」、「形態」や類義語の話は、残念ながらいまいち深まりませんでしたね。)

shinleo1918
質問者

補足

お答えいただきありがとうございます。 私はこの方の本を読んで思っことは、説教たらしく上から目線に感じたということです。 特に読点の打ち方に関して、二大原則くらいしかないなどと言っていますが、 そもそも現代人である私が読んでも特に読み間違いや読み難いと感じない読点の打ち方をされている文章を読んでも、この人からすると間違っている打ち方になるようです。 この人の言っていることをいちいち考えていたら、逆に文章書きづらいとさえ感じます。 回答者様は如何お考えになりますか?

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.3

前便で誤植がありましたので、訂正・補足して再送いたします。 (再送分) >本多勝一の親和度について、どなたか詳しく説明いただけましたら幸いです。 ⇒「親和度」とは、分かりやすく言い換えれば、「くっつきやすさの度合い」という意味です。 例えば、「太郎と洋子の父」と言う場合、太郎も洋子も父に対して同じ程度に結び付きます(「太郎の父」も「洋子の父」も同じように言える)ので、解釈上の混乱が起こり得ます。つまり、「太郎と洋子の父」と言うだけでは、「太郎」と「洋子の父」なのか、「太郎と洋子」「の父」なのか分かりませんね。すなわち、ここには「構造的な多義性」があります。 そこで、この多義性・曖昧性を解消するために、 ①適切なところに読点を打つ:  「太郎と、洋子の父」(太郎と父が並立)、「太郎と洋子、の父」(太郎と洋子は兄妹)。 ②語順を入れ替える:  洋子の父と太郎(父と太郎が並立)。 ③適切な語を補う:  「太郎・洋子兄妹の父」、 などの方法が講じられます。 なお、最初の表現が、例えば、「太郎と洋子の彼氏」なら、なんの問題も起こりませんね。つまり、この場合、「太郎」と「彼氏」の間には何らの「親和度」も「構造的な多義性」もない、と言えるわけです。 もう一つ、別の例を見ておきましょう。 「ドローンが、赤や黄のもみじの連なる山々を映していた」と言うと、「連なる」のは「もみじ」なのか、「山々」なのかはっきりしませんね。この紛らわしさも、上述のような、①読点の使用、②語順の入れ替え、③語句の補充 などを個別に、あるいは、取り合わせて利用するなどすれば防ぐことができます。 ・「連なる」のは「もみじ」である場合:  ドローンが、赤や黄のもみじが一様に続く、山々を映していた」(①+③)。 ・「連なる」のは「山々」である場合:  「ドローンが、赤や黄のもみじの山々の連なりを映していた」(②+③)。 以上、ご回答まで。 いかがでしたか。(コメントなどをいただければ嬉しいです。)

shinleo1918
質問者

補足

お答えいただきありがとうございます。 取り敢えずは、理解できました。 ちなみに、回答者様は本多勝一の「日本語の作文技術」という著書をお読みになられたことはありますか?

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.2

以下のとおりお答えします。 >本多勝一の親和度について、どなたか詳しく説明いただけましたら幸いです。 ⇒「親和度」とは、分かりやすく言えば、「くっつきやすさの度合い」という意味です。 例えば、「太郎と洋子の父」と言う場合、太郎も洋子も父に対して同じ程度に結び付く(「太郎の父」も「洋子の父」も同じように言える)ので、解釈上の混乱が起こり得ます。つまり、「太郎と洋子の父」と言うだけでは、「太郎」と「洋子の父」なのか、「太郎と洋子」「の父」なのか分かりませんね。すなわち、ここには「構造的な多義性」があります。 そこで、この多義性・曖昧性を解消するために、 ①適切なところに読点を打つ:  「太郎と、洋子の父」(太郎と父が並立)、「太郎と洋子、の父」(太郎と洋子は兄妹)。 ②語順を入れ替える:  洋子の父と太郎(父と太郎が並立)。 ③適切な語を補う:  「太郎・洋子兄妹の父」、などがあります。なお、最初の表現が、例えば、「太郎と洋子の彼氏」なら、なんの問題も起こりませんね。つまり、この場合、「太郎」と「彼氏」の間には何らの「親和度」も「構造的な多義性」もない、と言えるわけです。 もう一つ、別の例を見ておきましょう。「ドローンが、赤や黄のもみじの連なる山々を映していた」と言うと、「連なる」のは「もみじ」なのか、「山々」なのかはっきりしませんね。この紛らわしさも、上述のような、①読点の使用、②語順の入れ替え、③語句の補充 などを個別に、あるいわ、取り合わせて利用するなどすれば防ぐことができます。 ・「連なる」のは「もみじ」である場合:    ドローンが、赤や黄のもみじが一様に続く、山々を映していた」(①+③)。 ・「連なる」のは「山々」である場合:    「ドローンが、赤や黄のもみじの山々の連なりを映していた」(②+③)。 以上、ご回答まで。

  • FattyBear
  • ベストアンサー率32% (1227/3743)
回答No.1

こんな意見(解釈)もあります。 https://honto.jp/netstore/pd-review_0602596675.html

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