まず寺院は宗教的な意味がないと思います。
信じてないならキリストやイスラムの寺院も同じです。
ただ、訪れたのなら訪れた理由があるはずですので、それぞれの宗教をリスペクトする必要があり、範囲の礼儀として、手を合わすべき個所では手を合わすべきです。
そうでないなら行くべきではありません。
また、先祖の墓があるのが菩提寺ですが、同じ宗派の本山などにお参りする事もあるかもしれません。
その場合は、菩提寺かどうかに関わらず意味を持ちます。
神社に関しては、そもそも宗教的な意味がないと思います。
柏手を打ってお願い事をする場所としてアミューズメント化しています。
それ自体正しい解釈ではありませんが
神道は八百万オールカマーな雰囲気があり、その場限りの勝手なお願いも聞いてくれると考える風潮があります。
そもそも〇〇神社にお参りしてきたといっても、何の神様が祭られているのかさえ大半の人は知りません。
伊勢神宮にお参りしてきたという人に、じゃあ何の神様にお願いしたの?と聞いても???となるだけです。
アミューズメントとして楽しみ、他の方も同様にアミューズメントとして楽しんでいる雰囲気を壊さないのが大人の対応です。
また、氏神様に関しても神様であるご神体を崇拝しているというよりも神社に所属しているという意味の方が強く
例えば、なんとか八幡が氏神様としても、そのなんとか八幡は屋号でしかなく、稲荷や恵比寿天や大黒天を合祀していたりします。
この時に氏子は八幡様に使えているというより、神社に所属しているという意味の方が強い気がします。
八幡様を信仰しているのであれば、どこの八幡様でお祈りしてもご利益は同じハズなので、氏神というか氏社にこだわりは必要ないはずです。