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土がどぶ臭く、土の中にあった木が真っ黒
竹林を伐根して半年、畑をしようと重機で天地替えをしたところ、土が鼠色でどぶ臭いところが何か所かあり、決まって、木や竹のガラが真っ黒になっていました。 伐根をしたときも粘土質でそういうところは何か所かあって色々調べて排水が悪いのかと思って、その部分は空気に触れさせていましたので、また新たに出来たのかなと思っています。 質問ですが、今回は木や竹のガラが真っ黒で、ぐにゅぐにゅの柔らかさになっていて、木まで臭いので、何か変な病気だったりしないかなと心配です。土を入れ替えた方が良いのか、緑肥やもみ殻を入れたり土壌改良したら大丈夫なのか。皆さんはどう思われますでしょうか?
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地下地形に問題があるのでは?だとすると地下から改善しないと、土壌改良自体が無理です。無理に行ってもどぶ臭さは治りませんし野菜に病気が付き易くなります。 まず地中の深めのところに厚い粘土層があり、雨水などが地下の深いところに浸透できず溜まって淀んでいることが考えられます。確認には少なくとも1mくらいの深さの穴を掘り、その断面に見える土の層を見て粘土層を破っているかを確認します。山の裾野などに近くて山から地下水が流れて来るとかで無いなら、その場所に必要数の穴を掘って地下50cmに小砂利と砂を詰めて簡易的な暗渠を設け、今の土は全て総取り換えし他所から運んだ土に入れ直すか(これだと早めに畑が作れる)、今の土に客土して長い目で土壌改良していくか(早くても3年、何でも育てられるほど好転するには5年以上)が目安です。 おそらく昔は湿地だったところが徐々に水が減り平地になる途中。でも平地に成りきるまで待つにはあまりにも年月がかかりすぎます。 我が家が建つ土地の周囲も多くが元は泥炭地で(アシが水中で長年腐らず堆積したピートモスで出来ている湿地)、ここは平地であるものの地形的に広範囲に地下の浅いところに岩盤があり水はけが悪く以前は周りが全て田んぼ。そこを昔の国の政策で稲作の減反制限で全てを畑に変える時、赤粘土を焼いた陶製の暗渠土管を入れて水を排水させ客土しましたが、それでもよその土地よりはいまだに保水性が高めで長雨が降れば数日畝に水が溜まっています。 野菜も、水はけを好む種類のものはうまく育たず多くの農家は決まった作物を4~5種類輪作していて、あまり多くの種類を同時に栽培する農家はありません。ちなみに地下にある岩盤が途切れる、海側にほんの少し下った隣地区からは土の水はけが良すぎて、玉ねぎ専門農家が多いのですが土の保水性が無さ過ぎて農業用の大型自走式スプリンクラーで何度も水を畑に撒いています。 先住者が元田んぼだったほとんどの広い畑は売却したので我が家の今残っている家周りの畑の中では国道際の、昔は道路の水抜き側溝があった特に水分の溜まっていた元泥炭地部分の畑は、土質の多くが昔からの泥炭がかなりゆっくりと分解されたものの様で、普通の土とも砂土とも違う案外サラサラした粒。土中の有用微細生物が乏しいらしく団粒化できません。10年ほど耕作放棄し牧草が茂っていますが、生えている牧草が枯れた分の植物繊維程度では足らないのと、それを土に変えてくれる有用微細生物も乏しいらしくいつまで経っても粒はサラサラのまま。おそらく他所から客土して良く混ぜてから毎年植物繊維の豊富な堆肥(馬糞堆肥・稲わら堆肥・バーク堆肥)を毎年加えながら土壌改良を続けるべきなのでしょうが私たち家族は農家ではなく野菜はほぼ栽培していないのでそのままにしています。今は勝手に生えてきた野生のミツバと、苗を一株植えて長い年月で殖えたラズベリーの茂み、山わさびと言われるホースラディッシュを生やしっぱなしにしているだけです。 先住者は50年ほどこの土地に暮らし開拓して新規農業で稲作と野菜を作り牛も飼っていたそうですが、国道縁の畑で長年小松菜を連作し続けそのために牛糞と化成肥料を常用していたとのことで、牛糞由来の粘りが酷く、私たちが引っ越してきた時の土は保水性が良いを超えて雨が降れば泥になりネタネタに、乾燥すれば石のようにカチカチに固まる土でした。他にも牛糞を使えば避けられないリスクがあり(特に輸入飼料由来の外来雑草の蔓延りが酷い)、質問者様の土地の土壌改良でも牛糞堆肥は使ってはいけないと思います。 お金がかけられるのなら、小型の重機で畑に何列も1m以上の溝を掘り50cm深さまで小砂利と砂を入れてから、今の土をできるだけ除去し他所から運んだ質の良い土に総取り換えが一番良い改善法と感じます。 応急的にはレイズドベッド法で今の土地の上に木枠を置いて中に他所の土地から持ってきた土を詰めると土内の水はけは良くて野菜は作れるでしょうが元の土が手付かずになるので空気中の湿気は慢性的で改善できず病気の原因になりうると思います。我が家の建物北側にある他の小さい畑では、隣が開けているので日差しも悪くなく風通しはある程度あるはずなのにうどん粉病が毎年出ていましたし。 地中からの慢性的な湿気と言うのは案外深刻なもので、その上に建つ我が家は引っ越した時に家中にカビが酷くて畳を剥がしてみると粉を撒いたように白いカビが溜まっていて、掃除機で吸うと舞い目に入って瞼が腫れるほど、ここに引っ越してきてアトピーと喘息を発症し、引っ越さない限り症状は治らず薬で無理に抑えている状態です。 植物にとっても決して良い土地ではなく、特に花だと栽培できる種類が限られ、それも短命で宿根草でも数年で絶えてしまうので種子から育てての維持が大変、こぼれ種子で殖えて咲く花の種類は限られます。 山菜を何種類か先住者が植えていましたが全て湿地を好む種類ですし勝手に生えてきた野生ミツバも道路向こうの林に生えていますから、元々生えていたものの種子が畑の土の中で50年休眠していたものが、耕作放棄した途端土が耕されず牛糞堆肥や肥料が足されなくなった途端発芽条件が揃い生えてきたものの様です。 湿地を畑に変えるにはかなり大変で竹林があった所だと根を取り除くには重機が必要と思います。試しに粘土層の位置を確認する穴を掘ってみてから、根の除去の後に深く掘り起こす作業も兼ねると地中深い所の土の状態も分かり、浅いところに粘土層があったとしても取り除ければ、あとの土壌改良がかなり楽になると思います。 粘土層は取り除き畑にま混ぜない事。良くない菌が多く住み着いていますし客土しても混ざってくれずいつまでも塊で存在し続けます。 当地の泥炭地の範囲の広い地区では、昔から地中に暗渠を設けて客土し土壌改良を繰り返しても野菜栽培に向かず、昔は田んぼにしていたものの、畑への転向後は農業が立ち行かず仕方なく酪農家に転身したり酪農家に売却した家がいくつも。牧草しか満足に育たない畑が多くもっと内陸の農家の、家からかなり離れた所にある休耕畑を借りて牛の飼料用のデントコーンを栽培しているところが多いです。
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- nagata2017
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ちょっと深く掘って 砂利を入れて水はけをよくすることからですね。 緑肥やもみ殻を入れるよりは 砂を混ぜるほうがいいと思います。 畑用の土づくりはその後です。
お礼