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果たして、ホントに日本は負けたのか?

eroero4649の回答

  • eroero4649
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回答No.2

負けも負け。大負けです。 まず生産力。この時点でもう負け確定。大日本帝国が太平洋戦争開戦後に完成させた空母は雲龍型が3隻と大鳳。あと戦艦から空母に改装した信濃です。他に商船などを改造した空母が8隻くらいありました。 しかも雲龍型は空母が完成した頃には肝心の載せる航空機がなくなっていたという始末です。 それに比べて、アメリカはエセックス級という100機くらい載せられる正規空母を終戦までに20隻作りました。完成したペースで換算すると2ヵ月に1隻は完成している計算になるので「隔月刊正規空母」と呼ばれます。 他にジープ空母と呼ばれた軽空母を山のように作りました。こちらは完成したペースは週1になるので「週刊ジープ空母」と呼ばれます。 他に巡洋艦の本体を利用した軽空母も作られまして、こちらは「臨時増刊軽空母」と呼ばれます。 これらに搭載する航空機に事欠くこともありませんでした。 その航空機ですが、こちらをご覧ください。 https://youtu.be/xAWQCW_Wr_8?si=t76-IGMYvqGibPux 着艦に失敗するアメリカ軍航空機の映像ですが、まずこれが「カラー」で残っていることのすごさですね。日本には当時カラーフィルムそのものがほぼ皆無でした。 そして航空機は時に派手に艦橋などに衝突し、胴体がもげるほどの大損害になっています。しかし、そこから搭乗員は自力で脱出している映像もあります。つまりケガひとつ負っていないのです。それは機体そのものがとても頑丈だから。日本軍機がああなったら、100%搭乗員は助かりません。頑丈だから、当然撃墜もされにくいです。 日本軍機は特に海軍機に強度上の問題があることが多く、事故で失われる機体と搭乗員が多くありました。戦後アメリカ軍の戦略調査団が報告書を作ったのですが「日本軍の事故率の高さとそれによるパイロットの損失は異常」と呆れるほどでした。 アメリカ軍機は頑丈なので、海上などで不時着水することもありました。アメリカ軍はこういった搭乗員の救出にも熱心でした。アメリカ軍機には性能が高い無線機があったので、無線で救助を要請できたのです。そして航空機搭乗員を救出するために潜水艦と飛行艇が使われていました。ブッシュ大統領(父)も太平洋戦争時に空母艦載機搭乗員として参戦し、撃墜されて潜水艦で救出される経験を持っています。 このようにして救出された搭乗員は、その経験を生かして次は撃墜されにくくなります。南太平洋海戦は「日本軍最後の勝利」となる海戦でしたが、なぜそれが日本軍にとって最後の勝利となったのかというと、実戦経験豊富な空母艦載機搭乗員を多く失い、補充がきかなくなったからです。一方のアメリカ軍は、失われた航空機の数では日本軍とあまり変わりませんでしたが、実際の戦死者は数十人程度に過ぎなかったといいます。大半は何らかの形で救助し、失われることはありませんでした。 さらにアメリカ軍では概ね3ヵ月くらい任務に就くと、一旦後方で休養をとることができました。あと何日に一度かは忘れましたが、勤続疲労にならないように戦場でもローテーションで出撃していました。 日本軍のほうはというと、いうまでもなく「月月火水木金金」で毎日出撃でした。疲労がたまればそれで撃墜されることも増えてくるのはいうまでもありません。 日米の精密機器の性能差は、比べるのはアメリカの製品に失礼というレベルで雲泥の差がありました。大戦後半になると、アメリカ軍はレーダーで日本軍機を補足し、無線で誘導して待ち伏せをすることが可能になりました。1944年のマリアナ沖海戦では日本軍航空部隊はアメリカ軍戦闘機隊の待ち伏せに遭って一方的に全滅しました。文字通り「一指も触れられない」状況になりました。 この「まともに攻撃しても一指も触れられない」という状況が神風特別攻撃隊の「体当たり攻撃」に繋がります。どのみち撃墜されてしまうなら体当たりしてしまえになったのです。そしておそるおそる始めてみたら思った以上に損害を与えることができたのでなし崩し的に「じゃあもうカミカゼで」になってしまったのです。 とはいえ、アメリカ軍はダメージコントロール技術も優れていて、前述の隔月刊正規空母のエセックス級は戦争の様々なノウハウが注ぎ込まれていて高いダメージコントロール能力を持っており、戦闘で沈没したエセックス級は1隻もありませんでした。 またアメリカ人はアイスクリームが大好きで、戦艦や空母などの大型艦にはアイスクリーム製造機が搭載されていました。駆逐艦などの小型艦の乗員のために、アメリカ軍は「アイスクリーム製造船」を作って前線に送り、水兵の人気を集めました。日本にもそういう船は1隻だけありましたけどね。 海軍の話だけで、こんなに長くなってしまいました。もし陸軍編もご希望でしたら、回答いたします。陸軍になると海軍よりもっと圧倒的です。 よく右向きの人が「あくまで物量で負けた。戦闘では負けてない」というのですけど、戦闘で優位に進めてたのは開戦後の半年からせいぜい1年までです。そこから先は正面きっての戦闘でも勝てない状況となりました。 アメリカは「日本とほぼ単独で戦い壊滅させ、ドイツ軍とも直接戦って、ソ連に膨大な物資を供給した」のです。しかも「それでもまだ本気出してないけどね」なのです。

chacha0035
質問者

お礼

いや~、すいません。私の質問の仕方がおかしかった! 「多分、あのまま戦争してたら本土決戦で日本が勝ってたよね!」 みたいなたわ言をほざくつもりはありません。 そういったIFの質問じゃなくて、起きた歴史をそのまま見たときに、 日本軍99パーセント敗戦濃厚→だけど本土決戦に備えてた→アメリカが民間人虐殺→仲介を頼んでたソ連が侵攻→降伏 あれ?これって純粋には「戦争」に負けての降伏じゃないんじゃ? 6月23日までが戦争。それ以降は虐殺・・・とまぁ、こう思ってる次第です。 もちろん最後まで戦ったとしても負けてたと思うんですよ。 回答ありがとうございました。

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