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日本への原爆投下について
もし、アメリカに原爆を投下されなかったら、ソ連に北海道を占領されたかもしれないということはないですか? よく、もともと降伏の準備を進めていて原爆投下されなくてもこの時期に降伏していたなんていう人もいますが、あの当時の上層部の責任のなすりあいを鑑みるととてもそのようには思えません。広島に投下された新型爆弾の驚異的な破壊力を目の当たりとしていよいよ上層部の連中も自らの命に危険が及ぶのを察知し降伏が早まったのは明らかだと思うのですが、いかがですか?
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「核使用」は絶対悪ですが アメリカの原爆投下が、あの時代あの状況で本当に絶対悪だったのか?と言われると、うーん、と考えてしまいます。 アメリカ軍の「飛び石作戦」、太平洋の島々を陥落させる作戦で、日本軍は玉砕前提の(実際には本当に「全滅」ではなかったらしいですが)血みどろの防衛戦、白兵戦を繰り広げ、捕虜になってから隠し持っていた手りゅう弾を爆発させる等、ある意味「やってはならないこと」を行い、それらの行為が戦闘をエスカレートさせました一面があります。火炎放射器やナパーム弾と言った残虐な兵器はヨーロッパ戦線ではほとんど使われていません。それはとにかく日本軍の捨て身の戦法、自殺戦法みたいなものを避けるために投入された兵器でもあり、米軍の戦略戦術の中で「いかに米兵の損失を減らすか」は大きな優先事項だった、米軍は日本軍と違ってとにかく「人命第一」、これは慈悲の心などではなく、"Fight Another Day!"(「生き残って次の戦いで勝とう」)というスローガンにもあるように、「戦略戦術としての兵士の人命重視」があって、それは日本軍とは全く対照的。 その延長、その究極が「原爆投下」だったのではないかと思います。 オペレーション・ダウンフォール https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BD%9C%E6%88%A6 もしこの作戦が実行に移されていたら、本当に日本はこの世から消えていましたよね・・・ 明らかに負けるとしか思えない状況で早く敗戦を受け入れる判断が出来なかった、日本人の落ち度ですよね。私は原爆投下の責任の8割は日本軍、日本政府だと思います。それが意外に被爆者の方々にも認知されていないのが、いまだに不思議に思えてしまいます。
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- kuni-chan
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日本は無条件降伏でない形で停戦したいと考えソ連に仲介して欲しいと思っていました。 ソ連の回答は宣戦布告でした。日本政府はどこを見ていたのでしょうか。条約は破るためにあるという国を信じたお人好しの国はこうなるという事です。 これにより停戦交渉は無くなりました。 それでもソ連が北海道を占領するのは無理だったと思います。 北海道へ侵攻する場合は海を渡って大兵力を送る必要がありますが、当時のソ連にその用意があったか疑問です。 事実誤認があるといけませんので書いておきますが、スターリンは1953年まで生きています。死亡したから断念したという事ではありません。
お礼
- SPROCKETER
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教科書に書いてある事を鵜呑みにするから、そういう結論しか出て来ないのでしょうね。 1.日本が降伏すれば原爆投下はおこなわれなかったのに、大本営は米国の原爆開発を全て隠し、揉み消し宣伝を繰り返した挙句、「原爆なんて作れない。」という暴言を豪語したのを知って激怒したトルーマンが原爆投下を決定しています。広島原爆投下以降も隠蔽工作を続け、長崎原爆投下後も隠蔽を続けたので、米国は日本の権力層が精神病(統合失調症と思われる。)と判断して脅しを繰り返した結果、降伏しています。 2.米国が日本に原爆を投下しなくても、米ソで決まっていた秘密協定の下に、北方領土まで占拠されていたでしょう。北海道を占拠する計画もあったようですが、スターリンが死亡して断念されています。そもそも、樺太と千島列島を等価交換した政府が馬鹿だっただけの話です。
お礼