- ベストアンサー
何故アメリカは日本降伏を聞こえなかった事にして3発目の原爆を落とさなかった?
太平洋戦争末期,アメリカは慌てて長崎に2発目の原爆投下をしましたよね。 本音は16発位原爆を落として更なる破壊力等のデータ収集を行いたかったらしいですが、、 インターネットも無い当時はどのようにして降伏上条件を国間で伝え合ってたのでしょうか? 国際電話も無かったですよね。電信で伝え合ったのでしょうか? 電信でならアメリカは日本の降伏条件を聞こえなかった事にして更なる原爆を落とせたのでは? 「え?日本が降伏したって?アメリカにはそんな連絡来てないよ。あんた(日本)の電信機が故障してたんじゃないの?ゴメーン知らなかった。ハハハ」 とすっとぼけてがんがん原爆を投下する事も可能だったのでは?? それに当時,アメリカしか原爆持ってなかった(ソ連も当時はまだ持ってなかった)ので他の連合国らを裏切ってでも世界征服しようとしなかったのは何故なのでしょうか? 当時,アメリカに立て付ける国は無かったですよね。 アメリカはジャイアンで周りはのび太とスネ夫しかいなかった訳ですよね。 アメリカにも多少は良心が有ったのでしょうか?
- みんなの回答 (11)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
#8です。 ちょっと補足しておきますと、日本政府の一部は原発投下以前から 終戦工作をしてました。 外から見ると「原爆が落ちて戦争が終わった」のですが(実際、シンガポールの人なんかはそういう表現をします)、 日本国内事情で言うと、投下前から「どう終わらせるか」を既に考え始めていました。 指導部には本土決戦派、戦争を早くに終わらせたくない人々もいました。 意見は最後まで割れていました。 ※私も3発だけしかなかったのは知らなかったですけどね。 でも確かに、実験段階みたいな爆弾だったんですよね。 テストの第一発目トリニティ(三位一体という意味。エラい名前をまた付けましたね・・・・)だって、一時は「これを爆発させたら地球の大気が燃え尽きちゃうんじゃないか?」という心配までされたとのこと。 ちなみに日本の占領政策ではアメリカの力が強かったんですけれど、 一応、連合国で極東委員会などの管理機関を持ってはいました。 ほとんど米軍が多かったのかもしれないが、その他の国も駐留していた。 あーでもイギリス連邦軍は多かったらしいですよ、米軍の25%の規模だったと。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B9%E9%80%A3%E9%82%A6%E5%8D%A0%E9%A0%98%E8%BB%8D >当時,アメリカに立て付ける国は無かったですよね。 いやでもソ連はけっこう影響力あったでしょう。 連合国側とはいえ、ソ連はビミョウな国でしたし。 それに、ソ連の最初の実験が1949年だそうで、以外と早く追いつかれてしまったらしい。 米ソ(と東西各陣営)は、その後長らく冷戦状態になりました。 それに、もし英仏がまとまって文句を言ってきたりしたら、無下にはできなそうだし・・・・ ちょっと見てみたら、核兵器の歴史がありました。 ↓
その他の回答 (10)
ごめんなさい、#10 訂正。 >ちょっと補足しておきますと、日本政府の一部は原発投下以前から もちろん「原爆投下」です。 タイプミス、失礼しました。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
- googahaku
- ベストアンサー率17% (43/242)
多くの回答者が指摘されている通り、原爆は3発しかなかった。 交戦国同士の連絡は第三国を通じたり、直接ラジオで放送しあったりしていたようです。 それにしても、たった2発の原爆投下で恐れおののき、沖縄を犠牲にしてまで戦力を温存いてきたのに、必要な情報も集めず、惨めな無条件降伏に走った当時の天皇や政府の無能ぶりには腹立たしい限りです。
補足
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
全然本筋ではないんですが、 >インターネットも無い当時はどのようにして降伏上条件を国間で伝え合ってたのでしょうか? >国際電話も無かったですよね。電信で伝え合ったのでしょうか? インターネットはここ20年ぐらいですからね・・・・ 国際電話よりもっと新しいです。 やはり電信/電報でしょう。 第二次大戦関係の話を見ると「無電」とか「暗号電報」なんていうのも出てきます。 私は詳しい仕組みを知りませんが・・・・・ そうそう、よく考えたら「通信兵」って出てきますものね。 耳にヘッドホンを当てて機械の前に座っている兵士とか。 一番上に「 1.連合国最高司令部発 日本天皇大本営政府宛電信」というタイトルがあります。 ↓ http://gaikokiroku.mofa.go.jp/mon/mon_a/a100/a100_3_92.html 電信の歴史 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E5%A0%B1#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E3.81.A7.E3.81.AE.E6.AD.B4.E5.8F.B2 http://homepage3.nifty.com/7M2MZT/hstry.html 「多摩送信所設置。ポツダム宣言受諾に貢献」だそうです。 ちょっと多摩送信所で検索。 http://www.ballet.gr.jp/kakusi/tamasousinnjo.html http://park23.wakwak.com/~hotaru2/tamasousinnjo.html
補足
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
- 918BG
- ベストアンサー率48% (476/984)
どうして三発目の原爆を落とさなかったかと言えば、もう原爆が残っていなかったからです。 前の回答者の皆さんが書かれているように、アメリカは三発の原爆しか持っていませんでした。最初の一発はネバダ砂漠で実験に使い、二発目を広島に投下し、最後の三発目を長崎に投下して手持ちを使い切ったのです。しかしアメリカは使い切った事などおくびにも出さず、いかにもまだ持っているような顔をして日本側の出方をじっと見守りました。 質問者さんがなぜもっと落とさなかったのだろうと考えたように、当時の日本の軍部や政府もどうして次を落とさないのだろうとは思っていました。アメリカの沈黙がかえって不気味だったから、一部軍人の反対を押し切ってでも無条件降伏をしたという一面があります。 No.5の回答者さんが「月に一発」と書かれていますが、その通りで、原爆の製造にはウランの濃縮という工程があり、水力発電の巨大ダム一つ分の電力をまるまる一ヶ月間使ってやっと原爆一つ分のウランを濃縮する事が出来るのです。たくさんの電力と長い時間が必要でしたから、そんなにどんどん作れるものではなかったのです。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
- moritan2
- ベストアンサー率25% (168/670)
アメリカは第二次世界大戦中は3発の原爆しか作っていません。そのうち一つは最初の原爆実験で使ってしまいました。残る2発を広島と長崎に落としました。ですから、長崎に落とした時点で原爆はもう残っていません。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
その 16発という数字はどこからでてきたのでしょうか? 45年の8月段階で広島へ投下されたリトルボーイが一発、長崎に投下されたファットマンが二発。 リトルボーイの生産性は不明ですが、ファットマンが「月に一発作れます」というレベルです。7月のトリニティ実験で一発、8月の長崎で一発、その後はビキニ環礁で実験に使われています。 45年8月段階で、16発も爆弾がありません。
お礼
御回答有難うございます。 大変参考になりました。 16発は友人が言ってた事です。
- komes
- ベストアンサー率29% (147/494)
原爆使用前に既に日本は降伏する他ないと考えてその交渉をスイスやソビエトを通じ秘密裏に交渉していました。 しかし連合国側はポツダム宣言による無条件降伏を固執しており、天皇制維持に固執していた日本と相互の条件がまとまりませんでした。 この為アメリカは原爆を実験の必要もあり、日本の戦争継続の意志をくじく為に投下する決意をしたのです。 降伏交渉は秘密裏といえ中立国を経由していて、国際的に知らぬこととする事は出来なかった事です。 原爆は当時3発目は実験結果をみて種類を決定する運びで製造出来ていなかったとおもいます。 米ソ両国とも戦争終結を急ぐ必要がありました。 ソ連は独ソ戦に勝利しましたが国土は荒廃してその復旧が急務でした。 しかし日本軍が弱体化している事を知っており軍主力を極東に移動し参戦する事を米英中国に要請されていました。 この機会を利用して極東に進出する機会を逃したくありませんでした。 ソ連としては満州、日本本土を占領する絶好の機会であり名分もあったのです。 アメリカは日本の最後の抵抗による犠牲に怯えていました。 硫黄島、沖縄戦の経験から地上戦では数十万の死者がでるという試算もあり国内の世論が厭戦に向かう心配があったのです。 日本軍の抵抗次第ではソ連の日本占領への参加をやむなしとする意見もありました。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
- PENPENMAKKY
- ベストアンサー率17% (344/1984)
もし日本の停戦宣言を無視して原爆を落としたらどうなるか? 日本本土上陸作戦を実施し、莫大な経費を使って対日戦を戦う羽目になります。日本はヤブレカブレになりますから国民の無償奉仕で武器・弾薬の製造を行い、徹底的なゲリラ戦とテロ攻撃を米軍に加えるでしょう。米国は戦時国債を発行したくてももはや売れない状態にありましたので弾薬や飛行機の製造も出来ず、上陸した米軍は弾薬が無くなって愛国心あふれる日本婦人の竹槍で串刺しにされて殺されます。 ポツダム宣言は戦闘行動を有利に進めている米国が戦争を止めたい(気違い相手に戦争継続は出来ない=米国が負けを認めた)から提案したのです。戦争を止めたい側が戦争を継続せねばならない選択をすると思いますか?
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
- All_in_One
- ベストアンサー率31% (74/236)
アメリカに良心? そんなものがあったらそもそも原爆なんて投下しません。 原爆投下が2回だったのには意味があったのです。 広島に投下された原爆はウラン235を使用して製造され、長崎のにはプルトニウム239を使用して製造されました。 アメリカはどちらが戦略兵器として効果的なのかを検証するために、2種類の原爆の破壊力テストをどうしてもやりたかったわけです。 ですから2発投下した時点ですでに目的を果たしていたので、3発目は必要がなかったということです。 >他の連合国らを裏切ってでも世界征服しようとしなかったのは何故なのでしょうか? 唯一の原爆保有国に盾突く国はいないでしょうから、わざわざ莫大な資金を使って戦争を継続する必要もないわけです。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
太平洋戦争は日本とアメリカが1対1で戦争していたわけではないですよ。 イギリスやソ連なんかもアメリカと連合して日本と戦っていたわけです。 そのうえで降伏する旨をどこかヨーロッパの国(多分スイスだったはず)にいる大使を通じてそれら連合各国に知らせています。 よってアメリカがそれをとぼけることはできません。 また、仮にそんなことしたらアメリカ対世界で戦争継続でしょう。 核爆弾はまだまだ実験段階ですから、そうそう使える代物ではありません。 なので通常兵器での戦いになるかと思いますが、その場合アメリカが日本との戦いでかなりの戦力を投入していますが、ソ連はほとんど何もしていないためかなりの戦力があります。 必然的にアメリカの敗北は必死です。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。
お礼
どうも有り難うございました。 大変参考になりました。