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動物の尾が無くならなかった理由
ほとんどの動物に尾がありますが、逃げるときにかまれたりして、捕食者に捕まりやすくなってしまうと思うのですが、なぜ無くならなかったのですか?色々役割の説はありますが、無い方がメリットが大きいと思いますが?(カンガルーが蹴る時に尾で支えるくらい)
- njkgrnajkaej
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これに関しては逆だと思いますよ。 「多くの生き物に尾がある」ということは、「尾があるほうが生存に有利だった」のです。あるいは尾があっても生存に不利ではなかったのです。 だから子孫の多くも尾を持っているのです。 質問者さんは尾の役割についていろいろな説をご覧になって、「ない方がメリットが大きい」と考えになったのですね。 ですが実際には逆です。学術的に追及したいのであれば、考え方を逆にしなければなりません。 また多くの生き物は尾がなければ生存率がぐっと落ちそうです。なぜなら、尾の役割が重要だということがはっきりしている生き物がかなりいるからです。 不要そうに見えるのは蛇ぐらいでは? それに「尾がある/なし」だけでなく、尾の形状も重要ではないでしょうか。 魚などは尾がある理由は明確です。舵取りです。むしろ水中で方向を決める尾がなければまともに泳ぐことができません。捕食者から逃げることも、獲物を捕まることもできないでしょう。 (実際、海底でじっとしているか、動きがごく遅い棘皮生物や漂うだけのクラゲには尾がありませんね。) これは鳥も同様ですね。飛ぶ際に尾を広げたり閉じたりすることで揚力をコントロールし、方向転換などしやすくしています。 これらは尾がある理由が明確です。 他に、尾が長い生きものはたいてい、動きが速い生き物です。なおかつ、尾があることで急な方向転換を可能にしています。 尾の役割についていろいろな説をご覧になったのであれば、有名な 「チーターがじぐざぐに逃げる獲物を追う際に、長いしっぽがあることで急なターンが可能にしている」 図をご覧になったかもしれません。 捕食動物にとって長い尾は重要です。 他にも尾の役割には体のバランスを取るなどがあります。 樹上生活の生き物で尾がない生き物はまずいませんが(ナマケモノぐらいでは?)、彼らは樹上生活に適応した結果、尾が長いのです。 ということは、尾がなければ樹上生活での生存が極めて厳しくなることを意味します。 質問者さんが想定しているであろう生き物のうち、シカやレイヨウ類はしっぽが短いですよね。 これらは捕食者に追われると急なターンというよりは、じぐざぐに跳ねて飛ぶことでしっぽが短くても複雑な走りができるようになっています。 なおかつ、彼らは尾で社会的な信号を送りあったりしているそうですから、短くてもしっぽは意味があります。 …このように、延々と「しっぽの重要な役割」について膨大な例があるのですが…。 むろん、捕食者も獲物を捕らえる際にしっぽを噛んで引きずったりする場合もあります。 ただ、それをやるのは未熟な捕食者に思います。なぜならしっぽを噛んでも致命傷にはならず、獲物は後ろ足で蹴ってきたり、身体を反転させて反撃を試みようとしたりするからです。 やはり回答としては、 「多くの生き物がしっぽを持つ理由は、メリットがデメリットを上回るから適者生存でしっぽを持つ生き物が生き残っている」 になります。
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- ayzm
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猫科から尻尾を取ったら絶滅します、特に猫とチーターには一番大切です。 チーターのスピードは動物界で一番と言われています。 獲物は生きるためにスピードではなく、方向転換んで逃げます。 獲物の方向転換には、チーターは尻尾で舵と取り体のバランスを取ります、チーターから尻尾を取ったら、食事ができないので絶滅します。 貴方にも尻尾があることを知っていますか尾骶骨が尻尾です。 人は尻尾が必要でなくなったので、無くなったのではなく小さくなったのです。
- nurenekonomiko
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動物の頭は、結構重いので、 尻尾があったほうが、体全体のバランスを取りやすいと 言えると思います。 猫などは、空中で尻尾を上手く使っているのです。
- toanswer
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動物の尻尾というのは,意外なことに、魚の形と関係があるのです。 今から、およそ5億年前、地球の陸地に住む動物はいませんでした。このころの生き物は全部海の中に住んでいたのです。 そして、このとき海の中に住んでいた魚は、泳ぐために尾ビレを発達させました。 その後、魚の一部が水辺や陸で暮らすようになり、それがやがていろいろな動物に進化していったわけですが、魚のときヒレだったところが手や足にかわり、尾ビレは尻尾に変化したのです。 爬虫類では、尻尾は走るときにバランスをとるために都合がよかったのでしょう。 哺乳類はこの爬虫類から進化したものですから尻尾があるのです。 もともと泳ぐための道具であった尻尾が、クモザルでは木にぶら下がるための道具となり、リスやキツネでは、寝るときに巻きつける毛布がわりに、ウシやウマ、ゾウなどでは虫を追いはらう道具になったというわけです。 反対にモグラなどのように尻尾の使いみちがあまりないような動物では、極端(きょくたん)に短くなっています。 人間も、しっぽの使い道がほとんどないために、いつの間にか無くなってしまったのです。 しかし、動物の世界では尻尾を持つものが圧倒的に多いため、尻尾のない人間の方が動物の仲間としてはかわっている方だといえます。
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