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日本の和歌について
万葉集、古今和歌集を両方読みましたが、古今和歌集の方が難しく感じます。 万葉集の方が分かりやすく読めます。 これって好みによるんでしょうか? 数ヶ月前に古事記からスタートしました。
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明治の俳人正岡子規も同じ事を言ってますね。 正岡子規によると、古今和歌集以降の和歌は掛詞などの技巧に 走り、万葉集の様な、表現の素直さと自由さが無いと断じて、 います。 山上憶良の妻への想い、山部赤人の風景の描写は素直に心に 入って来ますね、柿本人麻呂は天皇、讃歌が多いので、ちょと 馴染めないですが。 平安時代でも、女流歌人の和歌はいずれも素晴らしいですね。 特に、小倉百人一首に選定された和歌は超秀歌ばかりです。 美人の誉れ高い小野小町、蜻蛉日記の右大将道綱の母、清少納言、 紫式部、良妻賢母の赤衛門、和歌読みの天才で恋多き女和泉式部、 母譲りの小式部。
補足
では私の読んだ古今和歌集が平安の和歌の中では難しい方だったのでしょうか?