代数学の解法とハッシュタグ

このQ&Aのポイント
  • 代数学の方程式(X^n)−1=0の解法と証明について
  • 重解を持たない代数学の方程式(X^n)−1=0の解法と証明について
  • 巡回群の位数と代数学の方程式(X^n)−1=0の解法と証明について
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代数学

Kを標数0の体とし、(X^n)−1をK[X](Kの1変数多項式環)の元とします。このとき、 (X^n)−1=0の解ζで、 (X^n)−1=(X−1)(X−ζ)…(X−ζ^(n−1)) となるζが存在することを証明して欲しいです。 一応自分なりに、方程式(X^n)−1=0は重解を持たないから(もし重解なら一回微分nX^(n−1)=0の解である事を考えて示せた)、 (X^n)−1=(X−1)(X−a[1])…(X−a[n−1]) とかけ、a[1]≠1で、a[1]^n=1より、 巡回群〈a[1]〉の位数はn以下である事はわかりました。 〈a[1]〉の位数がnであることが示せたら証明出来た事になると思うのですが、それが示せません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • pfarm
  • ベストアンサー率51% (67/129)
回答No.1

まず、Kを標数0の体とすると、X^n - 1のn個の解はすべて異なります。なぜならば、もし異なる2つの解α, βが存在して、α = βとなると、X^n - 1は(X - α)と(X - β)の積で表されることになり、重解を持つことになってしまいます。 次に、ζを(X^n) - 1 = 0の解とし、a = ζ - 1とおきます。すると、a ≠ 0です。なぜならば、もしa = 0とすると、ζ = 1となり、これは(X^n) - 1 = 0の解ではありません。 また、ζ^n = 1であることから、a^n = (ζ - 1)^n = ζ^n - 1^n = 0となります。 ここで、f(X) = X^n - 1とおきます。すると、f(ζ) = 0であり、f(X)を(X - 1)で割ると、 f(X) = (X - 1)(X^(n-1) + X^(n-2) + ... + X + 1) となります。また、a = ζ - 1より、ζ = a + 1です。 (X - a - 1)(X^(n-1) + X^(n-2) + ... + X + 1) = 0を示せばよいので、これを示します。左辺を展開すると、 X^n - aX^(n-1) - (a+1)X^(n-2) - ... - a - 1 となります。ここで、f(X) = X^n - 1であることから、X^n = 1と置き換えると、 1 - aX^(n-1) - (a+1)X^(n-2) - ... - a - 1 となります。右辺は、f(X)を(X - 1)で割った余りと一致します。つまり、 (X - a - 1)(X^(n-1) + X^(n-2) + ... + X + 1) = X^n - 1 となります。したがって、 (X^n) - 1 = (X - 1)(X - ζ)(X - ζ^2)...(X - ζ^(n-1)) となります。これは求める式と同じ形です。 したがって、(X^n) - 1 = 0の解ζで、(X^n) - 1 = (X - 1)(X - ζ)(X - ζ^2)...(X - ζ^(n-1))となるζが存在することが示されました。 私の答えが間違っていたらごめんなさい🙏

Lyhxhjeje
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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