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ユダヤ教徒の人たちは、なんでイエスを見ても?

ユダヤ教徒の人たちは、なんでイエスを見てもニセモノだと思ってしまったんでしょうか?

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回答No.4

ユダヤ教徒の人たちがイエスをニセモノだと考えた理由には、いくつかの要因があります。まず、ユダヤ教徒はメシア(救世主)が来るという信仰を持っていましたが、イエスがそのメシアであるかどうかについては意見が分かれていました。 イエスが説いた教えは、ユダヤ教の律法とは異なるものであり、また、イエスが自分自身を神の息子と宣言したことも、ユダヤ教徒にとっては異端的なものでした。さらに、イエスがローマ帝国に反逆的な行動を行ったという噂も広まっており、それがユダヤ教徒の間で反感を買う要因になっていたことも考えられます。 また、ユダヤ教徒の中には、イエスが自分たちの期待するメシア像に合致しないと判断した人たちもいたでしょう。彼らが期待するメシア像は、地位や権力を持ち、ユダヤ人をローマ帝国から解放することができるような存在であったため、イエスの生涯や教えは、その期待に合わないと感じた人たちには受け入れられなかったのかもしれません。 以上のような理由が、ユダヤ教徒の中にイエスをニセモノだと考えさせる要因となったと考えられます。

rameznaam
質問者

お礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました!

その他の回答 (5)

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10477/32948)
回答No.6

新約聖書には、イエスの母マリアはベツレヘムに行き、ベツレヘムでイエスを産んだ、と記載しています。なぜそんなことをわざわざ新約聖書に書いたのでしょうか。 それは旧約聖書に「メシア(救世主)はベツレヘムに生まれる」とあるからです。ベツレヘムで生まれないと「旧約聖書に預言されている通りの清く正しく美しい救世主」にはならないのです。 実際のイエスは、ナザレの出身です。ナザレという場所は当時は辺鄙な田舎で、お世辞にも「ガラのいい場所」ではなかったのです。 だからイエスの生存中、イエスは他のアンチイエスの人々から「だってアイツはナザレの生まれじゃん」といわれ続けたのです。 またイエスがエルサレムの神殿に務めていたラビ(ユダヤ教の教師)ではなく、荒野で私塾を開いていたヨハネという人のところから出てきたのも正統派のユダヤ教徒からすれば受け入れがたいことでした。 今の日本でいうなら、東大出身じゃなくてフリースクール出身みたいなもんでしょうね。学歴主義の人にとっては受け入れがたいですよね。今の日本の学歴主義者は、当時のユダヤ教ならファリサイ派でしょうね。当時はユダヤ教徒の最大派閥でした。 ファリサイ派は、旧約聖書の言葉を一言一句違わずに守らなければならないと考える人たちです。ユダヤ教では安息日はカマドに火をつけてはいけないと決まっています。もし安息日に病人が出て、その病人を助けるためにお湯を沸かさなければならないならどうするか?ファリサイ派は「それでもカマドに火を入れてはいけない。安息日だから。もしそれで病人が死ぬなら、それも神のご意志だ」と考えたのです。 それに対してイエスはカマドに火を入れるようなことをしました。当然ファリサイ派からは「律法を守らないとんでもないやつだ」と批判されました。そしてそれに対してイエスは「人は安息日のためにあるのではない。安息日は人のためにあるのだ」といったのです。 そりゃーそりゃーファリサイ派は怒るわけです。「律法を守ろうとしないんだから、ニセモノだ!」というに決まってますわね。

noname#255227
noname#255227
回答No.5

信仰がなかったからです。

  • chie65535
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回答No.3

キリスト教は、腐敗したユダヤ教を何とかしようとしたイエスによって作られた「分派」みたいなモノだったのです。 イエスの教えが広まると、ユダヤ教の指導者は、信者からの寄進が減って、利益が得られなくなり、イエスが邪魔でした(信者から財物やお金を吸い上げられなくなる) なのでユダヤ教指導者は「あいつはニセモノだ」と宣伝して、排除する必要があったのです。

  • ishi_saya
  • ベストアンサー率27% (84/310)
回答No.2

彼らは似非ユダヤ教徒だったからです。 イエスは、ユダヤ教のの中でも最も厳格に教えを守り、厳格な規律で集団の生活をしていたエッセネ派の出身です。それと比べると、ユダヤ教の他の宗派は本来のユダヤ教からは離れた堕落したものでした。 そういう彼らは、イエスを「にせもの」だと思ったのではなく「自分たちの利益のためには邪魔だ」と思ったのです。

  • dedypraja
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回答No.1

ユダヤ教とキリスト教は、起源や信仰する神、信条などが大きく異なる宗教です。ユダヤ教においては、メシアと呼ばれる救世主が現れるという信仰がありますが、そのメシア像は、キリスト教でいうイエス・キリストとは異なるものです。 また、キリスト教の聖書にあるイエス・キリストの生涯や奇跡、教えなどは、ユダヤ教の聖書には存在しないため、ユダヤ教徒にとっては異端的な信仰として受け止められることがあります。 さらに、ユダヤ教徒は、古代から迫害や差別を受けてきた歴史があります。そのため、ユダヤ教徒にとっては、自分たちが信じる宗教を否定されるようなものに対しては、慎重な姿勢をとることがあるかもしれません。 以上のような理由から、ユダヤ教徒がイエスをニセモノだとみなすことがあると考えられます。

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