- 締切済み
芥川龍之介と谷崎潤一郎
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Nakay702
- ベストアンサー率80% (9718/12086)
以下のとおりお答えします。 >2人は、何の思想でもめて、その結果どうなったのか教えてください。 ⇒文献によりますと、二人の間のもめごとというのは、「小説の真髄が《筋書きの面白さ》と《詩的な芸術性》のどちらにあるか」というものでした。それは、内容的には「もめごと」と言うよりは「論争」と言うにふさわしいものです。 両者の主張を要約すれば、芥川龍之介氏は、《小説において重要なのは「詩的な芸術性」》であるとし、谷崎潤一郎氏は、《小説において重要なのは「筋書きの面白さ」であるとしている、ということです。 で、その結果はどうなったか。この論争は断続的に数か月間続きましたが、結論が出る前に芥川龍之介が自殺してしまいましたので、結論は出ていません。 ちなみに、この論争は1927年(昭和2年)に芥川龍之介氏が「文芸的な、余りに文芸的な」という第の文芸評論を雑誌「改造」に連載したことが端緒となっています。また、同年12月に文芸春秋社から刊行された芥川龍之介著『侏儒の言葉』(207~219ページ)にも、その続きが掲載されています。 なお、この論争の詳細については、次のサイトをご参照ください。 https://tadeku.net/92143
関連するQ&A
- 谷崎潤一郎君って誰?(誰もわからないかな?)
私が所蔵している明治時代の古本の中で、 少年画報と言う古い雑誌を見ていたら、 懸賞論文で谷崎潤一郎君という中学生が 「時代と聖人」と言う題で入賞していました。 この彼は後の文豪、谷崎潤一郎と同一人物でしょうか? 私の直感では同一人物ですけど、誰かご存じないですか? 私の新発見という事はないですよね。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 芥川龍之介の思想について教えてください。
私は今、芥川についてのレポートを書いています。彼は厭世観はあったようですが自嘲癖があったのでしょうか?またあったのだとしたら、それが表れている文章はどの文献を探せば見つかるのでしょうか?最後に、どなたか芥川について詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら彼の思想の奥底に潜むものについて教えてもらえないでしょうか。よろしくお願いします。(彼と子供のエピソードなんかが載っている資料なども教えて頂けると有り難いです。)
- 締切済み
- 日本語・現代文・国語
- 谷崎潤一郎の論文を探しています。
谷崎潤一郎の初期の小説、「少年」について書かれた論文を探しています。何か知っている方は教えて欲しいのですが…。特に雑誌に掲載された論文を探していますが、なかなか見つからなくて…。
- 締切済み
- 書籍・文庫
- 谷崎潤一郎さん「卍」
今、谷崎潤一郎さんの「卍」が気になっていて、購入を考えています。出来れば読書感想文に…、と思ってるのですが、アマゾンさんのレビューなどを見ていると性描写も結構入っているみたいで;自分的には全然エロいものも平気なんですが、どれほどのものなんでしょうか。読書感想文にはやっぱり不向きですかね?(性描写がメインの話なのでしょうか。性描写のコメントを抑えても感想を書ける作品でしょうか。) あと、関東住みなのですが、関西弁はやっぱりわかりにくいところはありますか? お答えいただけると嬉しいです。
- ベストアンサー
- 書籍・文庫
- 芥川龍之介の「鼻」について
芥川龍之介の作品「鼻」の中の文章で、禅智内供の鼻が長いことを町の者が笑い者にし、「あの鼻では妻はできないから俗でなくて幸せだろう」と言ったことに対し、 『内供の自尊心は、妻帯というような結果的な事実に左右されるためには、あまりにデリケートにできていたのである。』 とはどういうことなのでしょうか?解説をお願いいたします…
- ベストアンサー
- 書籍・文庫