マウスから学ぶべきことはまだある
CRISPRなどの遺伝子編集技術が進むにつれて生命倫理が問われるマウス作成がいとも簡単になる時代に突入し、危惧されている。一方でやはりマウスの実験結果から我々の生物学や疾患に対する理解への手助けとしてかかせない存在である。ということがえらく長く書いてありました。
(1)This has also cast some welcome, if indirect, light on human diseases.
この手前でマウスは健康と疾患における調節機構で遺伝子や分子の伝達経路がいかに制御しているかを知るために変異マウスは用いられる。という文章に続きます。
マウスを間接的であったとしても人の疾患に注目して用いることはまたよろしい。
と訳してみましたが some welcomのここでの訳仕方がわかりません。
(2)Specialized repositories have sprung up around the world to accommodate these mutant mice and to allow them to be shared. Everybody benefits: researchers, who can have the latest mouse mutants sent to them; and science more broadly, as the repositories guarantee the quality of the genetics and the health of each strain, which is crucial for comparing the results of different experiments.
遺伝子変異マウスの情報倉庫の今日の存在はこれらの変位マウスを世界中で適応させ、そしてそれらのマウスを共有しようとする試みから生じた。
これはすべての人に利益をもたらす。 研究者たちは最新のマウスの変異体を世界で共有できる。そして世界中で科学の発展がなされたことにより、それぞれの系統の遺伝的そして衛生的な保存の品質が保証された保管庫として異なる実験系でもの結果を比較するのにこれらのマウスは一役買っている。
とやくしましたがそもそもrepositoriesの訳がここでどういう風に訳せばいいか悩みました。
(3)But will this mean a series of strains produced with inadequate quality control? If so, experiments will be harder to reproduce, and medical research could suffer.
CRSPRなどの編集方法の出現により遺伝子操作マウスの作成がいとも簡単になった。という文章の次にこの文が続きます。
しかし、これが意味することは作成した一連のマウス系統が適切な制御がないまま作られたということを意味するであろうか?もしもそうならば、実験者はこれらのマウスの再現性を得ることは困難になり、よって医学研究としては痛手を食らうものになるだろう。
と訳しましたがこの文章は著者が世界がマウスを簡単に作れちゃって懸念ばかりしてるけれど簡単といえど作られたマウスはどこに出しても立派な遺伝子操作マウスなんだよ。ということをいいたいと解釈していいのでしょうか。
(4)The consortium aims to make a conditional mouse mutant — in which the targeted gene can be switched off to order — for every gene in the mouse genome in a defined genetic background.
協会は定義された遺伝的操作介入のバックグラウンドに基づき、マウスのゲノムにおける全遺伝子を対象に、条件付きの変異マウスを作る立案を目的としている。(それは標的遺伝子が要求されればその遺伝子をオフに出来るマウスをつくるというものだ。)
と訳してみましたが解釈が間違ってますでしょうか。switched offとは 一方のみのノックアウトという意味合いではなくここでは倫理的に問題があれば使っちゃだめだよ?という意味でのswitched offであってますか?
ご指導お願い申しあげます。