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浄土真宗の死に対する考え方
私の実家の菩提寺は「浄土真宗」です。 浄土真宗の死に対する考え方は「人が亡くなると無条件に即成仏する」という考えのようです。 ということは、何かの理由により、「成仏出来ずに彷徨っている未成仏霊を浄霊・供養する」とかいうような発想もないということなのでしょうか。 また、浄土真宗のお坊さんたちは、例えば心霊体験や心霊現象を体験した場合はどう解釈しているのでしょうか。「何かの気のせいだろう」くらいに思うように心がけているのですか。 身内の死後に心霊現象などを何度も体験したことがある者の素朴な質問です。浄土真宗の僧侶の方、ご回答、ご意見などをお聞かせください。宜しくお願い致します。
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- v3050v78
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他宗派の信徒です。釈尊(お釈迦様)は、「無量義経」に「四十四年には未(いま)だ真実を顕(あらわ)さず」と説き、「法華経」には「正直に方便を捨てて、但(ただ)無上道を説く」と説いて、四十四年の経教はすべて法華経に導くための方便であり、未顕真実の教えであります。しかも唯一真実経である法華経を「千中無一」(せんちゅうむいつ)「捨閉閣抛」(しゃへいかくほう)といって誹謗する浄土真宗は、釈尊の教えに背反しています。この念仏を信仰する事は、まさに無間の業を積む所為にほかなりません。「無量寿経」には、西方浄土の阿弥陀仏が念仏を唱える者を救うと説かれていますが、例外として「唯五逆(ただごぎゃく)誹謗正法(ひぼうしょうぼう)とを除く」と言っています。すなわち阿弥陀仏自身が、正法である法華経を謗(そし)る者は救えないと断言しているのでありますから、浄土真宗の信仰者は、自分たちが本尊と仰ぐ阿弥陀仏の本願にも背いている事を知るべきです。
- 8ma10ka7ga0
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動画で申し訳ないですが、ぜひ一度観てください。 【浄土真宗僧侶の体験談】 https://www.youtube.com/watch?v=Iag_Xfmeajc&t=36s 【浄土真宗で先祖や故人を回向すると】 https://www.youtube.com/watch?v=YDcaxyg6RF0 【御先祖や大切な近しい故人】 https://www.youtube.com/watch?v=t6lJ9HyqCv4
№1 あと付け加えますと 御霊はそばにいますと申しました 浄土真宗では「天国」「地獄」という考えがなく 「極楽浄土」という事になります。 極楽浄土は、 黄金の大地でできており、木々は四宝が埋め尽くされた柵や網で囲まれて木自体にも無数の宝が装飾されていて、常に清浄に輝いています。七宝の池には「八功徳水」という清らかな水が流れ込んで、池の底には金沙が敷き詰められていて四色の蓮華の花が咲き誇っています。とても過ごしやすい気候で、天からは華の雨が降り、素晴らしい音楽が流れてきます。 またそこに住む人も素晴らしく、一切のストレスや苦痛を感じない世界になっています。 しかし、これらは極楽浄土にたどり着いた者をもてなすためではなく、あらゆるストレスを取り除かれた状態で仏さまになるための修行に集中せよ、という阿弥陀さまの配慮であり、極楽浄土とは阿弥陀さまが集中して修行できるように用意してくださった世界なのです。 私たちも亡くなった後に極楽浄土に連れて行ってもらえるよう日々精進しなければなりませんね。 ちなみに極楽浄土と天国は混同されがちな言葉なのですが、天国はキリスト教の価値観であり、極楽浄土とは全く関係のないものです。
- fujic-1990
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浄土真宗大谷派の門徒です。 人は亡くなると、阿弥陀様の導きですぐ「西方浄土」で生まれ変わる、と考えます。 質問者さんの言われる「即成仏」がそういう意味ならそうですが、余談ながら「天国」とか「草葉の陰」とかは浄土真宗とは関係のナイ場所ですので、門徒が「天国」へ行くことも「草葉の陰」から子孫を見守ることもできません。 葬式から帰って「塩」を撒いたりは不要です。 但し、(全知全能ではない)阿弥陀様が確実に迎えに来てくれるように、亡くなる人が日頃「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と唱えて(アナタ様にすがる凡愚の私はここいますとアピールして?)いる必要はあるようですが。 唱えていれば、禽獣でも西方浄土へいけることになっています。 > 心霊体験や心霊現象を体験した場合はどう解釈しているのでしょうか。 阿弥陀様の本願に頼ろうとしなかった人が、中途半端な修行しかしていなければ、いわゆる成仏できないこともある、と思っているのではないでしょうか。 浄土真宗のお坊さんは世俗的な方々(教えとは違う習俗なども受け入れている:例えば、葬式や法事でも遠慮せず刺身を食べるなど)のようなので、心霊現象など感じない人が多いのではないかと思います。 が反面、宗教に凝り固まっている感じではないので、心霊現象を感じたら「感じた」とあるがままに認めると思います。否定しようとして一生懸命心がけている、というわけではないと思いますよ。
〉浄土真宗の死に対する考え方は「人が亡くなると無条件に即成仏する」という考えのようです。 成仏して天国に召されたのでなく御霊は家族のもとにいます。 なので浄土真宗は三途の川もわたりませんから、49日なども本来ありません、お盆に年に一度帰ってくるなどという事もなく、毎日ご仏壇にお参りすると常にそばにいます。毎日、仏壇いに手を合わせることで供養をしていることになります。 日本の風習として49日やお盆の行事は行っているだけ、毎日手を合わせることで供養していますので本来は必要ありませんが、お盆にお墓参りすることに悪があるわけではないので、けじめとして行っている方が多いです。
お礼
早速のご返答ありがとうございます。 死ぬ間際に、強い思い残しや執着、後悔などの思いが強すぎると、人が死ぬと本来行くべき所へ行けずに、魂が浄化出来ずにこの世に念が残り、浮遊霊(未成仏霊)の状態となり、身内や親族の周りで心霊現象などが起きたり、霊障となって現れる場合がある・・・と聞いたことがあります。 ただ、浄土真宗の場合は、そこまで深く考え過ぎずに、素直に日頃から仏壇にお参りする習慣をつけてご本尊(阿弥陀様)に感謝する気持ちを心がけていれば、それが結果的に故人の供養にもつながるということでしょうかね。すこし安心しました。
お礼
ご返答頂き、ありがとうございました。 日頃から、お仏壇にお参りする心があれば、誰でも極楽浄土(死後の世界)に行けるということですね。それが同時に故人への供養にもなると。