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故障したラジオの活用方法

家に故障して音の出ない小型ラジオ(単4乾電池2本使用)が2台あります。修理に出そうと思いながら、結局新しいのを買ってしまいました。2台とも捨てようかと思いましたが、以前、自然災害で物資の寄付をラジオ番組で募っていた時、故障したラジオを送ると、修理して被災者に配るというボランティア団体があると聞いたのを思い出しました。ネットで検索しても見つからないのですが、ご存じの方は教えてください。

みんなの回答

回答No.5

確か、他の回答者のそれにもあるのだが、東京のラジオ局が東日本大震災の際に、そのような活動を行っていたことがある。 今はやってないので「時限対応」と見て良いだろう。 故障したラジオだが、残念ながらメーカーでも修理不能な場合は廃棄するしかない。 運が良ければハードオフ等のリサイクル店が引き取って、ジャンク品コーナーに並ぶだろう。 (そして腕に自信のある者がそれを買って、自分で直してしまうかもしれないが) ここ10年に発売されたラジオは、内部デジタル処理の「DSPラジオ」となっている。 処理をワンチップの半導体(小さいものなら1cm角未満)で全部デジタル処理で済ませてしまうことで、周辺部品を大幅に削減し、調整不要かつ高性能でチューニングのし易いラジオが、簡単に製造できてしまう画期的なもので、現在発売されているラジオのほぼ全てがこのタイプになっている。 (ソニーも、今年全てこのタイプになった) ただ、この手のラジオが壊れると、ほぼ修理不能・・・というか修理のコストのほうが高くなってしまう。 それだけ、安く作れるモノとなってしまった。 30-40年くらい前のラジオは、アナログの処理ICが主流で調整も必要なタイプが主流で、それ以前のトランジスタラジオの延長線にあるような構造になっている。 ただ、これも当時の処理ICの製造が既に終了しており、ここ10年で交換部品が入手難になっている。 メーカーの修理対応も、当然終了している。 さらにそれ以前の、40-50年前のラジオはIC化されてなく、トランジスタによるディスクリートな構成になっている。 アナログラジオ回路の基本とでも言うべき構成で、実はこちらのほうが手を加えて修理できる可能性が残っていた。 筆者も1978年製の松下のトランジスタラジオを、トランジスタや抵抗、コンデンサ等の交換によって「再生」したことがある。 運良く、これらの部品がまだ秋葉原でも入手ができたためだ。 震災当時ならまだこれらの個体も少なくない、あるいは故障したまま死蔵されていた可能性もあったし、手を加えて再生できる可能性があった。 ただ、今となってはアナログラジオ用部品の生産が終了しており(特に同調用のバリコン、高周波回路のコイル、検波用のダイオード等)、この10年で急速に供給が途絶えている。 これらもラジオのDSP化によって、上述にある旧来のアナログラジオの部品がほぼ不要になり、製造されなったためだ。 ※トランジスタも、旧来のリード線付きのものは既に国内では作っておらず、流通在庫も尽きつつあり、今は中国製の互換部品で代替することになる(が、これもまた日本型番のものは汎用品以外数を減らしている)。 今時のラジオは、極端な話 「受信用バーアンテナ」(FMラジオでは不要) 「DSPチップ」 「同調用可変抵抗」 「音量用可変抵抗」 「電池ケース」 「スピーカー」 だけで出来てしまう。 特に可変抵抗はICで電子的にできてしまうので、この部品ですら不要になる(スイッチで置き換え)。 なので、開けると中がスッカスカだ。 DSPラジオを分解した例 https://ameblo.jp/sonicrider-zero/entry-12098939742.html 製造時に全く調整する所が無く、単に動作確認するだけで出荷可能。 アナログICラジオを分解した例 https://livedoor.blogimg.jp/hsdl/imgs/0/f/0fb371aa.jpg 中間増幅回路の同調用コイル等の調整が必要。 完璧な感度にするには、熟練の腕が必要になる。 トランジスタラジオの内部例(キットや黎明期の分解写真あり) https://www.marutsu.co.jp/select/list/detail.php?id=195 トランジスタ等の個別部品で構成された、基本のような構成。 もちろん調整が必要。 前述のラジオ局のそれも、まだ当時なら(壊れる世代が)アナログ回路のラジオが多かったため、まだ手を入れて修理できる可能性が残されていた。 しかし今ではDSPラジオが主流となり、中枢部たるDSPチップが破壊されている場合は手の施しようがなく(さらにそれをチップを個別に入手することは困難な場合もあり、入手できても部品が超小型で交換するには高度な半田付け処理が必要)、同型ラジオの外装部品等の「部品取り」にしかならなくなる。 勿体無い話だが、周囲にそれでも欲しいという人がいなければ、コスト面、そして部品の入手難、DSPならそもそも手を加える余地が無いので、再生は困難になるだろう。

hagishiri
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございました。

  • bardfish
  • ベストアンサー率28% (5029/17766)
回答No.4

そういうのはお住まいの自治体や最寄りの家電販売店に問い合わせた方がいいです。 販売店の場合はチェーン展開している大手だけでなく、小規模な地域密着タイプの家電販売店に聞いてもいいと思います。 目的としては、災害時に限定せず電子工作の教材にしてもいいと思いますよ。 災害時の支援物資だけと考えてしまうと現状では捨てるしかないかもしれませんが、もっと広い視野で可能性を探れば色々と使い道もあると思います。 個人的には、日本国内でも基板に電子部品を取り付ける工場があるんだから、そういう会社の新人教育用教材(半田付けの練習用とか)に使いたい感じかな? 実は、最先端のイメージが強いそういう会社は儲けがほとんどなく、そういう教材を揃える金銭的余裕がない会社が多いのが現状。だから半田付けの練習すらままならないところも意外と多い。電子部品の取り扱い方すら知らない人がこれからどんどん増えていくんだからそういう故障品を練習で使えるといいかもしれない。

hagishiri
質問者

お礼

代替案までいただきありがとうございました。

noname#252332
noname#252332
回答No.3

「故障したラジオを送ると、修理して被災者に配るというボランティア団体」でgoogleで検索して最初に出てきた、 https://books.kirakusha.com/saigaishien/pdf/saigaiShienTecho_039-051_3-1.pdf によれば、 『2011年3月18日。TBSラジオは各番組を通じて、「ご自宅で使われずに眠っている携帯ラジオを赤坂サカスまで、直接持ってきてください」「壊れたラジオでも、スタッフが修理してお届けします」と呼びかけました』 と書いてあります。2011年3月とは東日本大震災の月で、現在はどうかと言うと、赤坂サカスのwebサイトでもラジオを募集しておらず、また1300円で新品が買えるラジオを時間単価2500円の日本人技術者がひとつづつ原因を調べ部品を交換して動作確認する修理をして、そのうえ東京でタダでは維持費できない倉庫に保管するとは到底考えられず、おそらく彼らが言う修理とは電池を交換するとか電池の液漏れを拭きとる程度で鳴るようになるラジオを選別するという意味だと思いますよ。いくら善意でも付加価値と言うものは計算できるので、慈善ショーといったところです。ひどい言い方ですが。

hagishiri
質問者

お礼

わざわざ調べていただきありがとうございました。

  • meitoku
  • ベストアンサー率22% (2258/10048)
回答No.2

震災で物資不足の時はその様な話があったかも知れませんが現在は分かりませんね。 海外製品の低価格品がリサイクルショップで大量に売られている状況です。 各自治体も用意はしているでしょう。 当時は乾電池・ローソク・懐中電灯が売り場から無くなりましたからね。 当家には当時購入したローソクがまだあります。

hagishiri
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

その放送局に問い合わせたらいいじゃない

hagishiri
質問者

お礼

その通りですね。ありがとうございました。

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