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非暴力不服従とは
ガンジーがイギリス支配からの解放を目指して掲げた方針としてよく知られますが、これを「殴られても殴られっぱなしでいよう」という意味に解釈し、そう解説する放送を観ました。違うのでは??? そうではなくて、あくまで「不服従」ですから、「反抗・抵抗」を暴力を用いないでする、という意味ではないでしょうか。 イギリスのような圧倒的な暴力(武力)を持つ支配者相手では、半端な暴力は却って簡単につぶされる。ゆえに「塩の行進」のように、世論や言論や団結などの「暴力外パワー」に訴える戦略を訴えたのだと考えますが、違うでしょうか?
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>これを「殴られても殴られっぱなしでいよう」という意味に解釈し、そう解説する放送を観ました。 大間違いでうね。 担当者は、スポンサー・報道機関の社是に合った解説を行います。 TBS・TV朝日で「原発・自衛隊は必要だ!」と発言すれば、翌日から仕事が無くなります。 >あくまで「不服従」ですから、「反抗・抵抗」を暴力を用いないでする、という意味ではないでしょうか。 その通りで、武力を用いた抵抗はしない!との考えです。 結果論ですが「静かな独立運動」でしたね。 これは、宗主国がイギリス(UK)だから可能だったのです。 中国・ロシアだったら、非暴力運動でも「武力で鎮圧」となります。
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- ノーバン(@nobound)
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よくひきこもりや、家庭内暴力的な子供に対して、親は受容的に関わりましょうと精神科医などにアドバイスされた親が、子供に酷い暴力を受けても我慢した結果、我慢できなくなって子供を殺してしまったという、そういう事件もありましたが、これは「非暴力、服従」です。 そうではなくて、「非暴力、不服従」の、不服従が難しい気がします。 最近見た映画、「フォーリング 50年の想い出」はその辺を描いていて、ボケて暴力的言動の父親を、子供たちがどう関わるか(逆ですが)、それを描いていると、見終わって感じました。聞く力とはこういう事かなと。そう容易くないですね。 https://youtu.be/LMw0h5woQdA
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面白そうな映画の紹介をありがとうございます。 しかし私が知りたいくて質問したのは、ガンジーの唱えた主義の本来の意味です。彼は色々な抵抗運動をしています。決して異民族支配を受容などしていないと思います。
お礼
イギリスだからできた、とも言えますが、 第二次大戦後だからできた、とも言えますね。 この宗主国は対ドイツ戦を一貫して戦い抜き、太平洋と大西洋の両面戦争に足を突っ込んで、国力が疲弊しきっていました(ここは米国と大違い)。 インド支配を続ける力はもう無かったのが幸いしました。 私が聞いたのはNHKの教育番組「高校世界史」で子どもが感想を言った場面でした。つまり、一般に誤解されやすい解釈をこの子がそのまま言ったということです。 はやり訳語を変えて「非暴力抵抗運動」「非暴力反抗活動」などと称するのが良いように思います。