• 締切済み

「露」について歌った英詩、ご紹介ください。

もう秋と言うよりも冬なのでちょっと時期外れかも知れませんが、やはり秋の和歌と言えば「露」が出てくるように思います。例えば、 萩の露 玉に抜かむと 取ればけぬ よし見む人は 枝ながら見よ (古今和歌集 よみひとしらず) また、ちょっと艶っぽい俳句でも、しどけなく汗ばむ女性を歌って 髪あふがする羅(うすもの)の露 (松尾芭蕉) なんてのもあります。 個人的には、この「露」について歌うというのが好きです。 英語の詩ですと、ロバート・ブラウニングの「春の朝」に一応「露」がでてきますが、どうも脇役感がします。 The year's at the spring And day's at the morn; Morning's at seven; The hill-side's dew-pearled. (ロバート・ブラウニングの「春の朝」(Pippa's Song)より) 露が主役の英詩ってあるのでしょうか? (個人的にはない気がします。) ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご紹介してくださいませんか? よろしくお願い致します

みんなの回答

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10021/12543)
回答No.7

「質問者からのお礼」ありがとうございます。 >ここら辺ですったもんだしています。 >Reached my hand to pearl like dews on a bush clover. >Imagined how beautiful it could be, if I make a necklace out of them for my lover. ⇒このあたりの発想はお互い共通するものがありましたね。 >But vain was my hope; they vanished as I touch. >The wise should not interrupt its beauty, and content by just watching them. ⇒さすがの名人。ここが大事なところですね。なのに、私はこのくだりをまったく無視してしまいました! >(touchとwatchで終わろうとしたのですが、うまくいかないもんだ、、、。) ⇒誠に芸のないことではありますが、押韻だけにこだわればこんなこともありますか。 I reached my hand to the dews like pearls, on a bush clover's branch. Imagined how nice it would be, if I could make a necklace out of them. But, what a pity! they scattered and vanished, as I touched the branch. The wise should not meddle in it, and be content by just watching them. >例の多義語で英訳の遊びも面白い事に気が付きました ⇒その節は、楽しいご回答をありがとうございました。 >が、私の好きな和歌は英訳がメッチャ難しいのです。 ⇒ホントですね、でも楽しいですね。第一、心がおいしいと言いますもんね。 「翻訳遊び」、こちらこそよろしくお願い致します。

lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>押韻だけにこだわればこんなこともありますか。 さすがナカイさん!押韻の達人ですね! >>I reached my hand to the dews like pearls, on a bush clover's branch. But, what a pity! they scattered and vanished, as I touched the branch. branchで韻を踏むという考えは思い付かなかったです。さすがですね。 >>The wise should not meddle in it, and be content by just watching them. themで韻を踏むというのも、やはり発想力ではナカイさんにはかないませんね。(私の訳でbe contentとすべきところで、beが抜けていましたね。またits→theirとすべきでした。本当に確認画面が無くなってしまってから打ち間違いに気が付かずに送信してしまう事が増えました。) >>心がおいしいと言いますもんね。 本当に、そうですね! 今後ともよろしくお願い致します。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10021/12543)
回答No.6

「質問者からのお礼」を拝見しました。 お互い共感するところが多く、一層、車座の対話の楽しさに感じ入りました。 いつもすてきな話題をありがとうございます。 >「萩の露 玉に抜かむと 取ればけぬ よし見む人は 枝ながら見よ」すごい最近感度しましてこれの翻訳の質問をしつつ「一応自分でも訳してみました ⇒できましたら、お訳をご披露していただけませんか? ぜひ、お願いします。 ちなみに、私も挑戦してみました。 翻案私訳: I wish I could pluck the dewdrop-crystals, from the branches of those bush clovers. I make beads out of them, weaving a chaplet. If you put it on your neck, how it will be bright! (お粗末、御免。)

lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>⇒できましたら、お訳をご披露していただけませんか? ぜひ、お願いします。 頑張っているのですが、ここら辺ですったもんだしています。 Reached my hand to pearl like dews on a bush clover. Imagined how beautiful it could be, if I make a necklace out of them for my lover. (無理に韻を踏もうとして失敗したか!?) But vain was my hope; they vanished as I touch. The wise should not interrupt its beauty, and content by just watching them. (touchとwatchで終わろうとしたのですが、うまくいかないもんだ、、、。) >>I wish I could pluck the dewdrop-crystals, やはり「玉のような露」の英訳って難しいですよね。私は例のブラウニングにつられて「真珠のような」としてみましたが、よくよく考えたら真珠って透明じゃないですよね。ナカイさんの例のようにクリスタルなら透明で宝石らしい露ですね。 >>from the branches of those bush clovers. 和歌では「萩の露」だけで言えるところを、英語にすると無茶難しいです。 ご指摘の通りやっぱり枝に露ですよね。こんな事でもてんやわんやしました。 >>I make beads out of them, weaving a chaplet. chapletとは高尚な英単語をご存じですね! 素晴らしい英訳です。 >>If you put it on your neck, how it will be bright! 子供の頃に、このように露を至高の宝石に感じたものだな~と思い出しました。 ただの水滴ですが、キレイなのですからもっと詩の題材にして欲しいものです。 例の多義語で英訳の遊びも面白い事に気が付きましたが、私の好きな和歌は英訳がメッチャ難しいのです。(笑) 今回もありがとうございました。 また名文を翻訳するお遊びにお付き合い、よろしくお願い致します

  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10021/12543)
回答No.5

>「露」について歌った英詩ご紹介ください ⇒おや、なつかしいような、お珍しいような。 それはともかく…。この種のご質問、私にはお答えする資格も能力もないような気がします。なのに、ひょこひょことしゃしゃり出たくなりましたには、わけがあります。ブラウニングの「春の朝」です。私は、異常なほどこの短い詩句が好きなのです。原文と上田敏の訳はこうでしたね。    “SPRING”  「春の朝」 The year's at the spring 時は春、 And day's at the morn; 日は朝(あした)、 Morning's at seven; 朝は七時、 The hill-side's dew-pearled. 片岡に露みちて、 The lark's on the wing; 揚雲雀(あげひばり)なのりいで、 The snail's on the thorn: 蝸牛枝に這ひ God's in his heaven ―― 神、空に知ろしめす。 All's right with the world! すべて世は事も無し。 (1)訳は、『海潮音』、初版本132-133頁による。 なお、奥付に「明治三十八年、定価金壱円也とあります! (2)仰せのとおり、「露」が出てきますが、確かに脇役感は否めませんね。 (3)springとwing、mornと sevenと thornとheaven、pearledと worldなどの脚韻を活かして何とか私訳ができないか考えました。無駄でした。 (4)上田敏の訳は素晴らしい! 前半と後半の結びつきが絶妙で、最後の2行が生き生きと伝わります。私はこの訳詩を吟ずるたびに、何か清々しい、幸福な気分になります。 (5)ハイキングか何かの途中、あまりの清々しさに、うろ覚えだったこの上田訳が口をついて出てしまったのです。後年の同窓会で、ある女性が、「あの時何となく聞き流していた訳詩、今思うに実は感動的な内容ですね。もう一度聞かせて」と言われて、逆にこちらが感動したものです! さて次に、これまた、「露」が出てくるものの、さらに小さな脇役でしかありません。 和泉式部の和歌に、 「白露も 夢もこの世も まぼろしも たとえて言えば 久しかりけり」 というのがあります。 (イ)宇野千代の愛唱歌であったそうです。 (ロ)この歌の本歌取りをして、膨らませて、英訳してみようと思い立ちました。 こんな感じです。 “The dew on the leaves, the dreams I see while slumbering, the world I live in now, and the visions that come to my mind I don't know from where... all of these, depending on how we look at them, are eternal beings.” (ハ)こねくり過ぎましたかね。対訳は、こんな感じです。 「葉に置いた露、まどろみながら見る夢、今私が生きているこの世、そして、どこからともなくやってきて脳裡に浮かぶまぼろし…これらすべてが、見方によっては、永遠の存在なのだ。」 …おっと、回答の顔をして気まぐれのゴタクを並べてしまいました(感動に飢えている証拠です!)。お返事は、しようもないでしょうから、ま気になさらないでください。また、別のスレなどで、ご一緒に遊ばせていただく所存です。その節はどうぞよろしくお願いします。

lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>⇒おや、なつかしいような、お珍しいような。 実は「萩の露 玉に抜かむと 取ればけぬ よし見む人は 枝ながら見よ」すごい最近感度しましてこれの翻訳の質問をしつつ「一応自分でも訳してみましたが皆様の翻訳例も教えてください。」と自作の訳も書こうとしてはや一ヶ月近く悩めども全然いい訳が思いつかないので、露の英詩を紹介してもらってカンニングに使えないかと、、、。 >>ブラウニングの「春の朝」です。私は、異常なほどこの短い詩句が好きなのです。 私もですよ。まさに天才が書いた詩ですよね。 >>原文と上田敏の訳はこうでしたね。 そうでしたね。まさに神業ともいえる訳で、これ以上の訳を私は見た事がありません。 >>ハイキングか何かの途中、あまりの清々しさに、うろ覚えだったこの上田訳が口をついて出てしまったのです。 私も朝の草原を見かけるたびに脳内で再生してしまうのでお気持ちがスゴイよく分かります。 >>「白露も 夢もこの世も まぼろしも たとえて言えば 久しかりけり」 これもまた素晴らしい! やっぱり「露」の詩に関しては、和歌がいいですね。 >>“The dew on the leaves, the dreams I see while slumbering, the world I live in now, and the visions that come to my mind I don't know from where... all of these, depending on how we look at them, are eternal beings.” 英訳もお見事ですね~!最後のall of these, depending on how we look at them, are eternal beingsの締めくくりがたまりません! やはり、翻訳に関してはナカイさんにはかないませんね。 今回もありがとうございます。お陰様でまた素晴らしい詩に出会えました。 また、よろしくお願い致します

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.4

 い露い露あるんですね。僕はどこかで「ピパが通る」を読んだ位で、英語を教える自信を根こそぎに失ったものです。トホホ。

lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >>い露い露あるんですね。 うまい!! さすがSPSさんですね! >>ピパが通る」を読んだ位 やっぱり英詩で「露」となると真っ先に思い浮かぶのは、これですよね。私もそうでした。 どうもありがとうございました。またよろしくお願い致します

  • Sakura2568
  • ベストアンサー率42% (2143/5066)
回答No.3
lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

noname#250479
noname#250479
回答No.2

質問者さんの好みに合うかどうかわかりませんが、 dew "poetry foundation" というキーワードで検索をかけてみたら、Poetry Foundation という英詩ばかりを集めたサイトにある詩のうち dew という単語の現れる詩が見つかりました。 On a Drop of Dew BY ANDREW MARVELL https://www.poetryfoundation.org/poems/48332/on-a-drop-of-dew この他にもいろいろあると思います。ご自分で探してみたらどうでしょうか?

lived_in_room13
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

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