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日本語のように擬態語がよく使われる言語はありますか

英語やドイツ語とは違って日本語には擬態語が多いように思いますが、日本語の様に擬態語が使われている言語をご存知ですか。

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  • Nakay702
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回答No.16

再度の「質問者からのお礼」を拝見しました。 >やはり擬態語は日本語を特徴づけているもののように思います。良きにつけ悪しきにつけ日本人の特性とも関係があるのではないでしょうか。 ⇒そうですね。若干、このことに関連して阪倉篤義氏が『日本語の語源』(講談社)で面白いことを示唆しています。少々長くなりますが、引用します。 《語構成の型の簡単に見られる例として、たとえば次のような一群の語がある。 (A)あっさり、うっかり、きっぱり、さっぱり、みっちり… (B)たんまり、こんもり、すんなり、しんみり、ちんまり… 一見して明らかなように、A群は共通に、 □っ○り という型を持ち、B群は共通に、 □ん○り という型を持つ。第二音節が促音であるか、撥音であるかは、後続の第三音節が、k, s, t, pなどの無声子音を持つか(A群)、n, m, z, b, g; w, jなどの有声子音ないし半母音を持つか(B群)によって分かれている。つまり、この両群は基本的には同一構造を持った語のヴァリエーションなのであって、促音あるいは撥音は、表現を強調するために挿入されたものと解しうるから、これらAB両群は、さらに基本的には、 □○り という形式を持ったもの、とすることができる。すなわち、 (C)すらり、ちらり、ふらり、ゆらり、たらり… などと同類の構造である。》 引用は以上ですが、ABCのうち、Cがもっとも基本的原型と言えることになりますか。仰せのとおり、《やっぱり》擬態語は、日本語を《ばっちり》特徴づける要素である、と《はっきり》言えそうですね!

kaitara1
質問者

お礼

日本語の詩歌には西欧のものと違って厳密な韻を踏むことがないかと思っていましたが、ご紹介の例は一種の韻のようなものではないかと思いました。ダジャレのようなものはまた別の要因によるものでしょうが、言葉というのは基本的には話し言葉なのかなと思いました。

その他の回答 (15)

回答No.5

擬声語・擬態語が最も発達しているのは朝鮮語。 他に、タミール語。 sora sora (சொறசொற) - rough (the sound produced when rubbing back and forth on a rough surface) vazha-vazha (வழவழ) - smooth, slippery mozhu-mozhu (மொழுமொழு) - smooth (surface) kozhu-kozhu (கொழுகொழு) - plump kozha-kozha (கொழகொழ) - slimy, gooey busu-busu (புசுபுசு) - soft and bushy giDu-giDu (கிடுகிடு) - quickly, fast maDa-maDa (மடமட) - quickly, fast masa-masa (மசமச) - sluggish, lethargic viru-viru (விறுவிறு) - energetically (also, spicy) choda-choda (சொதசொத) - marshy, waterlogged paLa-paLa (பளப்பள) - glittering, shiny veDa-veDa (வெடவெட) - shaking, trembling chuDa-chuDa (சுடச்சுட) - piping hot mAngu-mAngu (மாங்கு மாங்கு) - laboriously gara-gara (கரகர) - crunchy, gravely (as in voice) アフリカの諸言語(コサ諸語など)については、ideophone という用語でよく研究されている。 欧米の言語に少ないから、出てくるとしてもマンガだから、という理由で幼稚だとか、論理的でないとか、そういうことはない。 言語の表現様式に優劣などない。 どの言語も本当に美しい。

kaitara1
質問者

お礼

擬態語は音の繰り返しが使われることが多いように思いました。また擬態語はいわゆる論理に乗りにくいことはないでしょうか。幼稚と思うことはないのですが、いわゆる論理よりも感覚によるものなのかなと思います。擬態語というのは言葉が生まれたばかりの形を遺していると考えられないでしょうか。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.4

 #1です。補足です。 >>擬態語はあまり論理的な感じがしないのですが、擬態語が多い言語は言語としても成熟していないということになるのでしょうか。  昔、下記のように孤立語、膠着語、屈折語、縫合後、の四つに分け、言語進化論を述べたのはありましたが、擬態語の多少と論理性とか成熟に関連づけたものはなさそうです。  同じ出来事を目撃しても、  I heard three consecutive explosions and saw many shouting people run out of the factory  「ドドドーン」という音がしてね。あの工場から「キャーッ」と叫びながら、たくさんの人が「ドッ」と飛び出して来たんだ。  という違いはありますがどちらが論理的とか成熟しているとは言えないと思います。  https://www.nihongo-appliedlinguistics.net/wp/archives/5291

kaitara1
質問者

お礼

擬態語自身は感覚的という意味で原始的な感じがします。言語の体系とは関係がないのかもしれません。説明に擬態語が入るとどこかあいまいになりませんか。

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9728/12102)
回答No.3

以下のとおりお答えします。 >英語やドイツ語とは違って日本語には擬態語が多いように思いますが、日本語の様に擬態語が使われている言語をご存知ですか。 ⇒はい、アフリカ東海岸のケニヤとかタンガニーカに分布するバントゥー語族スワヒリ語が有名です。例えば、スワヒリ語の「ゾー・バホバホ」は、日本語で言う「しゃなりしゃなり(バホバホ)歩く(ゾー)」という意味だそうです。 歩き方に関する擬態語は(日本語では「しゃなりしゃなり、しずしず、どたばた、のっしのっし、ずしんずしん」の数語くらいですが)、スワヒリ語ではこれが数十語もあって、その擬態語1つを聞くだけで「歩き方はもちろん、性別・年齢・表情まで」分かるらしいです。スワヒリ語は今日でもよく用いられ、アフリカ周辺では商用語にもなっているそうです。 なお、英語やドイツ語などの印欧語でも、古語時代にはかなり多くの擬態語が用いられていたようですね。例えば、英語の動詞laugh「笑う」の語源は、笑い声(例えば、「ゲラゲラ」などに当る語)を模した擬態語*だったそうですね(←「ラフラフ笑う」?!)。 ところで、印欧語ではなぜ擬態語が衰退したのでしょうか。それは、屈折(語尾変化)の多用によるものとされます。つまり、laughが名詞として単複(laugh・laughs)、動詞として現在・過去・分詞(laugh・laughed・laughing)と語尾変化することで、これらが語彙的小体系に組み込まれて1つの塊を形成しますので、単独の擬態語としての用法がすたれてしまった結果と考えられます。 *これは、厳密に言えば、「擬態語」(Mimetic word)でなく「擬声語(Onomatopoeia)」と言うべきところ。

kaitara1
質問者

お礼

擬態語は副詞的に使われることが多いのかなと思いました。

回答No.2

米国在住時に日本の漫画を左右反転で PC に Scan し、吹き出しや効果音を英語にしたものを作る会社を起業した事があります。 その際にいろいろと擬態語を収集したのですが、英語にも結構あるものですよ……ただ、辞書には載っていないので知られていないのでしょうね。 Swack とか Thud とか……もう殆ど忘れましたが(笑)。 友人の中には何かというと I mean, like Ddrrr! なんて擬態音ばかり言う奴もいましたが、擬態音を沢山使うのは子供っぽいと思われるのか、大学生の中にはあまりいませんでしたが、Bar では結構聞こえましたね(笑)。 日本の場合は犬はワンワン、カラスはカーカーと決まり文句みたいになっていますが、英語は多少の Arrange は許されています。 そうしないと鳴き声が動詞にもなっていますので訳がわからなくなってしまうんですね(^^;)。 例えば A dog barks bow. とかにしないと A Crow crows crow じゃ訳が解りませんものね。……書く時は A crow barks crow とか A crow sings crow. でも言う時は That crow's crowlrr! なんて Be 動詞と擬態音にしたり A dog bows wow. なんて擬態音を動詞にしちゃったりします。

kaitara1
質問者

お礼

興味深いお話を伺えました。即席的に生まれては消えてしまうような面があるのかなと思いました。同じ擬態語が複数の人によって共有されるかどうかはまた別の要因があるのかなと思いました。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.1

1。英語やドイツ語とは違って日本語には擬態語が多いように思いますが、日本語の様に擬態語が使われている言語をご存知ですか。  はい、知っています。 2。世界には、今も数多くの言語があります。しかしその多くは擬態語のない英語やドイツ語で調べられていて、穴だらけの網でトンボを追いかけるようなもので、多くは記録されないで死ぬでしょう。

kaitara1
質問者

お礼

擬態語はあまり論理的な感じがしないのですが、擬態語が多い言語は言語としても成熟していないということになるのでしょうか。

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