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冬の乾燥と脱水
- 秋~冬場の空気の乾燥は、体内から水分を失いやすくなる原因となります。
- なぜ空気の乾燥が脱水傾向になるのか、詳しい解説は見つかりませんでした。
- 冬の脱水症状について、解説されている情報はありませんでした。
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(1) 冬場等の乾燥した時期に汗をかくような運動をし続けると発汗によって大量の水分が蒸発する一方で (運動し続けている事から) 汗が止まらず、急速に脱水症状が進む。 涼しい (或いは寒い) 気候では喉が渇く気がしないので、過度な運動をしていると急激に脱水症状に襲われるという事でしょうね。 (2) 下痢等では (冷や汗も含めて) 大量の水分が失われる一方で、喉の渇きは訴えないので急激に脱水症状が進みます。 赤痢やコレラ等では脱水症状で死に至らぬよう、大量の水分を補給します。 脱水症は発汗等の体表面、或いは下痢等の消化管 (内側の体表面とも言える?) に於ける脱水という意味ではなく、これらの脱水によって脳や筋肉での体液 (水分) 不足が生じる事で体調を崩すものです。 脳は脳漿に漬け込まれた水分たっぷりの神経塊 (脊髄等の髄も含む) ですので体液の水分が不足すると活動できなくなり、頭痛や目眩、日中時の異常な眠気 (酸素不足もあるかも)、集中力の低下や倦怠感といった症状から意識を失って死に至る可能性も出てきます。 筋肉は足がむくんできたり、筋肉痛、筋肉が痙攣る、痛くは無いのだけれど痙攣するといったものから始まって全身がだるくて力が入らなくなったり神経失調症のゆな状態になりますし、消化器管は胃もたれや食欲不振といった感じですね。 Vitamin B 系統を含む飲料や薬を飲んでいるわけでもないのに尿が濃いとか、下着の跡 (靴下の Gum 跡等) が長く残る、皮膚病でもないのに皮膚が荒れて剥がれるといったものも体液不足から生じる事が結構あるものですよ。 水分は採り過ぎても汗や尿となって排出される (呼気でも毎日数百 cc は吐き出されています) だけですので殆ど無害であるばかりか、食品の蛋白質が Amino Acid に分解されて身体中の細胞で消費された後に残る窒素を尿素に変えて排出するために必要不可欠なものですので、不足すると身体を壊します。 食物を分解して得る炭素化合物 (糖類等) は最終的には炭素と呼吸で取り込んだ酸素とを結び付けて二酸化炭素にして吐き出す事ができますが、蛋白質の最終分解物である窒素は呼吸器系から排出できませんので、尿素にして排尿で排出することになります。 そのため、排尿に必要な水分が失われると尿毒症に襲われる事になり、これも脱水症の 1 つと言えるかもしれませんね。
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- 夕紀(@yuki0421)
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生物は周りの環境に合わせようとする体質があります。 貴方の知ってる最も身近な例として、ナメクジに塩を振りかけた事ありませんか? 体液を出して体表についた塩分濃度を下げようとして、体液を出し過ぎて縮んでいき、遂には命を失う。 それと同じような事が人間にも当てはまり、乾燥した外気と自分の環境を合わせようとして水分を放出する、そして脱水症状に陥る訳です。 お分かりいただけたでしょうか⁉️ 参考になれば嬉しいです。
お礼
参考にさせて頂きます、丁寧に回答して頂き有り難う御座いました。
お礼
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