【シングルバイク】単気筒エンジンってどういう意味で

質問

【シングルバイク】単気筒エンジンってどういう意味ですか?

2サイクルエンジンより単気筒エンジンは劣りますか?

単気筒エンジン＝安物ですか？

2サイクルエンジンと単気筒エンジンの違いを教えて下さい。

回答No.3

sailor · ベストアンサー

単気筒エンジンとは読んで時の如くでシリンダーが一つだけで（厳密のは違うのだが話がややこしくなるのでここでは敢えて書くのは控える）ピストンが一つだけのエンジンを指す言葉で、2サイクル（正確には2ストロークサイクル）か4サイクル（正確には4ストロークサイクル）かどうかとは無関係です。2サイクルの単気筒も4サイクルの単気筒も両方存在します。これはガソリンエンジンでもディーゼルエンジンでも同じです。

安物かどうかに関しては難しいところですね。確かにマルチシリンダーエンジン（例えば2気筒や4気筒とか物によっては12気筒とかもっと多いものもある）よりも部品点数が少なく安価に作る事ができる事は確かですが、それだけで単気筒にするかどうかが決まるわけではアありません。例えば50CCのバイク用のエンジンならほぼ間違いなく（一部に例外はあるがごく特殊な例です）2サイクルでも4サイクルでも単気筒でしょう。これは50CCなどという小さな排気量でマルチシリンダー化しても、ほとんど意味を成さないからです。逆に数1000CCとか大きな排気量で単気筒化するのは色々と問題が出てくるのです。これにはエンジンの燃焼に関わる結構ややこしい問題や、回転数の問題などがあるので、それなりの知識がないと理解できない話なので、ここでは割愛しますが、一概に単気筒＝安物ではないのですよ。

ざっとですが単気筒の利点と欠点を以下に書いておきます。

利点
1）　レシプロ方式（ピストンを使った方式）の内燃機関としては最も部品点数が少なく出来る。
2）　同排気量であればマルチシリンダーのエンジンより小型軽量にすることが容易い。
3）空冷式の場合、マルチシリンダー方式のようにシリンダー毎やシリンダー部位による温度差が生じにくい（冷却が容易である）
4）部品点数少なさにも通じるが、メンテナンスが容易であり維持費も安価にできる可能性が高い。比較的低回転型であることにも関係があるが、内部の摩擦損失を伴う部品の数も少ない（摺動面積が小さい）ので燃費の面でも優秀な物を作りやすい。

欠点
1）騒音や振動の面で不利である。
2）大排気量ものは作りにくい（ガソリンエンジンではノッキングなどの異常燃焼の原因になるためシリンダーの直径はむやみに大きくすることは出来ない。ディーゼルではこの点はそれほど問題ではない）
3）高回転化が難しい。（ただし小さな排気量では問題にならない。先に述べたようにガソリンエンジンではシリンダーの直径に制限があるので、排気量が大きくなると、ストロークを長く取る必要があるが、潤滑の問題でストロークの長いエンジンは高回転には向かない）
4）上記の事柄に大きく関わることで、排気量にもよるが、ある程度以上の排気量を持つエンジンではマルチシリンダーよりも出力が小さくなる。

まぁ、単気筒言うと小型の発電機やバイクとか草刈機とか、そう言った物が当たるかと思いますが、バイクなどではエンジンのトルク感と言うかフィーリングも大きな要素ですので、大排気量でも敢えて単気筒にしたり、普通なら4気筒とかにする排気量のエンジンを2気筒にしたりとか言う場合もあります。過去にあたしが乗っていたドカティ（MHRミッレ）やTR1（ヤマハ）も排気量が1000CCもあるのに2気筒でしたしねぇ。まぁ、これはあたしの好みですけど。

お礼

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回答No.4

chie65535

エンジンは、燃焼室でガソリンを爆発させて、その爆発力でピストンを押し、押されたピストンの力が回転軸に伝わり、シャフトが回転します。

エンジンに２つの燃焼室を設け、２つのピストンを使って、２つのピストンの動きのタイミングをずらして駆動するのが、２気筒エンジンです。

１つの燃焼室で、１つのピストンを使って駆動するのが、単気筒エンジンです。

「気筒数」は「ピストンの個数」なのです。

２サイクル（正しくは２ストローク１サイクルエンジンと言う）は、回転軸（シャフト）が１回転する間に２工程（２ストローク）の動作で駆動します。

具体的には、ピストン上昇時の工程で排気と圧縮を、ピストン下降時の工程で爆発と排気を行います。

４スト（４ストローク２サイクルエンジン）は、回転軸（シャフト）が２回転する間に４工程（４ストローク）の動作で駆動します。

具体的には、１サイクル目のピストン降下時の工程で吸気を、１サイクル目のピストン上昇時の工程で圧縮を、２サイクル目のピストン降下時に爆発を、２サイクル目のピストン上昇時に排気を行います。

２回転（２サイクル）で４工程（４ストローク）の動作をするので、４ストローク２サイクルエンジンと呼びます。

２ストにも４ストにも、どちらにも単気筒、多気筒があります。

２ストで単気筒、２ストで多気筒、４ストで単気筒、４ストで多気筒、というように、色々あります。

また、多気筒には、２、３、４、６気筒など、色々あります。

飛行機のゼロ戦のエンジンだと、星形１４気筒、という化け物エンジンが積んであります。

２ストと４ストの大きな違いは、吸気弁、排気弁の有無です。

弁がある４ストの方が複雑ですが、２回転に１回しか爆発が起きず、２ストに比べると力が弱いので、気筒数を増やしてカバーします。

弁が無い２ストの方が簡単な構造ですが、１回転に１回の爆発が起きて、４ストに比べるとパワーが出ますが、燃料と一緒に潤滑油もエンジン内に入るので、その分、デメリットがあります。

単気筒と多気筒の違いは、何個のピストンで回転軸シャフトを回すかの違いです。

多気筒は気筒１個１個で点火タイミングを調整しないといけないので、点火装置が複雑になります。

回答No.2

fujic-1990

> 単気筒エンジンって

　ピストンが上下するシリンダ（気筒）が１本だけのエンジンのことです。

　シリンダの外側（固定）とピストン（動く）の間で、気化したガソリンを爆発させて、ピストンを上下させ、その上下運動を歯車で回転運動に変えてなにか作業をします。車のエンジンならタイヤを回します。

　オートバイなら単気筒、２気筒、４気筒などがあり、巨大なツーリングバイクなら、６気筒もありました。

　四輪車なら４気筒とか６気筒とかが主流かな。軽自動車には３気筒のものもありますが、偶数気筒のものに比べると、動きがなめらかではナイ感じです。

　気筒数が多いものよりは、単気筒のほうがエンジンを小さくできますし、安いです。気筒数が多くなるとその分重く・大きくなりますし、爆発のタイミングなどを揃えなければなりませんので、機構が難しくなるからです。

　２サイクルというのは、
１、爆発とピストンの押し下げ
２、（はずみ車の回転による）ピストンの上昇と排気
の２工程（ストローク）を１単位として作動させるエンジンのことです。

　ピストンが上下するごとに１度爆発しているので、２サイクル（２ストローク）エンジンは強い力がでました。

　いまでも、小型で大きな力を出さなければならない刈払機やチェーンソウなどで、単気筒の２サイクルエンジンが使われます。但し、ガソリンとオイルが混じった混合油を使いますので、排気ガスが汚いです。

　ほかに、上下運動４回に１回爆発させる４サイクル（４ストローク）エンジンがあります。

　２サイクルエンジンは排気ガスが汚くて、いまのバイクのエンジンに２サイクルエンジンは使われません。比較的排気が綺麗な４サイクルエンジンだけです。それも汚いと言われ、もうすぐ電気モーターに置き換わるかもしれません。

　例えばバイクのエンジンを例にすると、２サイクル単気筒エンジンもありましたし、２サイクル２気筒エンジンもありましたし、４サイクル単気筒エンジンも、４サイクル２気筒エンジンもあります。

　つまり、２サイクルと単気筒は別な概念で、矛盾するものではないのです。

　私は４サイクル（４ストローク）、４気筒、４本マフラー（排気管）のバイクが好きで、CB750K4とかCB650LCに乗っていましたが、ナイトホーク750で４気筒２本マフラーになり、今のPCX150は４ストローク単気筒１本マフラーです。

回答No.1

no_account

2サイクルエンジンは吸排気のやり方の1つの方法です

単気筒とはピストンが上下する筒が1つのエンジンという事

2サイクルとは別の意味の事です

気筒を増やすとエンジンの回転が滑らかになるメリットが有りますが、気筒あたりの排気量は減るのでトルク感が弱くなります

2ストローク/4ストローク - Yamaha Motorcycle Technology | ヤマハ発動機株式会社
https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/technology/mc-tech/standard-technology/2st4st.html