金属切削加工品の温度変化による寸法変化について教えてください

このQ&Aのポイント
  • 切削加工部品の温度変化による寸法変化についてお知らせください。
  • 切削加工後と入荷時での寸法変化について疑問があります。
  • 材質や加工率から読んで、寸法変化を予測するのは難しいのでしょうか。
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金属切削加工品の温度変化による寸法について

切削加工部品の温度変化による寸法変化について教えてください。 当社では加工しておらず、サプライヤー様で加工している製品です。 材料はSUS304、CNCでシャフト形状に加工している製品の径寸法です。 切削加工後(加工熱がある為、プラス目)、と弊社入荷時(数日後)で径16.00の箇所の寸法が、約10μm変化します。当然加工直後は熱を持っている為、大きめにでるのですが、正確に測定する為には、恒温室に1日程度保管する必要があるのが現状です。しかしながら実際の現場では段取り後に1日も恒温室に置いて、測ってから加工スタートというわけにもいかず、その場で計っているようなのですが、当社に入った際にはマイナス目寸法でNGとなってしまいます。サプライヤーでも検査しているのですが、無理やり公差内に入れて合格にし、リリースされてしまっております。 材質や加工率から膨張率を読んで、加工するのがノウハウだとは思うのですが、加工業者様からアドバイスがあれば、ご教授いただけないでしょうか。 正直なところ、何十年も加工している材質なのだから、寸法変化を読んで加工する事が当然と思うのですが、そういう簡単なものではないのでしょうか。工程内で検査している作業者は製品がアツアツな事に疑問ももたずに測ったと言っている為、問題外と言わればしれまでですが。 今に始まった問題ではないので、一般常識的な方法があると思い質問させていただきました。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1754/3366)
回答No.1

>>材質や加工率から膨張率を読んで、加工するのがノウハウ  これは当然その通りなのですが、何より問題なのは「サプライヤーでも検査しているのですが、無理やり公差内に入れて合格にし、リリースされてしまっております」という点ではないかと。  サプライヤーとの責任分担の話にもなりますが、要は受け入れ側でNGになる製品が出荷されているわけですから『ウチで測ったらOKなんだ』は完全に無意味でしょう(受け入れ側の測定に問題がある場合は別として)。それこそ問題外の発言です。  一般常識的な方法としては「当社に入った際にはマイナス目寸法でNG」というのが安定的に出るならば、先方の加工時点ではプラス目狙いで加工させます。恒温室での検査が不可能なら、加工時点でその変化分を見越した加工をするわけです。  もしも「大体はマイナスに外れるがOK品の場合もある。稀にプラス方向でNGもある」というような状態なら、そもそも工程の安定性が確保できていない可能性が高いので、そのレベルからの指示出しが必要ですね。  まあそんなレベルだとしたら、そのサプライヤに拘る特別な理由がないなら、別の外注先を探す方がよっぽど良いとは思いますけど。 (SUS304のシャフト加工、Φ16.00。加工できる会社は多分山のようにあります)

その他の回答 (1)

回答No.2

うちでは非接触の温度計で測定し補正値を計算してます 何度かやると制度上がりますよ

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