刑罰としての農奴制について質問です。

質問

銀河英雄伝説のゴールデンバウム王朝銀河帝国による反体制派への農奴化と刑罰としての農奴制について質問です。

OVA「銀河英雄伝説」のゴールデンバウム王朝銀河帝国では、ルドルフ大帝の死とともに共和主義者による反乱が続発した。
しかし、帝国宰相であり第２代皇帝ジギスムントの父親でもあるノイエ・シュタウフェン公ヨアヒム の補佐によって「卵の殻でも踏みつけるように」粉砕された。
そして、反乱に加わった人々、その数、5億人余りが処刑され、その家族など100億人以上が市民権を剝奪され、農奴階級に落とされたそうですが、ここで以下の質問です。

１．これは思考実験になるのですが、とある一国の絶対君主制あるいは独裁体制の国家があるとします。
その際、国内でデモや暴力革命、クーデターなどの反乱を計画あるいは引き起こした人々が摘発した際、刑罰として農奴階級に落とすことは、合理的な刑罰でしょうか？

２．１の問いで、反乱を引き起こした人々の家族を連帯責任として、農奴階級に落とした方が良いのでしょうか？

３．農奴階級に落とした際、強制的に着の身着のまま地方の田舎に移住させるか、無人島や辺境あるいは植民地に移住させた方が良いのでしょうか？
そして逃亡できないように、首に首輪爆弾を括り付け、さらに逃亡できないように個人情報も記録するようにすべきでしょうか？

４．農奴階級に落とされた際、その子供、そして孫などの次の世代も農奴階級として、その血縁が途絶えるまでの間、農奴階級という身分に固定されるような制度も必要でしょうか？

５．農奴階級に落とされた際、畑などの土地や農奴は国家あるいは貴族の所有物として扱った方が良いのでしょうか？

６．刑罰としての農奴制として、農奴はトラクターなどの機械を頼らずに、人力で農作業させた方が刑罰としての意味合いを持たせることができるのでしょうか？

７．もし農奴が農場から抜け出した場合、更なる刑罰として、農奴よりも扱いが酷い身分階級、奴隷として扱い、鉱山に強制労働させて酷使させた方が合理的でしょうか？

回答No.1

noname#247529 · ベストアンサー

現実には世界中で絶対君主制の国家は倒れており、それ自体に永続する可能性ほぼないので、どのやり方がその国家をより長く続かせるか、というお話ですかね。合理的＝より長く国家が続く　とします。

1、江戸幕府は長く続いた方だと思いますので、一揆などの小さな反乱でさえもだいたい処刑で終わっているようです。刑罰としての農奴階級へ落とすことは、合理的ではないのではないでしょうか。
大きな反乱であれば、それなりの地位にある人が引き連れていることも多く、より大勢が関わっています。そのトップを農奴にまでするのは侮辱を与えることになります。その大勢の反感をより長く買い続ける感じになりそうです。国にとってはマイナスだと思います。

２家族についても同様です。

３どうしても農奴階級というならできる限り、遠くの方がいいでしょう。
大きな反乱であればサバイバル能力のない人物と考えられ、無人島は処刑と同じなので処刑より苛烈な刑罰と思います。近くの無人島なら見せしめみたいになるので、それなら手っ取り早く牛裂きのようなので処刑すればいいともいます。
目の届かない遠方の無人島では救出しやすいことが考えられます。救出しようとするが出たり新たな反乱にもつながりそうなので合理的ではないでしょう。

４そもそも農奴が合理的とは思えないので固定するような手間をかけても無駄ではないですかね。

５専制君主の国なら、最初から全てはその君主かせいぜい地方の領主のものではないですか？というか自分の土地を持っていたら農奴とは言わないでしょう。普通に小作人の民は江戸時代でもいますし。

６地位のある人を農奴に落とすならそれ自体が何よりも強い侮辱なので、その中身はあまり関係ないと思います。
地位のない者でも労働力として安く使えるので、文明の利器があるなら使った方がコストパフォーマンスは高そうですね。

７農奴よりも酷いというのがよく分かりません。土地によって奴隷の使い方が違うだけでしょう。奴隷には奴隷の刑罰をするだけです。

こんなところでしょうでしょう。

回答No.2

eroero4649

＞刑罰として農奴階級に落とすことは、合理的な刑罰でしょうか？

そら、非合理的でしょう。100億人もいたら優秀な人もいます。今の地球人が約70億人。地球人だけでも優れたリーダーもいれば優れた科学者もいます。誰かがリーダーとなって立ち上がって面倒なことになります。
反乱を鎮圧したら、根絶やしにしないといけないのです。

「じゃあなぜそのような非合理的な判断をしたのか？」という点については、田中芳樹先生にお尋ねくださいとしかいえません。銀河英雄伝説は事実ではなく、小説ですから。
きっと田中先生はそれに基づいて何か面白いストーリーを思いついたからそうされたのでしょう。