ユング心理学の治療技法の大枠を教えてください。
臨床心理学を勉強している者です。
なかでも、ユング心理学に興味があります。
一応、フロイトやユングに関する入門的な書籍はだいぶ読んで来たつもりですが、最近、ようやくフロイト心理学(精神分析学)の治療技法の大枠が理解できた程度です。
それは、「自由連想法」により、「転移」と「抵抗」を足がかりとして、患者の「洞察」を導く、というものです。
一冊の本に、上のようなことがまとめて書いてあれば、苦労はないのですが、そうなっていない場合が多いです。違う本を何冊も読んで、個々ばらばらな記述から、同じようなことが書いてある箇所がだんだんと重なってきて、ようやく上のようにまとまったという感じです。
ユングも、もっと時間をかければ、上のようなまとめに辿り着くことができるのかもしれませんが、なかなか難しいです。そこで、もし知っている方がいらっしゃったら教えて欲しいものです。できれば、まとめのような形がいいのですが、長文でも箇条書きでもどんな形でもかまいません。
ユング心理学において、どのような技法を用いてどのような機序で患者は治るのか、そのメカニズム、大枠を教えてください。
お礼
私もユング心理学については 一通り知っていたんですが、 エビデンスが無いという事から、 現在の大学の心理学科では 心理学史に名前しか出てこないという事なので、 全く省みられていないのかと思っていました。 有効だと考えている人もいるんですね。 ありがとうございます。