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ウラン濃縮するのになぜこんな大かがりになるの?

ウラン濃縮は、遠心分離機で高速で回転することにより、分離すると云われています。 そして、これを原子爆弾等に使われる兵器級まで濃縮するのに、大変高度な技術力、大量の電力、日数を要し、さらに大規模な施設までも必要とすると云われています。 なぜこんな大かがりになるのでしょうか? 最新の技術を用いても、こんな大かがりになるのでしょうか? 回答のほうお願いいたします。

みんなの回答

  • phosphole
  • ベストアンサー率55% (466/833)
回答No.1

様々な次元で特殊・大規模・高価な設備・技術がいる。 まず対象となるのが放射性物質なので、漏洩や被ばくを避けるための設備がいる。放射性でない物質に対し同様の遠心分離装置を作る場合にくらべ、はるかに厳重な配管や機器類の防護が居る。 さらに、放射性云々をおいておいても、ウラン濃縮で登場するウラン化合物は、ウラン鉱石のような安定な物質ではなく、空気や水に極めて敏感で容易に分解する。濃縮で主に使われるのは六フッ化ウランUF6だが、これは湿気に大変弱く、湿気に触れた瞬間に加水分解してウラン酸化物とフッ化水素(および他のフッ素化合物)を生じる。濃縮はガス状態で行うのだが、固体のウラン酸化物が生じれば配管が詰まって事故になるし、フッ化水素は簡単に人間が死ぬ危険物質である。こういった取り扱いの難しさが無い物質を遠心分離する場合にくらべ、はるかに厳重な禁水・不活性条件が居る。 結局、取り扱う物質の危険性が大変高いので、必要とされる技術や設備のレベルが非常に高いという当然・あたりまえの話。

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