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元の勤務先の倒産が企業年金に与える影響とは?
- 上場会社に40年弱勤務した退職者♂77歳が、現在厚生年金と企業年金を受給中です。しかし、新型コロナウィルスの影響で倒産報道が相次いでいます。もし元の勤務先が倒産した場合、企業年金の受給額に変化はあるのでしょうか?
- 質問者は退職後も厚生年金と企業年金を受給しており、倒産報道を見るたびに不安を感じています。倒産が起こった場合、企業年金の受給額にはどのような影響が出るのでしょうか?
- 退職者の質問では、倒産した場合の企業年金の受給額について知りたいとのことです。上場会社で働いていたため、心配しているようですが、実際にはどのような影響があるのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
公的年金の1階部分である国民年金(基礎年金)、2階部分である厚生年金保険に関しては、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が運用しています。 回答 No.2 において「年金基金が運用している」旨の記述がありますが、明らかな誤りです。 つまり、「これらの年金の原資は国が運用しているので、ほぼ影響は受けない」と考えていただいて結構です。 3階部分の企業年金に関しては、現行の確定拠出年金であれば、企業経営の現状だけではなく社会情勢の影響をも受けて、その原資の運用に影響することはあり得ます。 つまり、現行制度の加入者については、企業倒産等の影響を受けることも考えられます。 しかしながら、企業年金連合会からの企業年金を受けている人については、そもそも現行の制度による年金ではなく、いわば「既に確保されている原資」からの年金であるため、ほぼ影響は受けないのです。 これに関しては、回答 No.1 でお示ししているとおりです。 ということで、結論として、公的年金についても企業年金についても、あなたの場合には「ほぼ影響はなし」とお考えになっていただいて結構です。 なお、「確定」とされている以上は、「どんなことをしてでも原資を確保・確定させなければならない」ということを意味します。 なぜならば、それが年金の最も重要な役割でもあるからです。 したがって、短絡的に「金が無いなら年金も無い」と言い切ってしまうことは、決して適切な回答とは言えません。ご注意下さい。
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- 中京区 桑原町(@a4330)
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年金は詳しく見ると3種に分解できる 3階部分・・・企業年金(企業が独自に制度化してる) 2階部分・・・厚生年金 1階部分・・・基礎年金(国民年金) 1階、2階部分は公的年金と呼ばれ年金基金が運用してるので企業の倒産の影響は受けない 3階部分に関しては企業が運用しており、倒産しても従業員は受け取る権利はある。 しかし、企業が倒産すると言う事は金が無いから倒産するのであって、年金部分も金は無いと思えばよい 受け取る権利があっても金が無いなら受け取る事は出来ない
- Kurikuri Maroon(@Kurikuri-Maroon)
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通算企業年金(確定給付企業年金、厚生年金基金)では、企業年金連合会が年金の原資を管理して給付を行なっています。 したがって、基本的には「勤めていた会社・企業、加入していた企業年金の倒産や解散」があっても、受給権者(退職者等)はその影響を受けません。 ただし、経済情勢等によって年金の原資の運用に著しい支障が生じたようなとき(いわゆる「世界恐慌」に匹敵するような事態となったとき等)は、影響が出ることはあり得ます。 今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済への影響が懸念されますので、そういった意味では「全く影響を受けない」とは言い切れないものがあります。 その点は国民年金や厚生年金保険も同じで、年次の年金額改定やマクロ経済スライドによって年金額が抑えられる幅が拡がる、ということがあり得ます。
お礼
分かりやすい解説、感謝と感心です。余程のことがない限り心配無用 と解釈しました。余程のことがないうちに 元気に遊んで、三途の川を渡れればと思っています。ありがとうございました。
お礼
ご意見 ありがとうございました。
補足
金が無いから企業倒産→年金部分も金は無いと思えばよい・・・これは、企業年金連合会が管理している年金原資にも大きく影響する・・・ということですか?