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キャッシュレス化とマネーストック

キャッシュレス化は、マネーストックの増加に影響はしないのでしょうか。 キャッシュレス化が進むことで、もし現金の需要が減るのであれば、現金預金比率は小さくなり、また、信用乗数は大きくなると思われるのですが、そういった影響は全く考えられないのでしょうか?

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回答No.1

もちろん、影響します。前に用いた信用乗数の式 M=[(k+1)/(k+r)]H ただし、k= C/D=現金預金比率、r=R/D=預金支払い準備率、M=マネーストック、H=マネタリーベース。 キャッシレス化が進んで、kの値が小さくなるなら、rの値が同じなら、信用乗数の値(k+1)/k+r)は大きくなるので、同一のやHに対してより大きなMが生み出される。 私は以前アメリカで生活したことがありますが、日常生活でも現金のドル紙幣はほとんど使わない。老世代の人たちは昔ながらの個人小切手を使い、より若い世代ならクレジットカードとか、デービットカードを使用するので、現金はほとんど見かけない。

spongetak
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 キャッシュレス化が話題になり、政府の委員会などの発行物をみても、その辺のことは書かれておらず、現金取り扱いのコスト等のことが中心でしたので、どうなっているのかなと思いました。 しかしまた、PayPayやLineペイのポイントがCの代用となり(PayPayなどを管理するPayPay株式会社は銀行でないので)、またむしろD同士のやりとり(普通預金レベルの、送金、支払いなど)がこれらのポイントで代用され、Cの需要が増えるのであれば、上記のこととは逆方向(マネーストックの減少、信用乗数の低下)が起こるのでしょうか。 それで銀行は、この件に関しては特に騒がないのでしょうか。あくまで信用創造できるのは銀行ということなので。 しかしなんとなく不思議です。PayPay株式会社が、彼かのアカウントのポイント残高が沢山入ったということで、そのポイントを誰かに融資して運用しようとすることは、奇妙な感じがしますが、実際、銀行がやっていることはそういうこと(ポイントが通貨になっているだけ)なわけでしょうからね。

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