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熟
熟柿はおいしいですが、熟梨とか塾杏とか塾栗、熟団栗、熟葡萄、熟林檎とは言いませんね。 甘熟などとはいいますが。 西瓜は叩いた音で熟度を知りますが、熟西瓜とは言いません。 なぜ、柿にだけ熟が付くんでしょうか? 熟バナナと言うと黒くて不味そう‥などとお答え下さいませんか? リンクは×です。
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- iBook 2001(@iBook-2001)
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はじめまして♪ 「熟柿」(ジュクシ)。これは、よく熟して柔らかくなった柿 他の物として例に書かれた物の中で、通常食べる状態よりも柔らかく成ったものも好まれる。。。というのが無いから、そのような呼び方が無いのです。 柿には、基本的にほどよく色付いても渋が多い「渋柿」と、同程度の状態で渋が抜けて甘く成る「甘柿」があります。 渋柿も、より熟して柔らかく成る頃には渋が抜けます。 また、渋柿も「渋抜き」という行程をへて、渋が抜けて甘く成ります。 シャキシャキ食感の柿に対して、柔らかい食感の柿を熟柿と言うだけなので、柿の品種、元から甘柿なのか、元は渋柿だったかは関係無しですね。 また、渋柿の渋抜きには、焼酎を使う事も多くて、それに最適な焼酎として「熟柿」と名付けた焼酎も在ります。(これは、柿自体じゃないので、誤解なさらないように、、、って言っても、ちゃんと25°1800mLとか書いているから、間違わないかぁ~、苦笑) 私は子供の頃、もう包丁などで皮を剥けないくらい柔らかく、とろっとろの柿が好きでしたが、手や洋服が汚れるので、オトナに成ってからはあまりにも柔らかい柿は避ける傾向になりました。 普通とおなじように皮が剥けて、切り分けたら中心部が少し「とろッ」って言うのが、今では好きな方ですかねぇ。 余談のついでに、熟し過ぎたバナナはペースト状などにしたスイーツには広く活用出来ますよ。 さらに、外側が美味しそうな黄色になる少し前の状態の場合は、焼いたりなど、加熱調理でも楽しめます。(世界的に見ると、加熱調理の方が多い。という意見の人も居ます。) さらにさらに、熟したバナナを絞り出して熟成し、、、、という結構原始的?なアルコール発酵をさせている例もあります。(興味が在りましたら、「バナナ酒」「バナナワイン」「バナナビール」などで検索してみてネ♪ 余談も多く成りましたが、柿に戻して、もう1つの余談を(汗) 渋柿でも甘柿でも、まだ緑色の未熟な状態では「渋」が強いのですが、その状態で収穫し、細かくしてから圧搾、果汁を集めて発酵熟成させた物が塗料や染料等として、日本では平安時代から活用された日本固有の「柿渋」という物も有ったりします。 私自身は、オーディオ、特にスピーカー工作が趣味の1つなのですが、かなりマニアックな記事で、スピーカーの振動板を和紙で造って固くする為に柿渋を、という、もう、単なるマニアを超えた職人のような記事で初めて知ったんですが。。。。ウルシとはまた違う、日本ではかなり古くから用いた物だそうですよ。
補足
ご回答ありがとうございます。 私は、大昔「渋柿」が突然変異して「柿(甘柿)」になったと認識しています。 生家には甘柿が3本、渋柿が1本ありましたが、渋柿は熟れて樹から落ちる頃になっても渋くて食べられませんでした。 柿が〝みるい〟(未熟という意味の浜松の方言)うちは、渋さよりも硬くて食べられませんでした。 なにしろ、猿に青柿を投げつけられ蟹のお父さんが亡くなったほど(猿蟹合戦)硬いのですから‥