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特攻隊

特攻隊はそれなりに敵にダメージを与えることができたから、 見事な作戦だったと言えるだろう、と言っている人がいるのですが・・・。 神風特攻隊=見事な作戦 というのは一般的な見方なんでしょうか。

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  • mmky
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回答No.7

神風特攻隊ですか。 日本では美化されていますが一般的には最低の戦術ですね。考えた将官も自ら特攻してしまいましたが、近代戦ではやってはいけないことですね。こんなことをするのなら早めに降伏することですね。やたら若者を死なせただけなんですね。特攻隊の戦術で守ろうとしたのは家族や国家ではな国体維持(つまり天皇制維持)だったんですね。半年前に無条件降伏しておけば多くの若者が今も生きてたはずですね。そのように思いますね。

wzxqar
質問者

お礼

>>>特攻隊の戦術で守ろうとしたのは家族や国家ではな国体維持(つまり天皇制維持)だったんですね。 そういうことですか。 某国に当てはめれば、偉大な将軍様の体制を守るために自爆攻撃をさせられたようなものですね。 参考になりました。

その他の回答 (8)

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.9

それなりに大きな成果を収めることができたことは事実が示しています。 フィリピンで開始した当初は、すでに通常作戦でも生還を期し得なくなっており、それで不確実な戦果に終わるよりは、確実な戦果を収めたほうがよいということで始めたもので、それなりに合理的な判断でした。 ただ問題があるとすれば、それを定例的に実施したことでしょう。なぜなら特攻作戦も奇襲の一つに過ぎないからです。奇襲は、なんども繰り返せば奇襲ではなくなります。したがって米軍はレーダーピケット艦を配備し、さらに防空情報を統合して、指揮するCICを艦船に備えました。またオペレーションリサーチにより被害を最小化する対策を立て、さらにはVT信管を多用するなど、次第に不利になっていったのです。制空権も奪われて成功は困難になりました。 またLSTや駆逐艦などの小型艦には大きな効果があったものの、硬い装甲に防護された戦艦などの大型艦には、せいぜい前線から落伍させるだけの効果がなかったことも事実でした。 さらに錬度の低いパイロットには急降下時に機体を制御することも難しかったといわれ、そういう点では問題が多かったとも言えるでしょう。 それと、組織的な体当たり特攻は日本だけのものではないようです。ソ連がモスクワ攻防の際に、「タラーン」戦法といわれる対航空機特攻を行っています。 日本にも対空特攻はあって震天特別攻撃隊というのがありました。これの特徴は海面などに激突する対艦特攻と違って生還する可能性が高かったことで、224戦隊の小林少佐は何機ものBー29を体当たりで撃墜しています。(生き残って戦後、航空自衛隊のパイロットになりましたが、訓練中の事故で殉職しました。奥さんがつい最近まで遺族会の会長をやっていましたね。)

  • orpheius
  • ベストアンサー率43% (29/66)
回答No.8

陸軍の特別攻撃隊、海軍の神風特攻隊のふたつを総称して特攻隊と言っていますが、日本が特異なのはこの自殺戦法を組織化したことです。それまでも、航空機等が故障その他で味方勢力圏に帰還の見込みがない場合、敵に突っ込み道連れを狙ったケースはありました。 この攻撃の目的は、当時もっとも有効であった「人間」という誘導装置を用い、正確に敵の高価値目標を撃破することにあったことはいうまでもないことです。そしてこの攻撃では、陸海軍合わせて約4000人の犠牲を出すことになりました。対する戦果は 撃沈数 護衛空母3、駆逐艦12、その他の小型艦船11、合計26。 損傷 空母16、戦艦14、軽空母4、重巡8、軽巡8、等々。合計269 といったところです。単純に計算すると、13人の犠牲で1隻の目標を撃破ないし戦線から瞬間的であっても引き離す効果を得ています。「単純な」計算上では、悪くない取引であるでしょう。 もっとも、昭和19年以降の米国は、その持ち前の工業能力をフル活用し(以外に知られていないようですが、WW2においてもっとも初期に国家総動員と統制経済を完成させたのは米国で、一番遅れたのは日本です)月刊エセックス、週刊護衛空母などといわれるように大量の大型艦艇を投入し始めた結果、倒しても倒しても新手が出てくる状況でしたが。貴重な航空燃料をバカ食いさせ、貴重な金属を浪費し、比較的安価な航空機による反復攻撃によって艦隊の意図を挫くという航空作戦の利点をはなから放棄していますが。何より、量産が困難な人員を消耗品として(当時の日本においてはもっとも量が確保できる資源が人しかなかったとはいえ)使うという時点で統率の外道というのもむべなるかな。 米兵の士気を一時的に消沈せしめたことは認められても、キルレシオがつりあわずまた自己満足な戦果のみで結局連合国の意図をくじくことができず、帝国の滅亡は防げなかった事が、手段の正当化も許しません。 私の生まれ故郷は陸軍特別攻撃隊の発進基地があり、海軍の震洋の待機基地もありました。特攻はほかにも伏竜、絞竜、甲標的、桜花など、各種の手段が講じられていました。 現代という神の視点から歴史を断罪することは好みではありません。ただ愚かなことがなんだったのか、研究し平和と繁栄を築くことがせめてもの英霊への供養かな、と5日遅れの終戦から考えました。

noname#21649
noname#21649
回答No.6

飛行機仲間内では.「最高の攻撃方法ではあるが最低の攻撃方法である」と言われていた。 と聞いています。 というのは.1回の攻撃で飛行機1台+操縦士1名を犠牲にしなければなりません。それだけの経費をかけて良いかどうか.操縦士の教育費を考えたりすると.コストパフォーマンスが最悪の方法となります。 なお.現在でも特攻隊の考え方は.残っています。先日の東海村の再処理工場における放射線漏れ事故で. 作業員に中に入って核反応を起こしているバケツにホウ酸を入れてくれ と.特攻隊の募集を管理職が行ったとの報道があります。 特攻隊が有効ならば.管理職が中に入って入れてくれば良いものをなぜ一般の作業員に対して.特攻隊の募集を行ったのでしょうか。

wzxqar
質問者

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  • puruton
  • ベストアンサー率20% (55/264)
回答No.5

 当然パイロットが死ぬわけですから、人道的な攻撃ではありませんが、それはさておき、軍事的な効果面について書きたいと思います。  米軍人のビル・ロス氏が書いた「硫黄島」(戦争末期の激戦地)によると、日本軍の特効攻撃により、空母サラトガが大破し、軽空母のビスマルクシーが沈没しています。特にビスマルクシーの時には、甲板に搭載されていた航空機の爆弾が誘爆したため、たった1機の特攻で沈没したみたいです。  当時の価格は分かりませんが、現代の場合、航空機は1機50億円程度ですが、航空母艦は数千億円かかるみたいで、その意味では一騎当千でしょう。  ただ、それまでにどれだけ飛行機が落ちたか?100機トライして、1機だったら、むしろ損なのでしょう。パイロット一人あたりを2億円ぐらいの損失として考えると、なおさら日本の損害は拡大します。ただし、特攻攻撃の成功率については、すいません、知りません。要するに確率だと思います。  ただ、基本的には250kg爆弾(オートバイ1台ぐらいですかね?)のような軽いモノしか搭載できないため、体当たりしても、ビスマルクシーのように誘爆でもしない限りは、1回の特攻では沈没しないでしょうから、その意味では損かもしれません。  なお、意外なことに、先ほどの「硫黄島」でも記述されているとおり、米軍はカミカゼ攻撃およびバンザイ攻撃(白兵戦)はかなり恐怖を感じていたみたいです。そういう心理的効果はまたあったのかもしれません。

wzxqar
質問者

お礼

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  • norakuma
  • ベストアンサー率29% (293/977)
回答No.4

見事な作戦というのは、自軍の損害を最小限にし、相手に最大限の損害を与えることです。 それなりに敵にダメージを与えた程度を、見事な作戦ということはありませんよ。

wzxqar
質問者

お礼

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  • kuma56
  • ベストアンサー率31% (1423/4527)
回答No.3

果たして特攻隊がどれ位のダメージを与えたのでしょうね。 特攻隊を繰り出しても米主力艦艇は、ほとんど沈んでいないし、特攻によって米軍兵士が精神的なショックを受けたとしても、それで戦略が大きく変化する事もなく、日本軍は撃破されました。 それに対して、特攻した日本軍兵士は必ずといっていい位死亡するわけです。 さらに敵艦に到達する事無く撃墜されていく兵士の方が多いわけです。 このような作戦は、既に軍事活動として破綻しているわけですから、見事もなにも無いでしょう。

wzxqar
質問者

お礼

>>>このような作戦は、既に軍事活動として破綻しているわけですから、見事もなにも無いでしょう。 見事なまでの愚策(or暴挙)だったのかも知れないですね。 参考になりました。

  • my-music
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.2

回答になるか分からないですが私も思う所がありまして… 確かに相手にとっては脅威にもなったと思います。何しろ向こうはお国の為にと死ぬ気で突っ込んで来る訳ですし。何よりも恐ろしく思ったとおもいます。そういった点においては有効…だったのだと思います。

wzxqar
質問者

お礼

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noname#8234
noname#8234
回答No.1

見事な作戦とは、とんでもない意見だと思います。 本来、軍の上層部には、いかに自軍兵士の犠牲を少なく、いかに敵軍の被害を大きく、という作戦を練る義務があります。 たしかに神風特攻隊は、確率の高い、効率の良い戦果を挙げたかも知れませんが、自軍の飛行士や航空機を犠牲にする事で、やっと成立する作戦ですから、言ってみれば 「禁じ手」 に近いものだと考えられます。 当時の連合軍が神風特攻隊や、人間魚雷 「回天」 を恐れたのは、過去の戦争における 「常識」 を外れるような、あるいは倫理的に考えられないような攻撃を仕掛けてきた事に起因すると思います。 従って、このような作戦は、軍の上層部が、いかに無能な集団であったかを証明しているようなものだと思います。

wzxqar
質問者

お礼

>>>従って、このような作戦は、軍の上層部が、いかに無能な集団であったかを証明しているようなものだと思います。 実情はそういうことでしたか。 参考になりました。

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