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野外でこぼしたガソリンについて
今日の朝10時頃にバイクのメンテナンスをしていた際にガソリンを200mlほど地面に溢してしまったのですが気化したガソリンがタバコで引火してしまわないか不安でどうしよもなくなったので質問させて頂きました。 溢した場所はアパートの所の野外なのですが溢した場所から1mぐらい横の住人の人が玄関でタバコを吸う習慣があるらしいので心配になりました。 ガソリンなどに詳しいがいらっしゃいましたらお知恵をお貸しくださいm(__)m
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- sailor
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こぼしてしまったなら、大量の水で洗い流してください。もちろん水とガソリンは混ざりませんが、これにはガソリンを広い範囲に拡散させて燃焼に必要な濃度のガソリンの蒸気を発生させないという意味があります。ガソリンに限らず年ろ油が燃えるためには空気中に一定の濃度で燃料の蒸気が散在する必要があるので、その濃度を燃焼可能な濃度より下げてしまえば、ライターで火をつけたとしても燃えないのです。 また、多くの人が勘違いされている部分なのですが、ガソリンをこぼしたところに火のついたタバコを投げ込んでも、通常は発火しません。灯油や軽油なら発火しますがガソリンではまず起こらないのです。燃料が燃え始めるの必要な項目に着火点と引火点と言う温度があるのですが、ガソリンは引火点は低いのですが着火点は高いのです。引火点と言うのはある一定の温度以上であれば燃焼するために必要な燃料の蒸気が十分に発生する温度と言う意味で、着火点と言うのはその蒸気になって空気と燃焼に必要な状態の物に実際に火をつけるの必要な温度の事です。火のついたタバコの吸い殻の温度は600℃程度ですが、この温度は灯油や軽油の着火点よりは高いので、引火点以上の温度の灯油や軽油などに火のついたタバコの吸い殻を投げ込めば燃え始める可能性が高いでしょう。しかし、ガソリンの着火点はそれより高い(ガソリンと言うのは1種類の物質ではなく数種の炭化水素のの混合物なので、その混合の割合によって着火点は異なる。これについては灯油や軽油でも同じことであるが、それらの着火点はガソリンより低い)のでまず燃え始めることは無いんですよ。まぁ、危険を伴うので実際に試すことは避けたほうが良いでしょうが、豆知識として知っていても損は無いでしょう。 おまけのおまけ ディーゼルエンジンの車にガソリンを入れてしまうと全くエンジンがかからなくなりますが、ガソリンエンジンの車に灯油や軽油を入れた場合は、夏場ならものすごく調子は悪いのですがエンジンはかかります。これはガソリンは着火点が高くて、ディーゼルエンジンのように断熱圧縮により空気自体の温度を高温にしてそこに霧状の燃料を吹き込んで燃焼開始させる方式で得られる温度では添加しないからです。逆の場合は灯油や軽油は外気温がある程度たかいとかエンジンが温まっているなどの状況で引火点以上の温度であれば、点火プラグで発生する高温の電気火花(数千度以上の温度に達する)があれば燃焼が可能だからです。まぁ、異常に低オクタンな燃料ですから正常な燃焼とはならず、非常に強いノッキングや未燃ガスの排出過多による触媒の過熱や出力の大幅な低下を招きますけどね。
- gongorogon
- ベストアンサー率16% (706/4250)
ガソリンが燃焼するには、理論混合比(空気との割合)があり、さらに混合気は空気より重いので地面を這うように拡散しますので、隣人がその場にいて火種(吸い殻や高温の灰)を落とさない限り引火の危険性は少ないです。数分で蒸発するでしょう。
- Dr_Hyper
- ベストアンサー率41% (2483/6032)
この気温で,気化したガソリンが風にのって拡散するのであれば,火が付きようがありません。 染みこんだ土の部分に火を近づければ,こぼした後すぐなら着いたかも知れませんが,それでも一瞬で消えるでしょう。 その程度であれば匂いもすぐに消えてしまい全く気にする必要はないと思います。万が一それがとても密閉され空気が拡散しないような場所なら危ないですがそうではないようなので気にする必要はありませんよ。
- souji77
- ベストアンサー率34% (489/1427)
朝から10時で200ml程度ならもう問題ない程度に拡散して薄まって引火することはないと思いますが。U字溝の中に意図的に捨てて、密閉性の高い蓋で風が抜けない場所だったりしたら別ですが。
昔こんなニュースがありました https://www.sankei.com/smp/affairs/news/141102/afr1411020020-s.html しっかり謝って二、三日はタバコを捨てないようにお願いしましょう