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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「形容詞 + です + 終助詞」 について)

「終助詞を付けないまま「です」だけで使用することには、違和感を感じる人が少なくない」という現象について

131tobiの回答

  • 131tobi
  • ベストアンサー率54% (18/33)
回答No.5

1)形容詞 + です + 終助詞 の形にする  ひとつの解決法です。でも、話し言葉だと不自然なことが多々あります。 2)形容詞を名詞とセットにして「です」につなげる  それも解決法です。でも、それではうまくいかないこともあります。  自分では「形容詞 + です」は使えません。  人が使うのにメクジラを立てる気持ちはなくなりました。でも、使っている文章を目にすると、「この書き手は無神経」と感じます。そりゃウン十年も、「これはヘン」と書きつづけていればそなりますって。  ずいぶん前に書いた原稿からひきます。 【伝言板【板外編7】デス・マス体が書きにくいワケ1】 http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-277.html  以下は一部の抜粋(重言)。 【Coffee Break】なぜデス・マス体は書きにくいのか■■■■■■■■■■■■■ ●文法的には認められていても…… 【練習問題5】  次の文をデス・マス体に書きかえてください。   この本は高い。  本文では、デス・マス体とデアル体のどちらが書きやすいのかは「意見が分かれるところです」と書きました。もう少し正確にいうと、意見が分かれるところではあっても、「デス・マス体のほうが書きにくい」と感じている人のほうが多いようです。デス・マス体の文章が書きにくいといわれる理由は文末の問題だけではなく、語彙の問題もかかわってきます。ここでは、文末の問題に限ってもう少し見ていきましょう。  デス・マス体の文末が単調になりがちな理由として、すでにあげたように次の3点が考えられます(このうち、3)はあまり一般性をもたないかもしれません)。   1)動詞で終わる文末がすべてマス(過去形の場合はマシタ)になる   2)「名詞+〇〇」の形がデス(過去形の場合はデシタ)の1種類しかない   3)体言止めや変則形が使いにくい  このほかに、文末を「~イ」(形容詞の終止形)にできないという点があり、これが最大の問題ではないか、と思っています。  先の表の中で、形容詞を〈例外1〉にし、次の例をあげました。   現 在 形           過 去 形   デアル体  デス・マス体    デアル体  デス・マス体   高い    (高いデス)    高かった  (高かったデス)  この(高いデス)や(高かったデス)は文法的には認められているようですが、おすすめできない形です(現在形でも過去形でも性質に大きな違いはないので、ここから先は現在形に限って話を進めます)。  理由はよくわかりませんが、(高いデス)は許容できなくても、「高いデショウ(カ)」「高いデスか」「高いデスね」「高いデスよ」といった形なら使ってもよい気がします。これとほぼ同じことがいえるのが、「やや特殊な例」であげた(ないデス)と、〈例外2〉であげた(会わないデス)(会いたいデス)です。  この(高いデス)と(高かったデス)について、『日本語練習帳』には次のように書かれています。 ================================  現在、外国人に日本語を教える教科書ではほとんどすべてが、   高いです   高かったです   美しいです  美しかったです と教えています。これは現代語の必要に応じる、将来広まっていい形なので、社会的 に認めていいと思います。 ================================  そう書きながら、著者自身は「~イデス」という文末を認めていないようで、「~イ」で止めている例が多く見受けられます。これはデス・マス体の中にデアル体が入り込むので、変則形の一種です。  文法的には認められていても、言葉に敏感な人なら「~イデス」には抵抗を感じると思います。「~イ」で止める形を使うか、ほかの表現を選ぶかは別にして、「~イデス」は避けるはずです。 (高いデス)や変則形を避け、「この本は高い。」という文をデス・マス体にするには、次のような書きかえが必要になります。   1)これは高い本です。   2)この本は高いものです。   3)この本は高価です。   4)この本は安くありません。   5)この本は高いノです。  おそらく、1)がいちばん自然な書きかえです。2)は多少無理が感じられます。3)も自然な書きかえですが、適切な言葉が見つからない場合には使えません。たとえば、「この本はおもしろい。」の場合はどう書きかえればよいのでしょうか。4)はほとんど反則です。「高い」と「安くない」では意味が違ってきますし、適切な反義語がない場合には使えません。5)は文法的には問題がありませんが、ノをつけると「強調」の意味になってしまいます。そのため、機械的に書きかえることはできません。  もう少し別の例で見てみましょう。 「太郎は目が悪い。」という文を同様に書きかえようとしてみます。  1)と2)のような書きかえはできません。あえてやるなら「太郎は目が悪い男です。」かもしれませんが、明らかに文のニュアンスがかわってしまいます。3)の書きかえも、目が悪い原因がわからないと「近眼」「乱視」などの言葉が使えないので、適当な言葉が見つかりません。残っているのは、4)と5)です。   4)太郎は目がよくありません。   5)太郎は目が悪いノです。  この書きかえがあまり望ましくないのは、すでに書いたとおりです。そうなると、「~ようです」や「~と思います」といったよけいな言葉をつけるなど、ほかの表現を考えなければなりません。デス・マス体の文章では、こういう理由からノデスを使ってしまうことが非常に多いノデス。

Rozsy
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございました。

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