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新紙幣の裏の模様が藤の花になっているお札があります

eroero4649の回答

  • eroero4649
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回答No.4

一般的に我々が「桜」と呼んでいるのはソメイヨシノですが、ソメイヨシノは幕末頃に作られた、植物としてはごくごく最近の種なんです。ですから、時代劇でソメイヨシノが咲いているのは間違いなんですね。その頃にはソメイヨシノはまだ存在していませんでしたから。 更に、ソメイヨシノが桜として一般的に広まるのはもっと後、戦後になってからなのです。日本中が焼け野原になった後、復興と平和の象徴としてソメイヨシノがじゃんじゃん日本中に植えられていったんですね。それで日本中ソメイヨシノだらけになってしまったのです。 最近はあまりにソメイヨシノ一辺倒になってしまい、ソメイヨシノの寿命が比較的短いので寿命となってしまった樹も増えてきたので、寿命になった樹の代わりにシダレザクラやヤマザクラなども選ばれるようになってきました。 あと50年後くらいは、また春の桜の風景も今とは変わってくるのではないかなと思います。今はソメイヨシノ一辺倒となっている北区の飛鳥山公園は暴れん坊将軍こと徳川吉宗が江戸市民のために作った桜の名所で、昔は様々な種類の桜が植えられていて結構長く桜を楽しめたそうです。再びそのような風景になるかもしれませんね。

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