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マクロ経済学労働市場について。

マクロ経済学労働市場について。 ★実質賃金率が下がれば労働需要量が増え、(実質賃金率が上がれば、労働需要量は減ります。) ★失業率が大きくなれば、人が余るので賃金は下がる。 この二つは矛盾しているように思えるのですが、どう解釈したら良位でしょうか。 ご回答よろしくお願い致しますm(_ _)m

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回答No.2

>どこに「矛盾」があるのでしょうか? と聞いたが、あなたから返事ない。別に「矛盾」ではないでしょう。通常の、財の市場を考えてください。価格を縦軸に、数量を横軸にとって、右下がりの需要曲線、右上がりの供給曲線を書き入れてください。2つの曲線の交点で「均衡」が決まる。均衡価格P*から現実の価格うPがなんらかの理由で飛び出し、P>P*となったとする。そのPから水平線を引いてください。その線と需要曲線と交わるところで消費者は消費しようとするので、そのときの需要量は「均衡」取引量より小さくなる。一方、その水平線と供給曲線と交わるところで生産者は供給しようとするので、供給量は「均衡」取引量より大きくなるし、そのときの需要量を超えるので、超過供給が発生する。超過供給があると価格は下落し、均衡へ戻ろうとする。 これがあなたが質問したのと同じ状況で「矛盾」でもなんでもない。市場の「安定性」の問題です。 しかし、価格が下方硬直的で、超過供給があっても価格が自由に下落しないと超過供給はただちには解消しない。ケインズ派のマクロモデルでは、労働市場ではいろいろの理由から賃金は短期的に硬直的であると仮定されおり、労働市場で超過供給(失業)があっても、賃金は下がらないと仮定されているので、「失業」が(長期にわたって)発生することになる。

回答No.1

どこに「矛盾」があるのでしょうか? 通常のマクロ経済学(ケインズ派のマクロモデル)では、賃金(名目賃金)は(短期的には)硬直的と仮定しているので、労働市場で超過供給(失業)があっても、賃金は(少なくとも短期には)下がらない、と仮定している。 あなたのステートメントによく似た、ある財の市場について主張されるつぎのような命題を考えてみましょう。 ・価格が下がると、需要は増加する。 ・需要が増加すると、価格は上がる。 どちらも正しそうに見える命題だが、矛盾を解く「カギ」は2つの命題にある「需要」という言葉にある。二つの、相異なる内容の「需要」という言葉を一つの同じ「需要」という言葉で表しているので、生じる問題です。

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