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なぜそうなるの?
同じ円周の円A、Bが一点を接しています。固定した円Bの周りを円Aが回転して元の位置まできたとき、円Aは2回転? 同じ円周なら1回転なのになぜそうなるのですか? 教えて下さい。
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- kiha181-tubasa
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図がなくて文章だけの説明になりますのでわかりにくいと思いますが,図を描きながら読んでください。 2つの円O,O'が接しているをそれぞれ点A,A'とします。 円O'が円Oの周上を少し転がってO''まで来たとします。 そのとき,2つの円が接している点をB,B'とします。 そして,点Aは点A''まで回転したとします。 ∠AOB=θとすると,孤AB= 孤A''B'だから∠A''O''B'=θとなります。 ここでO''を通り,OO'と平行な直線のO''から見て左に点Lを取ります。 2直線OO'とLO''は平行なので,∠LO''B(=∠LO''O)=θとなります。 これで,最初のO'A'は,回転によってO''A''まで動きましたが,水平方向から見るとその回転量は ∠LO''B'+∠A''O''B'=θ+θ=2θ だけ回転したことになります。固定している円周上で角θだけ回転すると動いている円は水平方向から見て角2θだけ(但し逆回転)するのですね。 従って一回転つまりθ=360°のとき,2θ=720°つまり2回転となるのですね。
- staratras
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次のように考えると分かり易いかもしれません。下の図では、見やすくするために2つの円AとBにそれぞれ時計の文字盤をつけています。円Aは固定した円Bの周りを、時計回りに1→2→3→4→1の順に滑らずに1周します。確かにこの間に円Aは2回転したように見えます。 これが仮に、直線の上を回転させたとすれば、円Aが1回転するのは当然円Aの円周分の長さを進んだときです。円Bと円Aは同じ大きさだから円周も同じで、円Aの円周分の長さだけ進んだのにこの違いはなぜでしょうか。 それはもちろん、直線の上ではなく円周上を転がしたからです。円Bの円周を強引(?)に直線に引き伸ばしてみたのが下の図の右下の部分です。1から3までで、円周上では1回転したように見えますが、直線上では半回転しかしていないことがわかります。円Bが丸いおかげ(?)で1回転したように見えるのです。
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ありがとうございます
- aokii
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円Aは2回転というのは、見た目の回転です。実際には円Aに乗っている人は1回転しかしません。円Aが2回転しているように見えるのは円Bが丸いから、丸いものの上を回っているものを円の外から見ると回転が合わせて2回転に見えるのです。
お礼
ありがとうございます
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