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出光の会社としての損得

創業家の反対を押し切るために1400億円増資をして、この度シェルとの統合成立。今回500億円だけ自社株買いするそうです。 創業家の行動の是非はともかく、すんなり統合に賛成していた場合と比べて出光の株主の損得は結局いくらくらいになるのでしょうか?

みんなの回答

  • tom900
  • ベストアンサー率48% (1239/2537)
回答No.1

直接的な算出は難しいでしょう。 ただ、市場では統合が好感され昨日から出光興産の株式は700円(18.4%)ほど上昇しています。 3カ年累計での最終利益目標5000億円のうち、50%以上を株主還元することは、株主にとって直接的な利益でしょう。 総発行株式数は208,000,000株で12,000,000株を自社株買いするので、196,000,000株になる見込み。よって最低でも3年で2500億が株主に還元されると計算しても一株当たり127円(年42円の増配)の配当が増額されることになります。 これまで配当が100円で利回りが2%台と低かったので、自社株買いと3年間の限定ではありますが、増配になるので株価次第ですが利回りが3%~4%台になりますのでこれも得した部分でしょうね。 総合的に判断して、今後の石油元売り業界の先行きは不明ですが、今回の創業家との合意を得た経営統合は、株主にとっては相当メリットが大きかったと言えるでしょう。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。実はシェル株を持っているのですが、おかげさまでゴンゴン上がっていきます。しかし初めに統合が計画されたころはシェル株は1300円で頭打ちだったので、今になって1800円を超えてみるとこの騒動は何だったのだろうと思います。 すなわち希薄化までして創業家の反対を押し切って、それは出光株主からすればすなわちコストだろうと思ったら、統合相手のシェル株が当初より高いというのはそれだけ出光株に価値があるからだろうと。 シェルと出光の統合比率が関心事ではありますが、それにしても出光の創業家がごねたのが良かったのか悪かったのか知りたいところです。

subarist00
質問者

補足

>196,000,000株になる見込み。よって最低でも3年で2500億が株主に還元されると計算しても一株当たり127円 単純に2500億円を2億株で割ったら一株当たり1250円になるのですが、そういう計算ですか?

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