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絶対収束の証明問題を教えて下さいどれかでも良いです

分からなくて困ってます。全部でなくても全然構いません、お願いいたします。 以下の場合、級数Σanは絶対収束するのを示せ、という問題です。 anとa(n+1)は項です。 (1)|an|≦1/(n^x)、x>1 (2)|a(n+1)/an|≦x<1 (3)|a(n+1)/an|=1-b/n+|c(n)|/n^2、定数b>1、|c|は有界という問題です。 お願いいたします。

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  • jcpmutura
  • ベストアンサー率84% (311/366)
回答No.1

(1) |a(n)|≦1/n^x、x>1 1≦n-1<t<nの時 1/n^x<1/t^x だから 1/n^x<∫_{n-1→n}(1/t^x)dt だからmを自然数とすると Σ_{n=2→m}1/n^x <∫_{1→m}(1/t^x)dt <∫_{1→∞}(1/t^x)dt =[1/{(1-x)t^(x-1)}]_{1→∞} =1/(x-1)+lim_{t→∞}1/{(1-x)t^(x-1)} ↓x>1だからlim_{t→∞}1/{(1-x)t^(x-1)}=0だから =1/(x-1) だから |Σ_{n=1~m}a(n)| ≦Σ_{n=1~m}|a(n)| ≦Σ_{n=1~m}1/n^x <1+1/(x-1) だから Σ_{n=1~m}|a(n)| が収束するから Σ_{n=1~m}a(n) は絶対収束する (2) |a(n+1)/a(n)|≦x<1 Q(n)=[|a(n)|≦|a(1)|x^{n-1}] とする Q(1)=[|a(1)|≦|a(1)|x^{1-1}]は真 ある自然数nに対して Q(n)=[|a(n)|≦|a(1)|x^{n-1}] は真と仮定すると |a(n+1)|≦|a(n)|x≦|a(1)|x^n だから Q(n+1)=[|a(n+1)|≦|a(1)|x^n] も真だから 全自然数nに対して |a(n)|≦|a(1)|x^{n-1} が成り立つ |Σ_{n=1~m}a(n)| ≦Σ_{n=1~m}|a(n)| ≦Σ_{n=1~m}|a(1)|x^{n-1} <Σ_{n=1~∞}|a(1)|x^{n-1} ↓初項|a(1)|、公比x<1、の等比級数は|a(1)|/(1-x)に収束する =|a(1)|/(1-x) だから Σ_{n=1~m}|a(n)| が収束するから Σ_{n=1~m}a(n) は絶対収束する (3) |a(n+1)/a(n)|=1-b/n+|c(n)|/n^2 定数b>1 |c|は有界 b>s>1 とすると n>1 v(n)=1/(n-1)^s とするとテーラーの公式から v(n+1)/v(n)={(n-1)/n}^s={1-(1/n)}^s=1-(s/n)+p(n)/n^2 pは有界 v(n+1)/v(n)-|a(n+1)/a(n)|=(b-s)/n+{p(n)-|c(n)|}/n^2 b-s>0で|p(n)-|c(n)||が有界だから あるK>0が存在して任意の自然数nに対して |p(n)-|c(n)||<Kとなる n_0>K/(b-s)>|p(n)-|c(n)||/(b-s) となる自然数n_0がある n>n_0となる任意の自然数nに対して n>|p(n)-|c(n)||/(b-s) 両辺に(b-s)/n^2をかけると (b-s)/n>|p(n)-|c(n)||/n^2 両辺から|p(n)-|c(n)||/n^2を引くと (b-s)/n-|p(n)-|c(n)||/n^2>0 だから v(n+1)/v(n)-|a(n+1)/a(n)| =(b-s)/n+{p(n)-|c(n)|}/n^2 ≧(b-s)/n-|p(n)-|c(n)||/n^2>0 だから両辺に|a(n+1)/a(n)|を加えると v(n+1)/v(n)>|a(n+1)/a(n)| 両辺に|a(n)|/v(n+1)をかけると |a(n)|/v(n)>|a(n+1)|/v(n+1) |a(n_0+1)|/v(n_0+1)>|a(n_0+2)|/v(n_0+1)>…>|a(n)|/v(n)>… となる |a(n_0+1)|/v(n_0+1)=A とすると m,n>n_0となる任意の自然数m,nに対して |a(n)|/v(n)≦A |a(n)|≦Av(n) だから Σ_{n=1→m}|a(n)| ≦Σ_{n=1→n_0}|a(n)|+AΣ_{n=n_0+1→m}v(n) =Σ_{n=1→n_0}|a(n)|+AΣ_{n=n_0+1→m-1}(1/n^s) ↓(1)から <Σ_{n=1→n_0}|a(n)|+A{1+1/(s-1)} だから Σ_{n=1~m}|a(n)| が収束するから Σ_{n=1~m}a(n) は絶対収束する

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