吐き気！！！

質問

先日、USJのバックツーザフューチャーに乗りました。8人乗りの車に乗り、前面の画像に同期してその車も揺れるんです。（実際には車は動かない。）だから本当に空中を飛んでいる感覚が味わえるのです？そうであれば良かったのですが、私は気持ちが悪くなり吐き気をもよおし、途中で退室しました。その結果、同じグループの方々に迷惑をお掛けいたしました。これはどういう病気なのでしょうか？単なる動揺病でしょうか？どうすれば防げるのでしょうか？トラベルミンなどを内服すればいいのでしょうか？また、そのような事態が生じた場合、どうすればよくなるのでしょうか？できれば、医学的に説明をしていただきたいです。よろしくお願いいたします。

回答No.2

noname#7306 · ベストアンサー

耳鼻科医です。仰るとおり動揺病の一種の症状だと思います。人間の平衡感覚というのは、視覚情報、三半規管・前庭からの内耳情報、それと筋肉の深部知覚情報の三種が統合されて円滑に行われる様に制御されています。これらの情報が均等に中枢に伝われば問題ないのですが、不一致（目の前の風景は動いているのに、体や三半規管は刺激されていない、または、暗闇でのジェットコースターの様に視覚情報は０なのに体の動揺だけ強く現れる等、、）が起こるとめまいを覚えます。

このめまいという感覚にも種類があり、前庭眼反射（実際にその人の目がくるくる回っており、本人は周囲の物が回って見える）、前庭自律神経反射（いわゆる吐き気が起こり、実際に嘔吐する）そして前庭脊髄反射（体がふらつき、真っ直ぐ歩けない、等）の三種類があります。あなたの場合、自律神経反射が強く出たのだと思います。

この種の研究で面白いのは東海大学（だったと思うのですが、、？）の耳鼻科の高橋教授が、左右逆転眼鏡や、上下逆転眼鏡というのを開発し、色々実験しています。これをかけると、自分は右に行ってるつもりなのに風景は左の物が近寄って来たり、頭で考える事と全く逆の事象が眼前に出現するため、混乱しかなり激しい嘔気を来たすそうです。最後には全く自主的に動けなくなるそうです。実験台にされた学生さんも可哀想ですね。

宇宙酔いという物もあり、本来地上にいる人間は内耳が常に下方に引き寄せられる刺激を受け、正常に生活できるのですが、宇宙に行くとこの刺激がなくなるため最初はやはり強烈な吐き気等に襲われるそうです。しかしながら、これが人間の神秘で、しばらく宇宙空間にいると、それがなくなり平衡障害が見られなくなるとの事です。

長々と余談を書いてしまいましたが、あなたの場合三半規管等の平衡感覚を感じる器官が敏感で、吐き気が強く出ているのだと思います。個人差もありますし、先に書きました様に、多少は訓練で慣れるようです。敢えて言えば動揺病でしょうが、誰でも多少はある事ですので気にされる必要はないと思います。それでもご友人に迷惑をかけたくないと思われるのであれば、何回も絶叫マシーンに挑戦して平衡器官を鍛えるのがいいでしょう。

トラベルミン等の酔い止めは基本的に眠気を誘い、その間、末梢および中枢の平衡神経をばかにさせるだけですので根本的な治療にはなりません。

少しはお役に立てたでしょうか？無理をせず、楽しく皆さんとお付き合いできる事を祈念致します。

回答No.1

miumiumiu

ああいう乗り物に乗ると、自律神経がうまく作動せず、脳貧血症状や吐き気が現れるようです。

あと、首や三半規管が弱いとそうなります。

こればっかりは薬でどうこうはならないと思います。

現に、某有名遊園地では「首が悪い人はお乗りにならないように・・・」の注意書きがあったりします。

私は具合が悪くなり耳鼻咽喉科でお世話になりました。
そのとき先生に「乗らないように」と注意されてしまいました。