• ベストアンサー

直噴エンジンについて

直噴エンジンとは、燃費がよくて、高出力でとてもよいエンジンだと聞いたことがあるので、とても興味がありました。 最近直噴ターボというものを聞いて思い出したのですが、各社直噴エンジンって増えているのですか? また増えていないとすれば、何が実際は悪かったのでしょうか?(コスト?耐久性?) 私は燃費に重きを置いているので、次は直噴エンジンの車(中古車)にしようと探しています。 直噴エンジンのことについて、どんな車種があるのかとか、その良し悪しなど、何でも教えてください。 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.7

ご質問者様の仰るように、宣伝では「低燃費で高出力」と謳っていますが、それは常時両立しているわけではなく、燃焼モードを切り替えているだけの事です。低燃費モードの時は低燃費なりの走り、踏み込めば高出力モードに切り替え、とやっています。シリンダー内に直接供給するので、出力制御がしやすいのは利点の一つです。 日産VQ30DDを例にしますと、3リッター自然吸気エンジンとしては高出力です。頂面が凸凹でいかにも回転バランスが悪そうなピストンですが、非常にスムーズです。しかしながら巡航=低燃費モードから追越加速モードに切り替わる際のレスポンスが悪く、もたつきが解消できていません。 トヨタは元来低燃費エンジンが得意でしたが、三菱対抗で造ったリーンバーン(希薄燃焼)D4を、ゼロ・クラウンからストイキバーン(理論空燃比)D4に切り替えました。希薄燃焼時のNOx対策に手を焼かされたのが一因と思われます。 最初に出たのが三菱GDIですが、中古で探されるなら避けた方が無難です。シリンダー内やインジェクタ、排気触媒等にスス状の燃えカスが溜まりトラブルを起こす事例が多くあります。ガソリンの気化が間に合わず、水滴状のまま点火されるために不完全燃焼に近い状態になったものらしく、燃費一点張りで希薄燃焼を使った副作用でしょう。普通に燃やしても、多少のカーボンなどは出ますけれども。 将来的な維持管理では、やはり高圧ポンプ~燃料系がネックになります。メーカーにより異なりますが、800~1500気圧に加圧する部分が出ます。海外ではようやくアウディ・VWが直噴を採用しましたが、メーカーの政策(コスト要件や新技術、財政等)によっていきなり消滅するような事もあります。現に三菱は高コストゆえにGDIを諦めました。あまり積極的にお勧めは出来ない状況ですね。

tacasi
質問者

お礼

とても理論的で分かりやすいご回答ありがとうございました。直噴にするのはもうちょっと待ってみます。

その他の回答 (6)

  • adjective
  • ベストアンサー率17% (241/1356)
回答No.6

コストで言えば、燃料ポンプや触媒に高価なものを使わなくてはいけません。 なのであまりメーカーにとってお徳ではなかったようです。なので数は増えていかない・・・。 直噴では走り方によっては燃費はよくなります。 アクセル操作の荒い人が乗ってもそんなに効果は出ません。実際アクセル操作の荒い人がほとんどなので、世の中では燃費のよくなった人はあまりいないでしょう。 まず運転の仕方を変える必要がまずあります。 でメーカーも苦情が多かったんではないかと思いますね。 燃費が思ったほどよくないと、でも乗り方にもよるんですけど、メーカーは強くいえなかったのではないかと思います。 ヨーロッパ車も遅ればせながら直噴エンジンが出始めています。直噴のよさで、特にレスポンスの良さとポンピングロスの少なさに注目して開発してありますので、なかなかフィーリングはいいようです。 日本のエンジンはちょっと欲張りすぎて、悪いところもでているように思います。 まあもう少し開発が進めば、日本のエンジンもまた変わってくると思います。 なのでこれからに期待です。

tacasi
質問者

お礼

なるほど。走り方がポイントだったんですか。燃費の問題は結構そこが大事になるみたいですね。メーカーもアクセル操作まではあれこれいえないですものね。 ご回答有難うございました。

  • R_Myte
  • ベストアンサー率26% (154/571)
回答No.5

マイナーチェンジ前のウィングロードに乗っています。 エンジンは、NeoDiと言う直噴エンジンです。 直噴エンジンの一番の問題点は、やはり排ガス規制への対応まで考えると、 普通のガゾリンエンジンに比べてアドバンテージが高くないことです。 また、エンジンの特性がディーゼルに近くなるので、加速や、吹け上がりが 悪いです。 あと、整備性も普通のガソリンエンジンに比べるとよくないので、トータル的な 面でメーカとしてのコストが掛かる割りにメリットが無いのだと思います。

tacasi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。色々普通のエンジンにはない欠点もあるみたいなので、直噴へのこだわりをすてて、広く探してみたいと思います。

  • ichi-pei
  • ベストアンサー率45% (317/702)
回答No.4

出回り始めた頃の直噴エンジンのクルマ数台に乗る機会がありましたが、 どれも関心できませんでした。 というのは、アクセルの反応が素直でなくて、変な例え方になりますが、 「水道の蛇口をゴムひもで開け閉めしているような感じ」なのです。 いちばん不快に思ったのは、アクセルを離して、ほんの少しだけ踏むと 反応に遅れがあって、しかも強く踏むと一瞬ノッキングしたような 「カッ!」という音が出てしまいます。 あと、エンジンの始動&停止でショックが強いですね。 やっぱりディーゼルすれすれの動作だからでしょうか? ちなみにシーマの直噴も同じ傾向がありました、が、現行のエンジンは 直噴ではなくなったようです。 という事で、どうしても直噴エンジンのクルマに乗られたいのであれば、 できるだけ新しい車種をお勧めします。私としては。

tacasi
質問者

お礼

なるほど、各メーカとも直噴でないタイプに戻っている傾向があるのですね。直噴のよい点があまりユーザーには受けがよくなかったということでしょうか。有難うございました。

  • hkhkhk
  • ベストアンサー率43% (144/333)
回答No.3

こんにちは 直噴エンジンは超希薄燃焼を可能とし、燃費向上・CO2排出量低減を実現しているエンジンですね。 ただし、反面 NOx等の汚染物質は多くなる傾向にあります。 最近の直噴エンジンでは、燃料噴射の制御や、高性能な触媒で改善されているようですが、初期の 直噴エンジン(GDI等)では、通常のエンジンよりも実際に排気ガスの濃度は高いようです。 また、実際のユーザーに聞くと、燃費向上の効果もほとんどないような事をよく聞きますし、シリ ンダー内に直接燃料を噴射する直噴エンジンでは、ガス欠を繰り返すと、インジェクター先端ノズ ルの潤滑が失われノズルを焼き付かせてしまうことがあるようです。 私の主観としては、現行で販売されているような排ガスの綺麗な直噴であれば良いが、古いタイプ の直噴エンジンであれば、逆効果のように感じております。 ちなみに本田でも直噴は作ってますよ。 http://www.honda.co.jp/tech/auto/engine/20i-vtec/

tacasi
質問者

お礼

詳しい説明有難うございました。直噴のよさが実際はあまりないようですので、安定している混合気タイプエンジンにしようかと思っています。

  • noriyukee
  • ベストアンサー率13% (11/80)
回答No.2

直噴エンジンを最初に大量生産市販化したのは三菱でしたね。 大排気量でもパワーと燃費が両立とゆうふれこみでのGDIエンジンでした。 乗用車全車GDI化したらしいのですが、今は普通のエンジンに戻しています。 思ったより高燃費にならない割にコストがかかったのでは!? トヨタは大排気量車をD4とゆう名称で直噴化しているようです。 VVT-iと相乗効果で高燃費高出力の両立に成功しているようです。さすがトヨタですね。 燃費の良さで言えば、直噴化の市販化がはしりのころのリーンバーンエンジン(稀薄燃焼)が良いのでは? マツダが有名でした。ミラーサイクルエンジンとかの名称で…。 結論を言えば、直噴にこだわるならトヨタ。燃費の良さならホンダ(直噴じゃないけど)じゃないでしょうか。 最近の車は普通で高燃費だと思いますよ。

tacasi
質問者

お礼

なるほど、直噴もいろいろ難があるのですね。直噴にこだわるのは止めにして広くさがしてみたいと思います。アドバイス有難うございました。

noname#7359
noname#7359
回答No.1

直噴エンジンは環境的に難が有る様な事を聞いた事があります。そのうちに専門の方が答えられると思いますのでつなぎとして。

tacasi
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございました。環境にやさしいというエンジンが実際は環境にやさしくないことがわかってきたということでしょうか。なるほどそれであまり宣伝をきかなくなったのですね。有難うございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう