インドの奴隷制度とカースト制度の関係は？
- インドにはイギリス植民地化前から奴隷制度が存在した。
- イギリス人がインドに上陸した際、現地で人間が商品として買われていた。
- イギリス人の奴隷貿易によりカースト制度のような奴隷身分が生まれた。
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インドってイギリスに植民地化されてカースト制度の奴
インドってイギリスに植民地化されてカースト制度の奴隷が生まれたのではなく、イギリスが植民地化する前からインドには奴隷制度があった？ 南インドを統一したマムルーク王朝は奴隷軍が勝利して誕生した王国だそうです。 要するに国王は奴隷軍の大将で王様も元は奴隷だった。 ということはイギリス人がインドに上陸したら、そこには奴隷制度が存在していて、イギリス人が無理矢理インド人を奴隷化してカースト制が生まれたっていう話じゃないんですね。 イギリス人はインドに奴隷が存在していて奴隷は金銭で買えることを知った。で奴隷を買って帰った。 イギリスの奴隷貿易ってイギリス人が無理矢理一般市民を連れ去って奴隷にして売却してたビジネスじゃなくて現地にあった商品が人間だったって話なんですね。 イギリス人がインド人を奴隷にして売買して奴隷貿易というビジネスモデルが出来て、そこからカースト制度みたいな奴隷という身分が生まれたのだと思っていました。 この認識はあってますか？
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えーとまず多くの人が誤解してるのですが、世界史で奴隷という場合多くの場合は身分です。インドでも奴隷はカースト・・・つまり身分のひとつであって、ことさらに売買してるわけではありません。 身分としてのカースト制度は紀元前13世紀頃からあったらしいです。 イギリスが奴隷を捕まえ売買してたのは主にアフリカで奴隷を捕まえ新大陸アメリカで売買していました。インド奴隷を売買していたという話は知りません。 その後アメリカで奴隷の権利がどんどん奪われ、家畜以下の商品扱いされたわけです。 なおこのアフリカで捕まえた奴隷も、アフリカ人同士の部族対立でお互い殺しあってたものを、イギリス人が一方に武器を与える代わりに相手を生け捕りにして連れてこさせたものです。 歴史の言葉で奴隷という言葉を使う場合、多くの場合は土地を持たない最下層の身分のひとつであり、現在のイメージのアメリカ奴隷と違う点を気をつけないといけません。
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