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小泉元首相が怪気炎を上げる!原発に関して何が言われているのか?
- テレビで小泉元首相が怪気炎を上げて原発に関して発言しています。
- 新潟の地震被害から原発の安全性についての意識が高まっています。
- 小泉元首相の発言が物議を醸しています。
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小泉元総理の原発の話題は、原発がどうのこうのというより、息子の小泉進次郎衆院議員を自民党総裁(総理)へと押し上げるためのストーリーにおける局面のひとつです。 重要な点として、小泉元総理は、東日本大震災時の原発事故への対応を、当時の民主党にも政治的責任があったと指摘していないことです。むしろ行政では如何ともし難い状況であったことを物語るように、民間経営である電力会社に責任を求めています。 一見すると小泉元総理は政治的な思惑は関係ないように感じられ、自身の脱原発に関する持論を展開する文化人を装っているのですが、これもストーリーの中の伏線です。 小泉元総理よりも、まず、息子の小泉進次郎議員が、自民党内でも表面上は少数派となる脱原発志向を強く持っています。しかし小泉進次郎議員が脱原発を提唱し続ければ、党内での立場が困難なものとなってしまいます。 しかし、実際のところ原発推進派を標榜する議員は自民党内でもそれほど多くなく「党の方針が原発推進だからとりあえず推進派ということにしておこう」という同調圧力を感じた様子見的態度の議員が多数であり、世論が脱原発に大きく傾けばそちらに移行することも容易な状態です。 対して、野党は憲法改正などの政治的課題にはそれぞれにバラバラの態度を示しているものの、原発に関してはほぼ一致して脱原発という姿勢を取っています。 自民党(安倍政権)の支持は多数派とはいえ、野党勢力の薄弱さゆえに相対的に政権を維持しているに過ぎず、非常に不安定な状況と言えます。おそらく数カ月のうちに政権が崩れる可能性が大きくなってきました。 自民党内部で脱原発を掲げることは、結果的には自民党内部を分裂させることになり自民党はますます弱体化し、このことに現在の様々なミスも加わり、安倍政権は衆院解散をさせざるをえなくなるでしょう。 政治的に一貫したマニフェストを掲げられない状態で準備不足のまま解散した自民党は、憲法に関連した政策を掲げるしかできません。 対して野党は、脱原発を軸とすれば、少子化の問題も子供の安心・安全に置き換えられますし、憲法を論点にしてもISなどの目立ったテロリストが瓦解した今、国民の国際情勢に対する関心が薄れつつあり、このことで移民の問題についても躱すことができてしまいます。 結果として、自然災害に対応する政治的指針が多くの有権者の関心を呼ぶので、前回選挙の反省も加わり、解散総選挙では脱原発を中心軸に共同戦線を張ることのできる野党が勝利するでしょう。 自民党は単独過半数を維持できないか、最悪は第1党のポジションを空け渡す形となり現在の野党の連立政権となる可能性が高いと考えられます。 このことで、政権と世論に押される形で、自民党も脱原発という姿勢を取らざるをえない形となります。 現在の野党が連立政権を取るような形となれば、以前に民主党が政権を握った際と同じように、この時とばかりに急進的な法整備を行おうとするでしょう。また、おそらく脱原発についての代替的なエネルギー関連の政策や移民や少子高齢化の政策、また憲法に関することなども、世論の期待を裏切るかのようなゆがみのある政策や法案を次々と掲げようとするでしょう。 このことで1年と持たずに連立政権は自滅します。 この時、世論は脱原発であってほしいが連立政権の掲げたゆがみは嫌だ...という風潮にあり、このタイミングで自民党は、予てから党内の少数派意見でありながら脱原発を提唱し続けてきた小泉進次郎議員を旗印に選挙戦を行うこととなります。 おそらく結果は大勝という形となり、盤石な支持率を得て小泉進次郎政権が誕生するでしょう。そして連立政権によるひずみを尻拭いするかのように補正するだけで、小泉進次郎総理の政治的手腕は高く評価されるようになるのです。 なお、この選挙戦までの間に、おそらく小泉進次郎議員は結婚を果たします。 言ってしまえば自民党が政権を握る責務から離れた野党という立場の時間を利用し、後の子育て等の政策にも必然性をもたらせるよう政略的なものも含めて結婚を果たす可能性が高いと思われます。おそらく育児休暇の取得などもし、議員個人として若者~同年代前後までの支持者を増やすことが期待できます。 小泉元総理の政治的哲学はさまざまでしょうけれど、劇場的かつ扇動的な志向性がその根幹にあるでしょう。 息子の小泉進次郎議員が総理となりその政治手腕を評価されれば、自ずと父であり元総理の自身の評価も上がるものです(日本ってそういう風潮がある国ですから)。 そのためにはいかにして進次郎議員にセンセーショナルな総理デビューをさせるかが課題であり、また、面倒な問題は現在の野党側に政権を明け渡して法整備を推進していってもらい、そのひずみを「ちょっとだけマシにする」ように修正する後片付け的な感覚で行えば、進次郎議員の政治的キャリアを傷つけることなく、重要な政策を実現させることができるのです。 面倒なところは他人に責任を転嫁して議論を煽り、おいしいところだけは最後に掠めとる、というのが小泉元総理の政治手法なのでしょう。
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- malaytrace
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>原発の総合的安全評価は実は世界最高レベルじゃなくて、それより低いんだってさ。 >避難計画とか、テロ対策とかが原因だって。 スイスは安全な原発をつくろうとして、全電源喪失の想定をした。日本にも対策を勧めたが、「起こらないから大丈夫」という返事だった。 と、確かNHKの番組でやってましたね。 ロサンゼルス地震で高速道路の橋桁が落下した時も「日本では起こらない」と言ってました。 小泉元総理は嫌いですが、日本は技術過信に陥りやすく、また世界有数の自然災害を受けやすい国土であるというのを甘く見ています。ブームに乗りやすく、忘れやすい民族性なんでしょうね。 ところで、この日本であれほど政府が原発を推進したのは何故なんでしょうか。「原子力」といえば簡単に予算が降りるんですから。いろいろ貰えるし、無料の見学ツアーとかもあったようですね。 日本には本当はメリットがあまり無いと思うんですよ。地熱とか中小水力の方がいい。 私が思うには、現実的には使い途の無い「原爆」の技術維持と正当化のために推進されてきたのではないかと。すでに退潮傾向であった米国の原子力企業を東芝が買う(政治的に買うよう仕向けられたに違い無い)なんておかしいでしょ? どう考えても明らかにおかしい(専制的でも世俗派のフセイン政権が原理主義テロ組織と絡んでるとか因縁つけて戦争始める等)ことは何か裏があります。逆にいえば裏が見えすぎるんですよね。知識がある者なら明らかに愚かな行為であることをあえてやっている。その目的は何かと。裏の裏があるようです。そこまで考えないと。
お礼
日本に原子力発電所を建設した当初は冷戦時代の国際的戦争の懸念に組み込まれて、国際的に承認された模様だね。 え~とっ、太陽光発電の経済効率は幻想だよ。 あれは有効活用するなら、通常は売電で長期的採算を維持しながら、本来の目的を、ライフライン寸断時の緊急電源と規定するなら納得できる。 どういうことかというとね、大震災も冬だったし、今期の寒波も全国的に影響があった。このようなライフラインの危機に電源確保をすると、生存余地が確保可能なんだ。 例えば、緊急電源用として、大きな病院の周辺の民家の屋根に、公的資金貸付も踏まえてソーラーパネルを設置してもらって、平常は売電で貸付金を返済し、緊急時に病院の電力を集約させて、きわめて重要な生存余地を確保するとかだ。 避難所周辺も当てはまる。 それと必要なのは水源だけど、降雪地帯には消雪パイプというのがあって、融雪用に300メートルおきくらいに井戸が掘ってあるんだ。 全国の避難所にも井戸を掘って、緊急時に手動で水をくみ上げる設備を設置するだけでよかったりするよ。 きこきこ手動でくみ上げる100年くらい前の井戸も私の周辺では見かけるしね。
- ノーバン(@nobound)
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サンデーモーニングでやっていましたが、福島原発の事故時、消防車で原子炉に注水したけど、途中の配管から別のルートに流れ込んでしまい、圧力容器に水が充分届かなかったため、メルトダウンが進んでしまったというのを聞いて、「素人か!」と思いました。 水位が上がらないのを見て、その事にその場で気づく人間はいなかったのか?判断のミスはとんでもない結末を生む典型ですね。(と思います。) 安全、安全って、アメリカのようなテロ対策はどうなのか、まだまだ不安です。まあこれが、政治の責任か電力会社の責任かはよくわかりませんが、大きな地震の後、近くの原発がどうなのかはずっと不安です。地震大国で捨て場がない。不安だらけですが、すごい放射量のデブリを調査するロボットだけが、放射能に勝てる唯一な気がします。AIはこういう所にこそ生かせないのか?
お礼
あなたの証言は原発の構造を熟知した専門家が当時現場に不足していたということだね。 ニワトリ東京みたいな気づかいは余計だよ。 私も想定範囲内でも危機圏に在住した経験者だから、当事者は自らの生存のための選択と行動はきわめて正確だ。それは家族や隣人とお互いの生存のために手に手を取り合ってだ。 放射能での死者は果たしていたんだろうか、避難の混乱で悲劇は確かにあった模様だけどね。
お礼
政治に詳しいんだね。 専門的で興味深いよ。 小泉が世論をかく乱させるような扇動をしているのは察していたけど、シナリオについて、あなたの読みは面白い。 原発が金になるといえば、原発で金を稼ぐ人々が羨望交じりに嫌われるけど、実際経済全体の基盤として原発廃止はありえないんじゃないかな。 例えば新幹線すらも電力不足で運航停止がありうるくらいの30年ほど前の生活への後退とかを自覚して脱原発を支持する覚悟がある人はいるのだろうか? なんとなくというヤツは所詮そんなもんだろう。 こんなはずじゃなかったと、また争いだ。