- 締切済み
SUS316L類似材料とは?
- SUS316L材料とは、磁性がなく固有化熱処理を行い製品になる特性を持つ材料です。
- しかし工程数が増えてしまうため、材質の変更を提案したい場合、SUS316Lの類似材料を考える必要があります。
- SUS316L材料の類似材料としては、磁性がなく類似の材質を探す必要があります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
貴殿の質問記載内容と併行して、 ? SUS316Lは、元々非磁性体なので、購入元に説明し、非磁性体仕様を入手する ? 加工等を工夫し、加工誘起マルテンサイト変態が発生しないようにする 加工時間をのばすと、コストアップに成るので、仕上げ加工を工夫しなんとかする 結局、材料変更に因るコストアップと、加工時間が増えることに因るコストアップと、 固有化熱処理を行なったことに因るコストアップの何れがメリットがあり、実現性があるか? 只、持ち出すお金を抑えるだけなら、加工時間が増えることに因るコストアップが有利 を確認してみてください。
JISに規定された材質ではありませんが、NSSC 130Mという材料があるようです。 非磁性ステンレス鋼(305M) http://www.tokkin.co.jp/materials/stainless_steel/nonmagnetic 追記は、回答(1)さんと同じ内容でした。後出しで失礼しました。 http://www.taiyoukinzoku.co.jp/guide/stainless SUS310S・SUS309S:高級耐熱鋼と分類されているようですが SUS316よりも磁性を帯びにくい性質のようです。 価格は、SUS316よりも間違いなく高価と思います。 是々非々でご判断下さるようにお願いします。
お礼
材料金額や入手性も視野にいれて考えてみます。 ありがとうございます。
代替材料の提案というのは、その用途や基の材料を選定した理由が分からないと難しいと思います。 つまりなぜSUS316が必要なのか。その背景が情報として必要でしょう。 単にSUS316Lよりも非磁性の高い材料というので良いのでしたら SUS305M http://www.tokkin.co.jp/materials/stainless_steel/nonmagnetic などが挙げられますが、それで目的に適うのかは分かりません。 SUS316Lを選定している時点で耐食性などが必要なのだとは思いますが それも何に対しての耐食性が必要なのでしょうか。 あるいは別の理由からでしょうか。 仮に材料時点で非磁性であっても加工誘起変態によっても磁性を帯びてしまう わけですから、成分が近くて尚且つ磁性が少ないというのは、 これもまた難しい問題のように思います。 書き忘れましたが、材料の入手性やコストの面も考慮する必要はあるでしょう。 いくら性能を満たしても流通していなかったり、 高価すぎて工程削減の意味が無ければ、絵に描いた餅なので。 なので材料もどのようなサイズで欲しいのかの情報もあると良いと思います。 またステンレス以外の材料というのも場合によってはあるかも知れませんが その点は如何でしょうか?
お礼
ありがとうございます。 高価すぎではメリットが出ないので、熱処理のほうが良くなりますね。 調査してみます。
お礼
材料、加工時間、固有化熱処理でのコストアップのメリット・デメリットを調査し、進めてみます。