SUS440Cの錆びについての疑問

このQ&Aのポイント
  • SUS440Cを機械加工及び焼入・焼モドシをして作った部品の中には錆びるものと錆びないものがあります。
  • 加工メーカの違いで錆びの有無が変わる可能性がありますが、ミルシートで成分を確認することはできません。
  • 熱処理をするかしないかの違いや、熱処理をした場合の違いについて知りたいです。
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SUS440Cの錆び

SUS440Cを機械加工及び焼入・焼モドシをして部品を作ったのですが、錆びる部品と錆びない部品ができてしまいました。錆びる部品と錆びない部品の製作上の違いは加工メーカが違うのみで、材料の入手経路は同じです。 加工工程の違いで錆びたり錆びなかったりすることがあるのでしょうか。 ミルシートで成分を確認することは今となってはできません。加工メーカの違いで錆びの有無が変わることがあるのでしょうか。 使用環境や脱脂洗浄の方法は全て同じで、使用条件による違いは考えられません。 熱処理をする、しないの違いや、熱処理をした場合にどのような違いが出るか分かる方、教えて下さい。

noname#230358
noname#230358
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

マルテンサイト系ステンレスはステンレスといっても比較的、錆が発生しやすい材料です。 特に、440Cは硬度を高くするため炭素量が高いので 防食のCrが炭素と反応してその効果が減少するため 錆が発生しやすくなります。 もし、明らかに素材差があるのであれば、 規格範囲内でも成分値に差があるのではないでしょうか。特に、炭素量が多く、Cr量の少ない材料の方がさびやすいので、ミルシート等で確認してみてください。

noname#230358
質問者

お礼

大阪の虎吉さん、ありがとうございます。 既にミルシートを取り寄せようとはしたのですが、半年近く前に材料手配をしたもので、その当時にミルシートを要求していなかったため、今となってはもう確認ができません。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

参考になるかどうかわかりませんが経験的なことで同一材料であっても熱処理方法が違うと耐食性が極端に変化する場合があります。 真空焼入と高周波焼入れでその後の耐食性が変わることもあります。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

参考程度とお受け取りください。 ?表面租度はどちらも同じでしょうか?  フルバック加工面はエンドミル加工面より錆がきにくい。 ?熱処理の差は考えられませんか。  熱処理の仕方によって,表面組織が違って来ることも考えられるのですが?  この点は処理屋さんにお聞きになると良いと思います。 ご確認ください。 以上参考まで・・・。

noname#230358
質問者

お礼

ok_engさんありがとうございます。 表面粗さについては研磨面もフライス加工面もありましたが、その違いではなさそうです。 熱処理につきましては熱処理業者が違ったため違いがありそうです。

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