ラックピニオンの代替時の、チェーンの伸びについて
- ラックピニオンの代替時にチェーンの伸びが起こる原因を調査します。
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- チェーンの伸びには軸の摩耗と駆動力の強さが関係しています。
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ラックピニオンの代替時の、チェーンの伸びについて
搬送機が20mほどの距離を往行するのに、従来は搬送機にピニオンギアを取り付け、ラックギアをレールと平行に取り付け、20mの間でいくつかの個所で止まるときのスリップ防止機能を持たせていました。 しかしながら、最近はコスト重視の観点から、ピニオンギアの代わりにスプロケットを取り付け、ラックギアの代わりにチェーンを取り付けることも検討し、実際一度採用したことがあります。 そのときに、半年ほどでチェーンが伸びて、機能を果たさなり、テンションを張る作業を要しました。 ここで気になったのが、チェーンは伸びるといいますが、実際は各リンクの 軸の部分が摩耗して、寸法的にすり減ってガタガタになるから、伸びているように見えることと認識しております。そうなると、今回の使用方法のように、チェーンを直線的に取り付けた場合は、何か別の要因があるのではないかと 思い質問致します。 巻き上げなどの場合は、ブッシュが回転してる時間が長いが、__○___ のような使い方(アンダーバーがチェーン・○はスプロケット)では、 さほど軸がすり減るようなことがないのではと思いましたが、 ?それはやはり軸がすり減っているから伸びているということになるのでしょうか? ?また、スプロケットからチェーン部にかかる駆動力が強いと摩耗も早いのでしょうか? ※ちなみに A,搬送機の車輪とスプロケットのPCDは合わしています。 B,チェーンは#80の一般的な鉄のものです。 C,チェーンにかかる初期駆動力は30kgくらい? D,往行中にチェーンにかかる駆動力は10kgもないと思います。 E,車輪は4輪あり蛇行防止も付いております。 F,スプロケットは4輪のうち、1か所です。 よろしくお願い致します。
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やってることは チェンコンと同じ(チェーン側から見た時) 伸び宿命なので オートテンション等は必要になります
チェーンの使い方として、興味深い手法だなと思いながら読みました。 成る程ね、専用のものもあるが、普通の奴でも使えるかな・・。 さて、チェーンには「初期伸び」があります。 これは意外にも、大きな荷重でなくても伸びる性質のものです。 これと製造上の誤差を加えて、全長の最大5%とされています。 この初期伸びが過ぎると、摩耗による伸びは僅かになり、 使用限度が近づくにつれて、伸びが増加し易くなります。 (バスタブ曲線を描きます。) 初めの5%も含め、1.5%の伸びに達した時点で使用限度です。 半年でチェーン張りが必要だったとの事ですが、 この初期伸びに対する対策や調整範囲を設けておく事は、 使い方のイロハだと考えます。 以下、余談。 使用期間中の1%伸びで使用限度とは、早いような気がしますが、 例えば、自転車のチェーンは100リンクほどありますが、 1ピッチ分の伸び=12.7ミリ が生じた時点で御臨終です。 実際に使用限度まで伸びたチェーンを手にすると、 よくもまぁ、こんなにクタクタになるまでと、怖くなります。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 少し伸びただけでも結構だるんだるんになるものなのですねえ。
私は長い搬送には↓URLの台車けん引駆動しか使った経験があるがピンギヤ駆動 ではごく短い搬送しか使ったことがないのですが、メーカーカタログには専用 のスプロケットがある様子。どのようなメカニズムかはメーカーに聞いた方が 的確だろうが現実に摩耗して伸びるのはココラにあるのかも知れませんね あと錆の発生があるとより摩耗が進むからチェーン伸びに繋がる要素になると 思います。それに固定したチェーンには、ゴミなどが入り易く抜け難い構造に なるだろうからこれも原因かも知れない。何れにせよ摩耗したチェーンやその スプロケットを観察することが何よりも原因究明の手掛かりに最も近いだろう
お礼
ご回答、ありがとうございました。 錆やゴミがあると伸びが速くなるということなのですねえ。
>?それはやはり軸がすり減っているから伸びているということになるので しょうか? チェーンの緩みは、スプロケットの歯とローラの摩耗により、中心径が細り 有効長が相対的に長くなることが原因です。実際の伸びはさほど大きくない と思います。 >?また、スプロケットからチェーン部にかかる駆動力が強いと摩耗も早い のでしょうか? 摺動面の摩耗はその距離と圧力や速度に依存します。駆動力が強いと面圧が 高くなり摩耗も早いと考えられます。 以下参考です。 http://kissnon.ram.ne.jp/kou/chain.html
お礼
ご回答、ありがとうございました。 面圧が高いのも伸びが速くなる原因なのですねえ。
> ?それはやはり軸がすり減っているから伸びているということになるのでしょうか? チェーンの軸とリンクが回転方向に動くことがないので、摩耗は非常に少ないです。 > ?また、スプロケットからチェーン部にかかる駆動力が強いと摩耗も早いのでしょうか? 同じだと思います。 使用例は、ネットにも掲載されています。 詳細な使用方法や使用上の注意点は、例えばTSUBAKIさんのカタログを確認するか、 問い合わせをした方が賢明と考えます。 チェーンの軸とリンクが回転方向に動くことがないので、 ↓ 訂正 チェーンのピンとリンクが回転方向に動くことがないので、 が判り易いかな (*^_^*)。 チェーンの初期伸びは、通常の使用方法で、ピンとリンクが回転方向で擦れ合い摩耗することで、 発生をします。 初期伸びが終わると、後は徐々に伸びます。 これは、リンクの軸受とピンの軸が、…となるからで、詳しくはTSUBAKIさんに聞いてください。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 参考にさせていただきます。
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ご回答、ありがとうございました。